10月27日読書会サロン「サードドア」アレックス・バナヤン著

こんにちは、そもんずです。

今回は、「サードドア」アレックス・バヤナン著をとりあげたいと思います。

<要約>
サードドアとはいわば「成功への抜け道」です。

著書はビル・ゲイツを始めとする数々の有名人にインタビューをするためにメールを送ったり、知り合いに紹介を頼んだりともともと医学生だった著書がクイズ番組に優勝して、その商品を売却し資金にしてスーパーセレブ達へのインタビューにたどり着きます。

しかし、なぜ普通の医学生がスーパーセレブにまでたどり着くことができたのでしょうか。

ビルゲイツは、OSを作った時にIBMに卸売りが出来てから、彼の成功が始まりました。

そしてビル・ゲイツやスティーブン・スピルバーグなど成功した人には「サードドア」を開けているという共通点を見出しました。

著書には閉口への扉をナイトクラブの扉と例えて以下のように表現しています。

ファーストドア:
正面入り口だ。長い行列が弧を描いて続き、入れるかどうか
気をもみながら、99%の人がそこに並ぶ。

セカンドドア:
VIP専用入り口だ。億万長者、セレブ、名家に生まれた人だけが
利用できる。

それから、いつだってそこにあるのに、
誰も教えてくれないドアがある。
サードドアだ。
(「サードドア」より引用)

本書から「サードドア」の開け方の工夫として「行列から飛び出す、裏道を駆け抜ける、インサイトマンを探せ」などと表現されていますが、今回は以下の問いを用いて読書会なりの言葉でサードドアを深堀していきたいと思います。

以下は著者が本書の中でサードドアを開けるために導いたパターンと物語に沿った事象です。問いを考える時のヒントにしてください。

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①行列から飛び出す・・・多くの人がやってる事から抜ける。著者の場合は期末試験の勉強(行列)を抜け出して「プライス・イズ・ライト」に出場し、見事に優勝し、スーパーセレブに会うための資金を著者は手に入れる。

②裏道を駆け抜ける・・・正面入り口から入るのではなく、関係者入り口から入るなど正面入口以外の入口を探す。著者はメールの書き方について詳しい人から教えてもらう、など。スティーブン・スピルバーグに会うためにイベント関係者に会場内に入れてもらう。(通常は映画学部出口で著者はスティーブン・スピルバーグに声をかけることができた、など)

③インサイトマンを探せ・・・ミッションの近くにいる人物に近づく。スーパーセレブに会うためにその関係者を探し、コネクションを作ること。そのことにより著者はインタビューを実現させた。(具体的にはスーパーセレブを集めたイベントの主催会社のCEOエリオット・ビズノーにメールを送り会いに行くことから始まる)

④ぬかるみを歩く・・・ミッションを叶えるために他の誘惑にも負けず、ミッションという軸をぶらさない。諦めない。カーネルサンダースがKFCを立ち上げた時に1009回も断られたように、粘り強く、諦めずにチャレンジする。(バフェットに会うためにバフェットの秘書にお花を送ったりと、交渉の手法や内容も工夫している)

<質問>
①あなたはサードドアを開けたことがありますか?それはどのようなことでしょう?

②著者が辿ったステップ以外にサードドアに必要な条件はありますか?それはなんでしょう?

③サードドアは「ズルくない」が必要定義です。「ズルい」の定義として犯罪、法律を犯す以外に思い当たるものはあるのでしょうか?また、「ズルい、ズルくない」のボーダーラインは犯罪、法律のみなのでしょうか?

④バヤナンさんのように、あなたにはミッションはありますか?また、サードドア を開けるどのパターンを使いますか?(ご自身の状況を照らし合わせて)自分なら具体的にどの様にサードドア を開けますか?

⑤(ご自身の状況を照らし合わせて)自分なら具体的にどの様にサードドア を開けますか?

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