読書会:8月25日22時「親子ゼニ問答」 森永康平

こんにちは、そもんずです。
今回は、森永康平著「親子ゼニ問答」を取り上げたいと思います。

■要約
資本主義・自由主義の康平氏とマルクス主義の卓郎氏の対立構図が興味深い一冊。
「お金」の教育が人気になって久しいが、ハウツーだけで短期な儲けを教えるものではなく、経済学と会計をベースとして「お金」について学ぶことの重要性を著者は主張する。

お金を稼ぐ、使う、貯める、投資するを学ぶには、以下のような様々な機会を通じて、教えることができる。お金は寂しがり屋の特性があるから、効果的に使い、貯め、投資することはさらに重要になり、家庭の中でも実践すると良いだろう。

・クレジット・ローン:図書館
・ポートフォリオ:宝物箱
・会計:フリーマーケット、
・為替:異国で暮らす
・使う、貯めるの意思決定:おこづかい

■問い
①金融教育を受けずに育った社会人が、資産形成をするために学ぶべきことは何だと思いますか?どのような方法がよいと思いますか?【ことのは】

②お金は働いて稼ぐべきか?それともお金にお金を稼がせても良いか?【そもんず】

③自分が子どものときに金融教育を受けたか?受けていたら、それはどのような内容か?【森永】

④いま子どもがいる方は金融教育をしているか?しているとしたら、どのような内容か?【森永】

⑤日本に留まり続けることを前提に、既存の日本の社会保障制度や税制優遇制度をベースに将来を考えるだけで十分なのか?【悠斗】

⑥あなたの子供(いると仮定して)が誕生日でもクリスマスでもないのに欲しいものがあるといいます。それがないとクラスメイトに仲間はずれにされるそうです。あなたはどうしますか?その理由はなんでしょうか?【白井】

⑦(親戚のようにあしらえない)1親等の経済観念が、自分と合わないときどう折り合いをつけますか?【しんの】

■時間があれば議論
①会社は誰のものか?【そもんず】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48745980Q9A820C1000000/

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