男性育休取得者としての雑記メモ FINAL

第2子出生に伴う13週間の育児休暇も、残り1週間。


上の子が「赤ちゃん返り」で保育園に行かなくなったり、床上げ直後に妻が咽頭炎と乳腺炎を連続罹患したり、台風19号で家族全員避難したりと、実にいろいろなことがありました。


育休期間中は、私なりにテキパキと家事をこなしていました。その結果、妻からは「パパの家事力はすごく上がったね」「パパほどのイクメンはいないよ」「パパのすごさが分かった」というお言葉をいただけました。育休は大成功だったと言って良いのではないでしょうか!!!


どのような場でも、それなりには成果を出せる自信が私にはあります。たとえそれが「主夫」という場であっても。この育休ではそれを証明できたような気がします。


振り返ってみると、育休を取ったきっかけは下記2点でした。
・実家の事情で、里帰り出産ができないことが確定していた。
・私と同じ会社に勤めている、妻の大学の同級生の男性が、以前2ヶ月の育休を取っていたので、「私の会社は男性でも育休を取れる」ということを妻が知っていた。


私は常識的感覚に弱いところがあり、あまり深いことを気にしないまま育休に入りました。「男性の育休取得」が世の中にとって大変なことだというのを知ったのは、むしろ育休に入ってからでした。育休に関する記事を読むようになり、苦労されている世の中の皆さんの記事を読みながら「自分は恵まれているんだなあ」というのを実感しました。会社の方々には頭が下がる思いです。


「男性の育休取得」というのは、世の中のいろいろな立場の人たちの、いろいろな思いが交錯する問題なのかもしれません。育児とは何か、家事とは何か、会社とは何か、仕事とは何か、年収とは何か、性差とは何か。


いろいろなことについて、いろいろな人の思いが生まれています。「いろいろな人の思い」を気にしすぎて、取りたい選択肢が取れない人が多いということなのかもしれません。


さて、この育休期間では、育児・家事業務以外にも、以前から少しずつ進めていた「論理学についての知識の整理」をしていました。このnoteを開設したのもそのためです。何となく専門家のフリをするために、アイコン画像を実際の自分の顔写真にしてみました。これからも可能な限り続けていこうと思います。


「事実は1つ、解釈は無限」という言葉があります。これは論理学的な考え方とも合致するものです。先日書いた記事の通り、事実が1つでも、「~べき」という判断は人それぞれの価値観によって変わってくるものです。なので気にしていても仕方がありません。大事なのは事実だけです。

先日書いた記事はこちら ↓


男性の育休というのは、「男性が会社の制度を使って数か月の休みを取り、育児を行う」ということです。それ以上でもないし、それ以下でもありません。余計な意味づけをしてしまうことの方が問題なんだと思います。


育児休暇期間は終わりますが、今後もこの問題については僕なりに考えて、note記事にもしていこうと思います。

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