インタビュー記事を書く魅力と誰かの人生を文字化する責任の重さ

Twitterでは公表していないけれど、最近はインタビュー記事の仕事をいただいている。完全にライター業のお仕事。

1月から2月にかけて10本以上の記事を書く。30分は準備や連絡に使い、1時間インタビューをする。そして残り3時間ほどかけて文章を書き、後日記事を編集してもらう。

そして僕は気づいてしまったのである。インタビュー記事めちゃくちゃ面白い。

いや。正確にいうとインタビューするのが楽しい。

今いただいているお仕事のテーマは「地方」と「起業」。地方で起業するメリット・デメリット的な話から地域住民との関わり方、地方の魅力などについて聞いている。

最近週3で栃木県宇都宮市に通い始めて地方との接点もあり、ゲストハウスでの起業を考えていたこともある僕にとって、ドストライクなテーマだ。

基本的にインタビューは1時間だけれども、気づけば終わっている。楽しい時間なのである。

ここまで8人の地方起業家にインタビューしてきたが、一人一人違った価値観を持ち、違ったストーリーを持って今の地域で活動しているので、毎回同じ話で落ち着くわけではなく、インタビューのたびに新しい発見がある。

何と言ってもインタビュー記事の魅力は、インタビュイーの人生に短時間で濃く触れることができる点にあると思う。

その人の生い立ちまでは深ぼる時間はないけれど、ここ5-10年以内の出来事や価値観の変化を聞くことができる。

言い方は適切ではないかもしれないが、生きた小説を自分だけが聞いている感覚に近い。

だからこそ、1時間で聞いた話を元に、その人の人生を文字にして記事にする責任は重いと思う。

5年間の間にあった出来事は20分以内に話終えることができるが、5年という歳月は約43800時間を積み重ねてできているのだ。

しかも話を頼りに、1人の人生を5000文字以内にまとめなければいけない。たった5000文字にだ。しかもインタビュイーのことを何も知らない人間にもわかりやすく伝えなければならない。非常にハードルが高いと思う。

でも読者はそんな苦労は知っちゃこっちゃない。そのインタビュー記事に書かれていることが、全てなのだから。

書いた記事の一部分を切り取られ、本質ではない違った意味に取られてしまうことがあったら書いた側の責任だ。1人の人生に触れている以上、違う意味で世の中に出してしまったとしたら、その責任は重い。

ただ、その責任の重さと引き換えに、70億人いる人類のうちの1人の人生を疑似体験できるという面白さがある。

だから、僕は今後もインタビュー記事を書き続けるし、もっとインタビュイーの人生を魅力的に伝えるようになりたいと思う。

ここまで書いて、最後にリンクを置くと結局紹介したかったからこんな記事書いたのかよと言われそうだが、僕の尊敬する奇祭ハンターちよ子さん(@tailavune)の記事が今日公開となった。

宣伝するつもりがあってnoteを書き始めたわけではないけど、インタビューがテーマなので、せっかくなら読んでほしい。

彼女の人生は非常に魅力的で面白い。出来るだけ多くの人に広げたいので、面白かったらコメント付きで拡散してくれると四苦八苦して書いた甲斐がある。そしてスキをしてくれたあなたを好きになる。

ではまた明日。

アイキャッチ画像 photo by みすけ(@mizunote_net

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中村創

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