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天気の子の聖地「神津島の出身」からして思うこと

天気の子の聖地として少しは有名になったんじゃないかと思えば意外とそうでも無いらしい神津島。


私の出身地を知っている映画を見た知り合いに聞いてもほとんどがまず名前を認識していなかった。それもそのはず、上映時間のわずか数秒で、なおかつ神津島高校のわずか5文字しか出ないのだから本当にあるとは思わないだろう。自分も実際に観に行くまでは本当に神津が出ているなんて冗談だと思っていた。しかし、海と山くらいしかない島なのに海も島も写さず高校の門と高台の休憩小屋のような部分だけを映像として使うのは…。もっといい場面はたくさんあっただろうと思う。

公開した年の夏に帰省したが特にいつもと変わらず少し学生がちらほら夏を満喫しにきている程度の賑わい具合だ。一昔前はナンパスポットとして伊豆七島の一角を担っていたようだがその影を今や見る事もない。かといって観光客がいないほど寂れているわけでもなく伊豆の熱海の様に人で海が見えない程にごった返しているわけでもない。いいところはプライベートビーチの様な感覚で海を楽しめるところかなと思う。夏になれば海の家が立つのはどこの海もそうだろう、けれどインスタ映えの影響は意外にも島まで飛来しており、海の家もハンモックがあったりお洒落なご飯だったり音楽が流れてて島の文化も発展しているのを感じる()

きっといまどきの学生はインスタグラムで写真と場所を検討つけてGoogleで値段の比較検討をしていくのだろう。だが、基本的にもうまとめサイトが横行している現状基本的に行くような場所は限定されて過密化と過疎化は激しくなっているだろう。確かに船賃もかかるし、時間も必要になる。だけれどもこの学生時代という時間があるが金がない、だけれども旅行をしたい若者達には是非神津に行ってもらいたい。きっと皆んな台湾や韓国に行って楽しい思いをするだろう(私も行った)だけど一回くらい僕の夏休みの様な、小学生時代を思い出すような夏を経験して欲しい。
深夜に乗る船、潮風を感じながらデッキで吸うタバコ、儚く散る線香花火、取り立ての免許で原付を借りて海岸線の夕日を浴びながら走る、夜には満点の星空、流れ星を気長に待ちながらビールを飲み、あの子の水着姿が眩しく映る。

勿論、外国の様に様々な場所で有名な物をみたり食べたり出来るわけではない。

けれど他の人とは違う、けれどどこか懐かしいような夏の思い出を作ってくれたらいいな。

次は行き方と値段、時間、見るスポット、1日のスケジュール等で検討してもらえるような記事を書こうと思います。

また会えたらいいな!
そな

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