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路上で…SNSで…ライブハウスの推薦で発見!ギター弾き語りのニュースター候補を紹介

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。番組では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。

1月10日(月・祝)のオンエアでは「弾き語り! ニュースターハンティング! 2022!! 」をテーマにお届け。ゲストにシンガーソングライターの小林私が登場した。

■路上で見つけた弾き語りアーティスト

あっこゴリラ:ギター弾き語りといえば、小林私もそうですよね。ライブはもちろん、YouTube生配信でもよく弾き語りしていますが、ギター弾き語りはいつから始めたんですか?
小林:高校1年生のときに軽音楽部に入って、ギター/ボーカルをやってたんですけど、高校2年生のときにアコースティックギターを買って、“一人でやるのおもしろいじゃん”ってなって、そこからオリジナル曲とかを作り始めて、そのまま今に至ります。
あっこゴリラ:ギター弾き語りスタイルの良いところは、どんなところだと思いますか?
小林:やっぱり気軽。路上ライブにしろ、ライブハウスでのライブにしろ、アコギ一本、声一本あれば、それだけで完成させれちゃうっていう身軽さが僕はすごく好きですね。
あっこゴリラ:今日は、いろんなギター弾き語りアーティストを発掘していきたいのですが、まずは、SONAR MUSICのスタッフが路上で見つけた3組を紹介したいと思います。小林私は、路上で弾き語り経験は?
小林:大学生入りたてくらいのときに八王子駅でやってました。

今回はスタッフがアポ無しで突撃。実は4年前にもこの企画を実施しており、以前SONAR TRAXに選出されていたシンガーソングライターのFoiは、そのときになんと声をかけていたということも。今回もそんなすごい発掘があるかもしれない。

路上で見つけた弾き語りアーティスト一組目は、現役音大生女子2人組ユニット「Sunny Hock」。メンバーは、ギターの晴帆とボーカルのKico。音大1年生で、結成5ヶ月目になるという。普段は、横浜や海老名、厚木で路上ライブをやっている。

スタッフによると、「年末の某駅前で弾き語りをしていた! 女の子2人組でのギター弾き語りスタイルも珍しかったし、とにかく声がいい。力強くて伸びやかな声が魅力的でした! カバー曲とオリジナルをやっていて、サスケの『青いベンチ』やゆずの『ヒカレ』などを歌っていた」とのこと。


続いて、路上で見つけた弾き語りアーティストは、18歳の現役高校生「叶夢(かなむ)」。

バンドメンバーと練習時間を合わせるのがなかなか難しく、弾き語りを始めたという。半年前くらいから、新宿・川崎・渋谷などで週に3回ほどのペースで路上ライブしている。将来は「路上ミュージシャンとして、通行人が一瞬聴いただけでも心惹かれる曲を作って、自分の声で発信したい」と語っていた。

スタッフによると、「先日の雪の次の日、新宿でめちゃくちゃ寒い中見つけました。クリープハイプやMy Hair is Bad、マカロニえんぴつなどを歌っていて、“若そうだな…”と思ったら高校生でした! 魅力的な“がなり声”に惹かれました」とのこと。
ちなみにTikTokも精力的に上げているようで、フォロワー数は10.4k(約1万人ほど)。TikTokきっかけで知る人も多そうだ。

続いて、路上で見つけた弾き語りアーティストは、プロダクションのお誘いは一切お断り「Dari(ダリ)」。

毎日、雨でも晴れでも雪でも365日どこかしらで歌っているそう。最初で最後のシングルとして、この『I Say Good Bye』のCDを100万枚手売りするのが目標。現在、8500枚売っているという(1万枚ごとにデザインが変わるらしい)。事務所やプロダクション等のお誘いは一切お断りというスタイル。

スタッフによると、「何度か新宿にハンティングに行っていたんですが、マジでいつでもいる! ずっと歌ってる! しかも、初めてみたときはこの極寒の中半袖。でも、歌声に一発で惹かれました! ハスキーな歌声が相当歌い込んでるなと感じました。ウルフルズの『バンザイ』や忍たま乱太郎の『勇気100%』を歌っていて、聴いてるとものすごく元気もらえます」とのこと。


■SNSで見つけた注目の弾き語りアーティスト

続いて、SNSで見つけた注目の弾き語りアーティストをピックアップ。
静岡県出身、YouTubeでの弾き語りを中心に活動中のシンガーソングライターの近藤真由を紹介した。

チャンネル運営の全て(企画、撮影、編集)をこなすのはもちろん、作詞/作曲から音源のレコーディング作業に関しても自身で行っているそう。主に、弾き語りアレンジしたカバー動画が人気で、現在の登録者数は10.4万人。最近のカバー動画は、Vaundyの『踊り子』やGReeeeNの『愛唄』、そしてDJKOOさんと『赤いスイートピー』をカバーしていたりも。

そんな彼女が数多くカバーしているのは、L’Arc〜en〜Ciel。YouTubeで、「アコギでラルク」というシリーズを投稿している。『花葬』や『瞳の住人』、『snow drop』、『風に消えないで』など、どうやらこのラルクカバーがきっかけで一気に登録者数が伸びたようだ。ちなみに、オリジナルは1曲だが、ヴィレバン限定でカバーアルバムをリリースしている。


■ライブハウス推薦の注目弾き語りアーティスト

最後のブロックでは、ライブハウス推薦の注目弾き語りアーティストを紹介した。

まずライブハウス推薦の注目弾き語りアーティストを紹介してくれるのは、下北沢のライブハウス「440」のブッキング担当、小郷(おごう)さん。

小郷:「440」おすすめの弾き語りアーティストは、「むらかみなぎさ」です。1997年神奈川県生まれ。都内の喫茶店やライブハウスを中心に活動しており、好きな食べ物は、豆大福と肉じゃがらしいです。むらかみさんとは、440でブッキングを始める前に下北沢のあるライブハウスで出会いました。力強いのびのびとした歌い方と生活に寄り添う歌詞が特徴の素敵なアーティストだと思います。

むらかみなぎさは、保育科短大卒業後の2018年から保育士として働く傍ら、ギターの弾き語りで都内の喫茶店やライブハウスにて活動を始める。2018年にEP『恋の戯言』、2019年に宅録音源集『暮らしのなかで』、2020年にバンドセットでEP『つぎはぎ』とカセットテープ『季節』を発売している。


続いて、ライブハウス推薦の注目弾き語りアーティストを紹介してくれるのは、「神保町視聴室」のオーナー根津さん。

根津さんは、倉庫に眠るCD1万数千枚を“聴かれないのはもったいない”と、試聴できるカフェを始め、そこからお客さんの要望で生演奏も増え、念願の神保町にライブ主体の店「神保町視聴室」を展開したという。

根津:「神保町視聴室」おすすめの弾き語りアーティストは、「ゆうれい」です。メンバーは3人で、このうち1人は言葉担当で演奏には参加していません。他の2人は歌とギターでライブをしていて、それぞれソロとしても活動しています。昨年、ゆうれいのライブを観た人に“すごく良かった! ”と教えてもらって以来、ライブを観るのをずっと楽しみにしていました。先日やっと観ることができたライブは、2人の個性が絡み合ってキリっと端正な感じがありつつ、たおやかで優しい雰囲気も醸し出していて、噂以上に魅力的でびっくりしました。

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【番組情報】
J-WAVE 81.3FM『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 22時-24時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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