週末レビュー7月21日:韓国→日本帰国、米国学生ビザ取得

今週は韓国旅行(うまい店に行った話&戦争記念館に行った話)、米国ビザの取得、友人と会って感じた事、最後にその他雑感をまとめた。

- 韓国旅行(ご飯屋)

先週、Japan, China, KoreaのMBAに通う学生のケースコンペ(正確にはCKJ Field Trip)を終えて、3日間韓国を旅行した。観光は戦争記念館以外一切せず、美味しいお店を探して行きまくるというシンプルな旅だった。絶対おすすめは以下2店:

GyoDae two-story house Gwanghwamun(https://goo.gl/maps/VzPNVkynpjU495fB7
サンギョップサル屋さんですが、従来のスタイルと違って、豚の部位を4つの中から選べる。さらにオーソドックスなサンチュを包む食べ方ではなく、わさびをつけたり、10種類近く食べ方を楽しめる。値段も二人で四千円くらいだった。

マンネフェッチッ(https://goo.gl/maps/Y844iYhoPHBBxhBQ8)
南大門市場の人がごった返す裏通りの2階にあり、やっぱやめようなかな。。。と思いつつも入ってみると、席はほぼ満席で内装は綺麗だったので入って見ようと思った。半端ない量のサイドディッシュと水槽から出したばかりのヒラメの刺身(おそらく丸一匹)。とにかく刺身とチョジャン(酸っぱ辛い味噌)がめちゃくちゃうまかった。

- 韓国旅行(戦争記念館)

実は戦争記念館には韓国に1年間留学していた時に行った事があって2回目。当時22歳だった自分が思った事は、自分が12年間朝鮮学校(北朝鮮政府が教育内容に関与する学校)で学んだ内容と違ったという事。朝鮮学校では(はっきり覚えていないが)アメリカに支配される朝鮮半島を守る革命、聖戦であるというのが骨子であった。しかし、韓国の戦争記念館では、北朝鮮はルールを破って戦争を仕掛けてきた犯罪国家となっていた。その史実の見方のギャップとやっぱり自分は間違った事を学んできたんだなと悲しくなったのを覚えている。今回、34歳になった自分はどう感じるか興味があって行ってみた。

まず、12年前は朝鮮戦争フロアしか興味がなかったが、三国時代、高麗、李氏朝鮮、大韓帝国、日本統治時代と朝鮮戦争に至るまでの大まかな流れ。いつどうやって朝鮮半島に共産主義と民主主義が生まれ、戦争が起きるに至ったか(直接は関係ないけれども)のバックグラウンドを知りたいという自分の変化を感じた。フライトの直前に行ったので時間が足りなくて、改めて古朝鮮から勉強したいと思った。

朝鮮戦争に関しては、北朝鮮が犯罪国家であるという書き方に対しては、今回は完全な犯罪国家であると確信を感じた。

宗教と同じくイデオロギーが同じ民族を殺し合わせるほどパワフルなものである事を改めて学んだ。

最後に北朝鮮も韓国も結局は大国のイデオロギーを世界に知らしめるための場を提供したというか、犠牲になったのかなと感じた。特にマッカーサーとイースンマンがプライベートジェットの前で対等に話し合っている風な写真がったのだが、表面上そうでも実際は完全に操り人形だったのではと思う。

最後に、曽祖父の世代で日本に渡ってきて、朝鮮籍→韓国籍と今は韓国籍を保持している自分は何人なんだと。こういう戦争の事を学ぶ時も一体何人の立場で見ればいいんやとなる。日本人にも朝鮮人にも韓国人にもなれない自分はやはり無国籍人なんだなと思った。そういう意味では自分の子供ができた時はアメリカのように朝鮮バックグラウンドのアメリカ人みたいな、自分のルーツはあるけれども、バラバラのバックグラウンドの人たちが集まっている事を肯定して認めつつ、1つの国籍を持つ。そんな矛盾のないナショナル?アイデンティティを持てるようにしてあげたい。

- 学生ビザ取得

今月の28日から5ヶ月間NYのコロンビア大学のMBAに交換留学するためにアメリカにいく。そのためのビザ面接が18日にあった。わざわざ溜池山王まで行って2時間待って面接した結果聞かれてたのは「Who is paying?(誰が学費を払うの)」「me(私です)」で終了。ビザは1週間後に届くとのこと。面接いるか!?まぁいいです。

- 大学の友人とランチ

コスメの企業で働く友人とランチ。自分は2年前に会社を辞めて、自分の本当にやりたい事を探してもがいている。彼は本当に理解してくれていてすごく話やすかった。自分が明確なゴールを見つけて働き始めた時、僕のような人がいたら彼のようなスタンスで接してあげたいと感じた。

- 通販の商品追加

自分は通販のサイトを運営しているんだけれども、今週商品ページが完成してアップした。https://www.ekimae-group.co.jp/shopping/hamo02/

- その他雑感、今週感じた事

「東京貧困女子」中村 淳彦 (著)という本を読み、その影響あってか「誰も知らない」と「万引き家族」是枝裕和(監督)を観た。やはり貧困問題とかマイノリティの問題に対して貢献したい気持ちがあると感じた。自分自身の家族がマイノリティであり、一度倒産を経験して貧困とは言わないまでも、そのような経験をしたので、自分の能力を使って何かしら貧困問題の領域に影響したいと思った。

僕はMBA卒業後、起業しようと考えているが、まだテーマが定まっていない。テーマ選定は会社を辞めて、実際にスモールビジネスをやったり、MBAに行ったりして考え尽くしているけどまだ稲妻が走るような(僕が楽天の仕事を見つけた時のような)感覚がない。その一環として来週は脱サラリーマンを考える友人と集まって社会問題をマッピングして自分がどの社会問題を解決したいか議論する。そして自分が選ぶであろう社会問題はこの貧困問題や機会不平等などそう行った領域になるんじゃないかなと思っている。






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