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株式マーケットのサイクル

私は小さいころから億り人の祖母から投資に関して色々な事を教わってきました。その中でも非常に重要なのが「株式マーケットのサイクル」を理解することです。

これは「ローリスク・ハイリターン」な投資をする上で欠かせません。そんなウマイ話があるわけないと思うかたもいらっしゃると思います。投資歴13年とまだまだヒヨッコですが、投資においてローリスク・ハイリターンな投資は存在すると断言できます。

■マーケットはたまに感情で動く

基本的に良いニュースがあれば株価は上昇し、悪いニュースがあれば下落します。

近年はアルゴリズムによる高速取引により、行き過ぎた価格は即座に訂正されます。

ただし、相場を動かす大多数は、あくまでもミスしたり、調子に乗ったりする人間です。
なので稀に株価が上がりすぎたり、下がりすぎたりすることがあります。

特に○○ショックのときのような大暴落時は人間の逃走本能が働き、株の投げ売りが発生します。

また信用取引をしている人は、「買い」が圧倒的に多いです。下のグラフが「信用買いの金額」が何倍「空売りの金額」より多いかを示すものです。

日経の信用倍率

歴史的に2~6倍の水準にあることが分かります。つまり、「株価が急落した時の方が信用取引で損をする人が多い」ということです。信用取引は、保証金に対して一定程度含み損が増えると、強制的に決済されます。
こうなると、売りが売りを呼ぶため、適切な株価より行き過ぎた株価まで暴落します。

■ローリスク・ハイリターンな投資タイミング

マーケットが悲観一色になり、投げ売りが発生しているタイミングこそ「ローリスク・ハイリターン」です。
何故ならば、投げ売りが発生→必要以上に売られている→本質的価値より安いといえるからです。
需給面で言うと、売りたい人の多くは売り切ってる→あとはもう買う人しかいない、と言えます。

こうなると株価はいずれ底をうち、上昇し始め、乗り遅れまいと新しい資金が流入します。
そして悲観論は消え、過度に買われ、いずれ新たな買い手がいなくなり株価は下落します。
これがマーケットのサイクルです。

具体的なタイミングの見極め方は
・SNSで圧倒的に悲観論が多い。楽観論は叩かれる。
・指数の平均PERが歴史的水準より低い。
・債券等の低リスク資産が人気になる。
・書店から株関連の本が減る。
これらがあるでしょう。

■さいごに

注意点はローリスク・ハイリターンだからといって、買った後、含み損にならないわけではない、ということです。
マーケットの波のようなサイクルは、いつ頂点に達するか分かりません。 
明日かもしれないし、数年後かもしれない。なので私はこの投資手法でエントリーするときは数年以上の中長期投資として買います。

まだまだ書き足りませんが、今回はここまで。
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