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3月高配当株3選【高利回り×好業績】

高配当株って魅力的な響きですよね。3月になりましたので、今月配当が予定されている高配当株を3つご紹介します。少しでもリスクを低減できるよう配当利回りだけでなく、好業績を兼ね備えているものを選びました。

もしこれ以外に皆さんが知っているオススメ高配当株があればコメントで是非教えてください。
また投資は自己責任でお願いします。

1. 日本製鉄(5401):配当利回り4.2%

日本製鉄は日本を代表する鉄鋼メーカーであり、製鉄から加工、販売までを手掛ける総合鉄鋼メーカーです。ここ最近は利益率の悪い高炉を廃炉にしたり、インド等のビジネスへ投資したりとお金の使い方が非常に効率的になっています。

ただし鉄鋼業自体が景気敏感株なため、業績については多少乱高下しています。

業績の推移(銘柄スカウター)

とくにコロナショックの時は赤字となりました。ただし現在はしっかりと業績は回復し、コロナ前の水準を大きく上回っています。

現在は高金利により景気後退がくるのではないかと恐れられていますが、現状米国を中心とした経済は強く、経済がクラッシュするような兆候は確認されていません。それでは肝心の配当の推移をみていきましょう。

配当は減配と増配を繰り返しながら乱高下しています。
これは業績連動型配当といい、「沢山稼いだら沢山配当金をだす。稼げなかったら配当金を減らす」という方針だからです。リスクが高いとも言えますが、現在の世界経済の底堅さをみると大幅増配のチャンスもあると言えます。

2. ホクリョウ(1384)配当利回り3.8%

ホクリョウは鶏卵の会社で、自社育成の初生雛からの育成、鶏卵の生産・販売をビジネスとしています。スーパーで卵の値段が上がったのはご存じかと思いますが、その価格高騰の恩恵を受けて好決算を連発しています。

売上高と営業利益の推移

見ての通り、ここ数年右肩上がりの好業績です。経営陣は株主還元にも積極的で、儲かった分しっかりと配当金にも回しています。

食料品関連株は比較的株主還元に消極的な企業も多いのですが、ホクリョウさんはしっかりしてますね。今期の配当予想は20円→40円。なんと倍に増配しています。
ただし、注意点もあります。

東京の卵価格推移

卵バブルは一服し、2023年の水準と比べると卵価格は落ち着き始めています。2024年は再び反発し始めていますが、卵価格の動向次第で売上高が左右されるので、アンテナは高くしておきましょう。

3. MCJ(6670) 配当利回り4.1%


PCビジネスの持株会社で、オリジナルPC開発・生産・販売、モニターの開発・販売、パソコン基幹パーツ・周辺機器の卸売、パソコンショップと修理の「パソコン工房」運営をしています。

PERは11倍と割安水準なのにも関わらず、業績は右肩上がりで成長しています。

業績の推移(売上高・営業利益)

これは好調な企業業績による設備投資の増加や、リモートワークの普及、副業の流行などが追い風となり、PCや周辺機器の売り上げが好調なのだと思います。

しかもこの銘柄もしっかりと利益を株主へ配当金という形で還元しています。

直近10年は減配無し。配当利回りも4%を超えていますので、高配当株投資家にとって嬉しい還元姿勢ですね。美しい推移です。

最後に

高配当株投資は、減配リスク等を考慮すると利回りだけで判断するのは危険です。しっかりと決算書を読み込み、その配当をしっかりと出し続けられるのか?を自問自答し、銘柄を分析する必要があります。

今回は3銘柄でしたが、Youtubeでは他の高配当株も紹介しています。
気になる方は是非ご覧になってください。
https://youtu.be/lqFGV3ZZBaE

最後にGoodボタンお願いします!最後まで読んで頂きありがとうございました。


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