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人生の軌道は無修正がナイスです。

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数時間後には台湾へ発つというのに、準備がはかどらない。下着も乾いてない。風呂も入ってない。けど、パスポートと23年選手になるGREGORYのリュックサックさえあればなんとかなると思う。Samsoniteのいちばん大きなスーツケースにカメラやらスニーカーやら書籍などを詰め込んで旅に出ていた自分はもう存在しない。

旅のいいところ。
それは、“感性の保存”ができることである。
二十歳で経験した旅の思い出は、二十歳の感性でしか語れない。だから、若い人はもっと旅に出たほうがいい。

何事も行動である。自己啓発書が唯一できないことは、背中をリアルに押すことである。背中はリアルに押されないかぎり、不安を乗り越えていくのは結構難しい。夢を語るのは簡単だけど、それを受け止めるためにはやっぱり体ができていないとだめなんだよね。口だけの人ほど、痩せっぽっちの物理身体スカスカ野郎が多いなと感じてしまう。

東洋哲学では、時間は未来から過去に流れていると考えられている。なんとなく、スーパーで食材を買いこんでも、カレーライスが偶然できる確立は少ないはず。けれども、未来側に“今日はカレーライスを作るぞ”ってゴールを掲げれば、カレーライスが出来上がる確立は100%に限りなく近付いていく。この時間の考え方を知るだけでも、人生って少しは楽になるし、もっと生きることが面白くなるかもしれない。

要はカレーがおいしくなるか、そうでないかをコントロールしていけばいいだけで、その過程にこそ“ひらめき”の神さまはいるのかもしれない。

未来は平等にやってくる。人生のイベント(出来事)は、未来と現在の自分が衝突することで生まれる。だから、過去とかホント関係ない。とか言いつつ、私だって悩みだらけだ。佐野元春さんが唄う『SOMEDAY』聴きながら、ああ、いままでの自分には「まごころ」なんてあったのかなあって考えてたら涙が出てきたし。ああ、旅に出るのになんと憂鬱な気分なんだろうか。

まあ、数時間後には台北に到着して、かの有名な小籠包でも食べてるであろう。穴場を知っている方、ぜひご教授を! 台北は今回で二回目。ちなみにプロフィール写真は前回、台北の写真館で撮ったもの。怪しい? 自分もそう思う。 まさか、この歳でメイクをされるとは。人生何が起こるか分からない。今回も裏切るぞ、自分を!

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