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コミティアの出張編集部に行ってきました!

私にとって初めてのコミティアでした。
想像以上の同人誌出展数に胸ときめかせながらも、まっすぐ出張編集部へ向かいました。

持参した完成原稿は、
●大人女性向けのもの
●青年向けのもの
の2点です。

まずは青年誌3社を周りました。
面白いことに、3社とも反応が似通っていました。

●絵は見やすい、漫画も読みやすい
●ストーリーが単調
●キャラクターの深掘り不足
●心の闇といったエグさも描かないと印象に残らない

もう、ごもっともです…という思いです。
箸にも棒にも引っ掛かりませんでした。
やはり私はまだまだなんだな、今回はもう無理そう。同人誌出展ブースを周ろうかな…。
とやる気はすでに後退してましたが、一応女性誌のレーベルにも見てもらうことにしました。

私の大好きな漫画が連載されている、女性誌へいざ!

編「…拝読しました。素敵な漫画を読ませていただいて嬉しいです!」

私「あ、ありがとうございます…!(気を遣ってくれてるんだな、優しい人だなぁ)」

編「うちのレーベルにピッタリの作品です。ネーム段階でいいので、次作は◯ページくらいの作品をぜひ見せてください。スッ…(名刺登場)」

私「!?(え?本当に認めてくださっていたんだ!)」

…それにしても、青年誌とおっしゃってることが180度違うので面食らいました。

でも、それもそのはずなんです。

編「私どもの雑誌は、女性にホッとしてもらいたい、元気になってもらいたくて作っています。「エグさ」はむしろNGです。」

…ああ、これが、先人の漫画志望者の方々がSNSで口を酸っぱくして言っていた、「レーベルによって評価はまったく変わる、色んなレーベルに見てもらうべき」という事なんですね。腑に落ちました。
これから挑戦する方にも、ぜひ忘れないでいただきたいです…!

身に余る光栄にプレッシャーを感じながらも、
この日はステキな体験をさせていただきました。
私を初めて認めてくださった編集者さんが、喜んでくれるようなネームを描きたいな。

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