ラフレシアGXを使おう!(レシピ付き


 ドリームリーグで新しく登場したラフレシアGX、一緒にエリカ様が写っていて素晴らしいですよね。


ほんとかわいい。すき。お上品攻撃GXしてほしい。


 そんな尊み秀吉なラフレシアGXを使うべく考察を続け、ある程度の理論になったので紹介します。


書いてあることを確認して比較しよう!


 まずは特性「かおるはなぞの」に注目しましょう。


 この特性は自分のポケモン全員のHPを、それぞれ「30」回復できる特性で、回復するポケモンのタイプや進化状態を選ばずに全体回復できる特性としては過去最高級のものになります。


 これは無視出来ない量でして、削り打点を入れたポケモンを一旦放置して、後ろの無傷のポケモンをGXワザで落とそう!というプランをとりにくくなる程度の回復量があります。もし複数匹で回復し始めると、一度削り始めたポケモンをグズマキャッチャーしてどんどん倒していかないとジリ貧に…。


 一方、SM11bまでのカードプールにおいて草タイプ限定の回復要素としてはシェイミ(SM7b)のフローラルヒール(自分のバトル場の草ポケモンのHPを「20」回復する)がいたり、


 耐久を上げるカードとしてはハハコモリ(SM11)のおくるみテーラー(自分の草ポケモン全員が、相手のポケモンから受けるワザのダメージは「-40」される)がおり、草タイプデッキとして組むには競合相手が多い状態になっています。



 これらを活かして戦うモクロー&アローラナッシーGXデッキの回復要素としてのラフレシアGXは(せっかく公式サイトでも紹介されていましたが)余り重用されないと考えました。(ラフレシアGXをシェイミやハハコモリで介護して戦うデッキは、進化ラインが多すぎることや展開が遅すぎること、打点の爆発力の不足がネックだと考えています。)


 また、ワザ「だいかいか」は草無180ダメージという効率のいい打点ではありますが相手タッグチームの耐久を脅かせるものではなく、積極的にバトル場に出して使うワザでないと考えました。


 GXワザ「アレルギーボムGX」は相手がトレーナーズや特性で入れ替えられなければ90or110ダメージ与えた上で1ターン貰えるワザです。まぁリセットスタンプ打ちつつ止まると嬉しいかな…。

ラフレシアGXをどう活かそう?


 草タイプ内ではラフレシアGXの肩身が狭い…。となるとラフレシアGX単かラフレシアGXを他のデッキ、特に耐久が高く30打点をずらすことに意義があるデッキや、非GXによるバラマキ戦術に耐性のない構築に出張させることによってラフレシアGXは輝くのではないか?と考えました。


かつ2進化ポケモンを立てやすいとなると…



 このリザードン&テールナーGXをサポートさせよう!(ついでにカメックス&ポッチャマGXへの弱点をつけるポケモンとしても採用できるぞ!)


デッキレシピ


レシピと簡単な解説です。

 基本はリザードン&テールナーGX(ないしMM2)にカキ溶接工をしてシャイニーフレアする動きをとります。相手を見てラフレシアGXを立てるのか、溶接工で次のアタッカーを育てるのか、(初手で特殊エネを貼れているなら)スカイレジェンドGXやミラクルツインGXも視野にいれて3枚サーチをします。


 カキや溶接工起動のMM2やレシリザと組ませることで、耐久デッキではできなかった「タッグチームワンパン合戦」に参加できるようになりました。


 また、先にも書いた通りマタドガスやらのバラマキ(やライオットビート120~150打点などの中打点)に対してもラフレシアGX(+グレートポーション)を立てることで確定数をずらしたりと器用な動きが出来るようになりました。


 相手の打点が高すぎるときはそもそもラフレシアGXを立てずにレッドパーフェクションとして戦うプランもとれますね。(ちょっと不本意だけど)


 事故やサイド落ち、そもそもカキ2枚は入れたいとか先に高打点で殴られると厳しいとか、MM2に寄せたせいで特殊エネ引かないと解決しない場面が多いとか基本炎エネもうちょっと入れたいとかMM2の弱点ケアしてないの危険じゃない?とかの問題こそありますが…。


 ラフレシアGXをいれることによって見れる相手が増える、ラフレシアGXにも使い道はあるのだ!という例を示せたのかな、と思います。


 ちなみに当初はこだわりメットを多投しレシゼクのらいえんむそうにも耐えられるようにしようとか考えていたのですが、ぐれんのあらし*2のほうが簡単なのではないか、こだわりメットってサーチしにくいしMM2に貼っても弱点つかれるしなぁ…ということで抜けていきました。プランの1つとしてはアリだと思います。


ラフレシアGXの出張先候補


 この考え方だと、回復がしにくいけども耐久がしたいデッキであったり、中打点対策とバラマキ対策が同時に必要なデッキであればラフレシアGXを出張させることに意義があるということになります。


 例えばフルメタルウォールGXを起点にするルカリオ&メルメタルGXを採用した鋼デッキでラフレシアGXが立てば圧倒的耐久力を誇ることが出来そうです。


 ケルディオGXと合わせて非GXポケモンからの打点蓄積をとことん回復しつつ、ホーリーハートとにがにがかふんで詰めるデッキにしてみたり…。(モクロー&アローラナッシーGX+ラフレシア2種+ケルディオGXという、最近増えてきたデッキタイプですね)





 カードプールもかなり増えましたが、その中でも最高峰の全体回復力をもつラフレシアGX、皆さんのデッキの救世主になるカードかもしれません。


 なので、「出たら即投げ売り」とか「外れ枠」とか「こんなご時世にたかが30回復」とか言わないでください()


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