通常学級入学への準備
5歳年長と3歳年少の兄妹子育て中、sonneです。
今日は、5歳年長の息子について、普通級(通常学級)への入学を見据えた準備について、綴ります。
ここに書くことはあくまで、私個人の経験や考え方、調べたこだということをご理解の上、お読み頂けると幸いです。
田中ビネー知能検査
通常学級への入学を決めたのが、息子年中の夏。
心理発達の主治医の先生にそのことをお伝えしたら、5歳の誕生日後に、田中ビネー知能検査という発達検査を受けることを提案して下さいました。
田中ビネーは、IQで主に知的発達の程度の把握に使用するものです。
6歳以上になると、もっと詳しく分かるWISC(ウィスク)という検査を受けることができます。
息子の田中ビネーの結果は、IQ100。
知能発達は年齢相当ということでした。
知的障害の特別支援学級に入る目安は、IQ70以下と言われています。
この検査の結果を受け、いよいよ通常学級への入学に向けて準備していこう、と私と夫も心を決めました。
小学校準備のための児童発達支援
ちょうどこの頃、言語訓練でお世話になったSTの先生にお会いする機会があり、
ご相談したところ、小学校への準備ができるという児童発達支援の施設を教えて下さいました。
早速連絡を取り、息子を連れて見学に行くと、まさに今の息子に必要だと思われる支援内容でした。
その児童発達支援は、小学校の特別支援学級などの教員をされていた方々が、指導員をされている施設。
縄跳びなど身体を使うプログラムに加えて、
小学校のように机を並べて座って、
子ども1人1人が前に出て短いスピーチをしたり、先生が前で言うことを座って机の上で書きとったり…
やっている内容は難しくはないのですが、
・指示が通りづらい
・集中が続かない
といった課題がある子どもにとって、
小学校生活を想定して、つまずきそうなところを今から見つけ、伸ばす・フォローの方法を考える、といった準備することができます。
私も夫も、今の息子に必要な支援内容だと感じており、息子自身も楽しんで通っています。
最近、指導員の先生と息子に関してお話した中で、
先生が話した内容が、1度ですぐに理解できないことが多い(時間をかけたり、1対1で丁寧に説明すると答えられる)
話を聞いたり、課題に取り組む際に、ふっと集中力が切れてしまう
短期記憶が弱いかもしれない
といったフィードバックを頂いて、どうしていけばいいか、心理発達の主治医の先生にも聞いてみることになりました。
上記のフィードバックは私も夫も感じていることで、やはり小学校までに伸ばしておきたい部分なんだな、と分かりました。
私が、早くから療育などに積極的な理由はここで、
子育ては、色んな人の目で子どもを見てもらうのがいいと思っています。
もちろん違和感を感じる場合は意見を聞く必要はないですが、(そういう経験もあります)
子どもを育てにくいと感じたり、
「あれ?」と思うことがある時は、
発達相談や専門医など、色んなところで定期的に見てもらって、アドバイスをもらうことが、子どもの成長発達にも、親のメンタルの安定にも、プラスに働くと思います。
小学校入学まであと1年。
これから息子はどんな風に成長するのでしょうか。
また書きたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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