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支援員さんからの指摘でなるほどと思った話

現在、5歳(年長)と3歳(年少)の兄妹を育てています。

このnoteでは、長男の発達凸凹育児について、我が家の試行錯誤しながらの子育てや経験談などを綴っていきます。


来年4月の小学校入学を見据えて、
今年1月から、小学校生活準備のための療育に通い始めました。

支援員の方々は、元小学校の特別支援学級の教員といった経験があり、
通常学級を考えている我が家には、
まさに求めていた支援を受けています。

(その分、以前通っていた児童発達支援で受けていたような情緒面やメンタル面の細やかなサポートは、家庭で行う必要があり、できる範囲で奮闘しています。)

息子は視覚優位なのか、言葉だけだと指示など入りづらいことは分かっていたのですが、
最近、支援員の方に指摘されて「なるほど」と思ったことがあります。

それは「目の動き」

一つの物をじっと注視できず、視線がふっと逸れてしまう。

また、多くのモノの中から特定のモノを見つけるのに時間がかかる。
(例えば、かるたなど)

いずれも「目の動き」の特性(?)によるもので
このままだと、小学校の授業で黒板に書かれたものを目で追う時などに、苦労するのでは…とのことでした。

そのお話を聞いて、合点がいくことが多かったのです。

息子はどちらかと言うと「多動」の傾向はないのですが、集中が途切れて、他人の話しが入っていかないことが多い。
それは、「視線が逸れて、注意が視線の先に持っていかれるから」だったのです。
気が逸れるのが先ではなく、視線が逸れるのが先。なるほど!

小学校に入ったら、
本人は頑張る気持ちがあるのに、そういった特性によって集中が削がれて、結果、授業について行けなくなるかもしれない、とのことで、
何か方法はないか、主治医の先生にも次回診察時に聞いてみることになりました。

また、ビジョントレーニングと言って、視覚のトレーニングも、療育や家庭でできることもあるそうで、家庭でできることは、少しずつでも取り入れていこうと思います。


私は海外で長く暮らした経験があるので、今の日本の学校のシステムなど、良いとは思っていません。

それでも、息子は1年後に小学校に入学します。

それなら、息子が自分らしく少しでも快適に過ごしていけるように、今からできるサポートはしておきたい。

学校のシステムをすぐに変える力はないし、
そこに力を注ぐより、
どんな社会であれ、息子が、波に揉まれながらも、しっかり生き抜いていけるようなサポートに力を注ぎたい。

私は今はそういう思いで、色々な選択をしています。



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