集中と幸福は紙一重ってことですよね?(リーダーを考える旅)

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こんにちわ、今日は夏休みで、すっかり昼ごはんをおなかいっぱい食べて図書館で寝落ちしそうなところです。ログインしたら編集部おすすめ欄に昨日のノートが載ったと出てました。ありがとうございます。素敵ですね、幸せです。

「夏休みの宿題と、振り返りははじめにする。リーダーシップ論のこれまで(リーダーを考える旅)」
https://note.mu/sonogashira/n/n2a0e60638f63

今日は、「幸せ」について考えようと思います。といっても、これまで触れてきた「フロー状態」についての話。フローの提唱者であるチクセントミハイ博士が、幸福について描いたドキュメンタリー映画「happy」の中で、フロー状態での幸福は、例えばピアノの演奏中などに感じると言っています。

「フロー体験入門―楽しみと創造の心理学」(要約版らしいです)

「happy -しあわせを探すあなたへ」(Amazonビデオもあります)

提唱者本人が実践しているという意味で、このシーンについては感慨深くみてしまいます。

自分も、作業の集中を軸に JINS MEMEなど使って測定しながら改善に取り組んでいます。
石川善樹さんの著書を読むと、プロゲーマーの梅原さんはフロー状態で100%がつづくとありますが、控えめに言って神みたいな数値で、個人的なトライでは1時間うち25分から30分くらいが最大じゃないでしょうか。
その状態でも、感覚的には机に座ってPCの画面からわき目もふらずに作業を進めています。フロー状態特有の、時間感覚がなくなってあっというまに過ぎ、仕事をやりきった感覚で満たされます。

『仕事はうかつに始めるな ―働く人のための集中力マネジメント講座』石川善樹

JINS MEME OFFICE | JINS MEME

ただ自分の場合には、(JINS MEMEで測っている)フロー状態と理想の作業状態には違いがあって、フロー状態が極限に上がるときは必ずしもクリエイティビティを発揮している瞬間では無いです。例えば、データ分析だと設計をしている時や集計手順を新しく考えているときは、資料も参照しながら作業して視線も動くので集中状態(JINS MEMEでは集中状態と、その中でもとても集中しているフロー状態に計測が分かれている)で止まることが多く、すでに慣れた作業を繰り返していてわき目もふらずに手を動かしている集計作業などの時にフロー状態になっています。
なので、いたずらに(計測上の)フロー状態は目指さずに目の前の案件(計画を含む)のことだけを考えている時間を増やすのが、生産性も高くて良い状態かと思っています。

また、これは以前に書いていたフロー状態に至る条件のうち、不安を消す方に属することで、適切な少しチャレンジのある目標の設定は別の問題となります。
ただ、私の場合はクライアントから依頼を受託する立場の仕事でもあり、基本的には要望に沿う前提で話が進むので、クライアントと率直に相談して目標を調整する一方で、メンバーの能力が足りない部分などは他のメンバーによるサポート体制を整えたり、学習するための時間的な余裕を確保するなどして目標を達成する様に調整することが多いです。作業としては、メンバーの余計な作業を削って環境を整える事と、目標達成のレベルを調整するためにサポートを整える事は同じことをしている感覚でしたが、二つの意味があるのかもしれないです。

また、この(メンバーの)集中を取り巻く状況は、視野が広くなればより作業の不安がなくなり目標が簡単になるし、きちんと考え抜いた作業を行なって結果を振り返ることで視野を広げる事になるので、「安全」と「成長」をつなぐものと認識しています。

そんなわけで、今日の考察はここまで。

また会おう。


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