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冷凍野菜より干し野菜だってばさ


コロナ禍をすごすために、食料の備蓄が必要となった時、野菜をどう確保するかは大事な問題でした。生野菜というものが全く手に入らなくなるわけでビタミンの不足が懸念されます。保存野菜というとオーソドックスなのは、まず缶詰。これ基本。でも缶詰ではトマトや豆は確保できますが、葉ものが手に入らない、というわけで、自宅菜園からの収穫まで冷凍の野菜を入手することにしました。いままで食感が気になって使わずにいたのですがこのさい仕方ない。冷凍ニラ・冷凍ほうれんそう・冷凍刻みネギ。冷凍庫満タン。これで、当分はなんとかなる。

・・・と思いきや、はたと気が付くのです。電気が来なくなるような事態になったら冷凍の備蓄なんて意味なくね?


■なんでも干してみようじゃないか

以前から干すという技術にはなんだかとても惹かれるものがありました。

乾燥フルーツをよく食べるからでしょうか。干しブドウ・干しイチジク・乾燥バナナ。スーパーに並んでいる「商品」にしか目が行ってなかったけど、これだって当たり前だけど元はジューシーな生だったわけですよ。「素人」がうまく干すのは難しいんでしょうけど。

あれ?でも、ロビンソン・クルーソーも作中で干しブドウ作っていたような・・?ロビンソンは、放浪癖のある実業家ではあったものの、ドライフルーツに関しては立派な「素人」だったはずです。そして、私。プロのまんが家ではありますが、やはり自給の「素人」です。

いままで、大根の皮は千切りにしてサラダにするのが常だったのですが、ある日「素人」の私は思ったのです。これ干してみたらちゃんと切り干し大根になるんやろか?って。

で、ググったらクックパットで大根の本体を切り干ししてる人がいて、なんと普通に「切り干し大根」が出来ているじゃありませんか!そしたら、やってみるしかないすよ!!


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で、ちゃんとできた。w

「素人」にとって難しいのは、ただ「均一な品質を保ちつつ大量生産すること」だけ、なんですよね。家庭内で消費したり知人友人と譲り合ったりする分には何の遜色もないものができるのです!!簡単に!!!

ああ、また視野が開けました。


そんな折、友人から為に作ったという干しゴボウが届きました。そのゴボウと干した人参・大根、そして厚揚げで、煮つけを作ったんですが、それがうまいのなんの。人参は少ししっかりした食感に変わり新鮮!切り干し大根は、皮を干したものも混ぜたのですが、これが大正解!!いろいろな食感が楽した上出来の一品となりました。

いや~、干し野菜、最高!!太陽に干せば滋養も増す!!食感台無しになることが多い冷凍なんて目じゃない!!!


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なんて考えたら、またアイデアが!!

もしかして、椎茸も自分で栽培したら干し椎茸もつくれちゃうってこと??もし、それ出来たら、出汁に困る事ないかもしれない!!!

わっはっは!!


「思い込み」を手離しながら、「地球に生きるチャレンジ」まだまだ続きます。これが、人生っすね。


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