「私は味方だよ」なんて絶対に伝えない。
傷ついているその人を見て、浮かび上がったのは「あ、この人、かわいそうだ」という感情だった。かわいそう、というと下に見ている感が出るけど、そうではない。痛ましく見えるから、背中をさすってあげたいとか、肩を軽くポンポンするとか、その瞬間だけ物理的な支えをしてあげたい感覚。
私はこの先、自分からその人を傷つけたくはないし、いろいろな他者との関わりで、散々傷ついてきたその人に、然るべきときは怒ったり、注意したりするけれど、基本的には穏やかに、やさしく接してあげたい、とも。そして、味