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『パパ活女子』(幻冬舎新書)を読んで。

12月23日(木)

午後、大阪に移動してきた。10日ちょい大阪で過ごす。

移動中『 #パパ活女子 』( #幻冬舎新書 )を読み終えた。

パパ活しないと生活が成り立たない女性たち、「勝ち組」として娘ほど歳の離れた女性たちとセックス込みの「疑似恋愛」を楽しむ中年男性たち。

率直に言うと、疑似恋愛とわかっていながら、若さを求めて20も30も下の若い子にのめり込んでいる中年男性に嫌悪感がある。

とうの女性たちは「金のため」と割り切って、それでも「商売」として、リピートされるよう感じのいい対応をしている。

若い女性の親は、彼女たちの性を買う中年男性たちと同世代。言葉を選ばずに言うなら、勝ち組に該当しない、娘の大学の学費や仕送りを払えない人たち。

お金は流れていくもの、富めるところから循環していくものだけれど、歪さを感じずにはいられなかった。

ただ、パパ活という概念が生まれて、お金を稼ぐ手段ができたというのは、一種の救いと考えることもできるだろう。

といっても、気分は良くないし、本人が失うもの、すり減らしていくものもあると想像できる。

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読み進めていて、パパ活をしている人の3割が女子大生だと知った。ひとつの調査からその数字が正と受け止めることはできないけれど、なかなかのボリュームなのではと思う。

自分が大学生だったのは13〜17年前だが、当時とは状況が変わっているのを改めて感じさせられた。

時給2500円〜くらいの接客バイトで、1〜2年分の学費とある程度好きに暮らすための費用を稼いでいたけど、明らかに恵まれた環境だったし、身体を売る発想に至ることもなく、接客だけで十分に稼げていた。

中には、1日1食で食いつなぐ日がある人もいるようだ。こういうのを知ると「おすそ分け食堂」の対象者範囲を「保護者さんと子ども」に限らない方がいいのでは? とも思えてくる。

さて、一方で、学費の支払いにも困る男子学生(自分が女性という認識がない人、年上男性・年下女性という組み合わせのパパ活の対象外である人含む)は、どうやって学費を稼いでいるのか。

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夜はピザシートでピザを作る。美味しかった。

宅配ピザをひとりで年1〜2くらいで頼むことはあるけど、Mサイズを頼むと多すぎる。それでも美味しいから食べ切ろうとして、宅配はもういいやと毎回気づくのだった。

市販のピザシートを買い、ひとり1枚+他の料理と一緒に食べる、というのがちょうどいい分量だと思う。

今日の菜食


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