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余計なLINEはストレスのもと。「配信停止」の意思を伝えて自分を守りたい

対面で余計な言葉を口にしない、Twitterに余計な文章を書かない、LINEやメール等で余計な文章を送信しない人になりたい。1on1のやりとりで、「余計だな」と感じる言葉を耳にし、文章を目にする度にそう思うのです。だってしんどいもの。

「余計」という言葉を辞書で引くと、いくつか意味があって、そのなかに「必要な度を超えてむだなこと。また、そのものや、そのさま」というのがあります。溢れているから受け止めきれない。だから「苦痛だな」と感じてしまう。

とくに1対1のクローズドなやりとりをしていると、「こういうの、求めてないんだけどな〜」と決めるのは受け取る側。送信主のことを受取主がどう感じているか次第。結局のところ、好意や関心があれば、「この情報、別にいらないし、『送って』なんて頼んでませんけど?」なんて反発は感じないわけだから。

余計な文章を送ってしまう人は、どこかにほんのりと“希望”を付与しているのかな、と考えます。この内容のどこかに、彼(または彼女)が引っかかってくれるのではないか、という柔らかな望みを託している。

もちろん中には、ただただ無邪気に「自分のことを知ってほしい」「かまってほしい」「寂しいから相手してほしい」と、独りよがりな願いを込めて送る人もいると思いますが。

どうすれば、今自分が書こうとしている文章が、相手にとって余計なものになり得るか、そうでないか判断できるのか――。相手との関係性や距離感、相手の感情の正確な見極めは、対面・電子上でのリアクションを観察し、読み取るしかないです。

(とはいえ、とくに大人女性の多くは、相手との関係性をギクシャクさせないようにという気遣いがハンパない。それゆえ、その場はとりあえず穏便に過ごそうと、スマートな対応に徹するあまり、真意を読み取りづらい傾向があると思うけれど)

ただ、受け取る側も我慢していてはいけない、と思うのです。目的があるなら別として、無闇に返信したり、相手をしたりするとキリがないし、余計な情報が届き続けるからです。前に、パートナーや家族に送るべき、あるいはTwitterにツイートすべき近況や自身の位置情報等を送り付けてくる人がいました。

とても迷惑に感じただけでなく、心身にストレスがかかり、このままでは自分の心と体に異変が起きて、仕事のパフォーマンスが下がると実感。不愉快な連絡に耐え抜いたところで、相手が私の医療費を支払ってくれるわけでも、万一仕事を失った際の生活保障をしてくれるわけでもないです。

だから断ち切らないと! と思い、「そういう内容はご家族に送ってください。私はあなたの家族でも恋人でもないため、そういうのを送られてきても困ります。ストレス溜まってます」ときっぱり伝えると、「ごめんなさい」とわかってくれました。

本当はわざわざ言いたくないんです、こういうこと。だから目を通すだけ通して、というか開封するだけ開封して、「お、おう」と心の中でつぶやいて、返信はしないでおく。いわゆる既読スルーってやつです。送られてきた文章を無視するのも好きではないけど、返していたらいつまでも来る。メルマガじゃないから、配信停止ボタンはない。だから仕方なく、そうやって対応する。でも、スルーしてもいっこうに止まないなら、自分の心身が壊れる前に、「いい加減、やめんかい」と明確に伝えるしかない。

本音としては、白でも黒でもない「グレー」のリアクションから察してほしい。だって、パートナーでもファミリーでもない、まだ距離感のあるわからない相手に対し、白か黒を突き付けて、逆ギレされたり、お門違いに恨まれたりして、危害を加えられるのも殺されるのもゴメンだし。

余計な文章、というものについて、人と話したりひとりで考えたりして、半日過ごしました。皆さんは余計な文章を受け取って困るとき、どう対応していますか?

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