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自分を愛するように他人を愛する難しさ。

12月12日(日)

チェックアウトを済ませて、この日は1ヶ所だけ行っておきたい場所があった。

「如己堂(にょこどう)」である。

島根生まれの医学博士で、診療時の放射線による被曝で白血病に犯されながらも長崎で医療活動を続け、43歳の若さで亡くなった永井隆さんが、生の尽きるときまで過ごした場所。

2畳ほどの小さな家は、永井さんの支援者が建てたそう。ここで寝たきりになりながらも研究や執筆活動を続けた。

如己堂内に掲示してあったポスター。コロナ騒動の現代のような貼り出し

如己堂の由来は「己の如く隣人を愛せよ(如己愛人)」という聖書にあるイエスの言葉。

自分を愛するように他人を愛しましょう、ということだけど、親密な相手を除き、なかなか難しいこと。

私は聖人でないからできない。でも、愛するとまではいかなくても、気にかけるまではできるなあと思う。

気にかける、大変そうだなと思ったらサポートを申し出る、というスタンスは崩さずにいたい。

如己堂に併設された記念館では、永井さんの遺した言葉にふれることができる。

印象的な言葉が掲載された本を一冊買った。

駅前に戻り、駅ビルの回転寿司「すし活」で昼食。

ここで食べた「ひらす(ひらまさを西ではこう呼ぶらしい)」が美味しかった。

水イカの軟骨も美味しい。

空港で岩崎本舗の「角煮まんじゅう」を食べた。このためにお昼は少なめに食べたつもり。

とろける美味しさで感動。

この後、長崎から伊丹まで移動。伊丹からあべのまでのバス(40分くらい)ではNetflixを観ていた。時間を見つけてはコツコツ視聴しないと、韓ドラ16話はなかなか消化できない。

伊丹から堺へ。大阪でパートナーと会うのは、1ヶ月以上ぶりになる。

彼が先月中旬東京に滞在していたので、対面は3週間ぶりくらいか。

当直明けの、重怠い身体にもかかわらず、サプライズで迎えに来てくれて優しいなあと思う。

なかなか会えないと、久しぶりに生身の相手と会うときの新鮮味ったらない。いいなあと思う。

夜は八宝菜を作ってくれた。私がツイートしていた長崎ちゃんぽんを見て、触発されたらしい。やっぱり、発信は大事。


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