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子ども食堂のお弁当作り、舞台裏。

10月27日(水)

主宰する子ども食堂「おまめ食堂」の本格始動日だった。仕事が落ち着いた夕方から準備を始め、17時半〜18時頃の受け取りに備えた。

2世帯、5人分の食事を作り、弁当として詰める。

申し込み時や受け取り時には感謝されたけれども、果たして食べてもらった感想はいかに。

時間のあるとき、メールなどで感想を教えてください、と伝えておいたから、なんらかのFBがあればいいなと思う。

料理〜詰め終わって受け渡しできる状態になるまで、1時間半確保しておけば大丈夫かな、というのが今日の時間的気づき。

火を通す料理を今回は2品、他はトマトやぬか漬け、果物だから詰めたり添えたりするだけなので、それほど多くの時間は要しない。

ただ、お弁当を作る機会がないから、詰めるという動作に慣れなくて、お皿に盛る方が何倍も早いし楽だと感じる。

同じ食事を私は夕食で食べた。

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白菜としらたき、わかめの中華スープが付いている。うちの家で食べてもらえる日が来れば、こうやって温かいスープや味噌汁、ヴィーガン豚汁風も出せる。

食事で温かくなってほしいし、いろいろな色を見て、味わってほしいし、こんな野菜、豆があって、こんな料理の仕方があるのかと知ってほしい。

こう書くと押し付けっぽく見えるけれど、食事を通して抱く興味関心はたくさんあるから、生活を拡張してくれたらいいなあと思う。

映画『護られなかった者たちへ』を観た。

監督は瀬々敬久さん。瀬々監督の作品、見返してみると2016年の『64』から何作も観ていたことがわかった。何らかの事件をモチーフにしたものを積極的に観ている。

主演は佐藤健さん。主演も含み、佐藤健という俳優が出演する映画を観たのは初めてかもしれない。ドラマも見てこなかった。だから佐藤健さんの演技を真剣に観たのは初めてに近い。

この世代(30代前半)の俳優(男性)だと、私が主体的に観る作品でよく出会ってきたのは、林遣都さん、松坂桃李さん、窪田正孝さんたち。

佐藤さんは翳りのある役がよく似合う人だった。ずっと眉間にしわを刻んだ表情、丸めた背中、うどんを食べるときに手のひら全体で握った箸——あらゆる要素が、温かさとは無縁の世界で生きてきた人物であることを伝えていた。

鑑賞してよかった。

今日の菜食

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玄米、納豆、豆腐、野菜、味噌汁。デザートは柿。

ごはん類は子ども食堂と同じメニュー。デザートはブルーベリー、ナッツ。


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