NURO〜宅内工事との戦い（１回）〜謎の準備工事の戸惑い（２回）
と，シリーズでお送りするNURO開通までの戦い．ちなみに，外伝として，開通までの１ヶ月弱を乗り切るためにモバイルWi-Fiを快適にするためのテクについても，触れました．さて，今回は最終回，宅外工事についてです．

おさらい

NURO光の工事は，公式サイトを見てもわかるように，宅内工事と宅外工事の二段階の工事を開通に必要とします．一戸建ての人は，これを一回に圧縮する特急コースも存在するようです．集合住宅に住む人は，工事が共有物に及ぶことがあるため，管理会社，管理委員会，オーナーなどに工事の内容について説明し，許諾を得る必要があります．これをNUROはやってくれません．

宅外工事かと思われた第二回工事は準備工事であった私のケースでしたが，２回目の工事で住居までの光ファイバの敷設までが完了しました．準備工事については，NUROの担当者も把握しておらず，混乱しましたが，とりあえず・・・まぁ，順調に工事は進みました．そして，１ヶ月弱の劇遅モバイルWi-Fiに耐え，宅外工事の日を私は迎えることになったのです．もう，ここまで来ると，何が起こっても，おかしくありません．私は午前休を取り（裁量労働なんでそんなもんないんですが），管理会社，管理人さんに２回連絡し，宅外工事の当日に備えました．

工事に来ない

工事は向こうからの予約確認では，9:00〜12:00だったのですが，まったく連絡がありません．おいおい・・・・午前休とかどうすんねん・・・・と考えていたら，11:45くらいにNTT を名乗る人から電話がかかってくる．

NTT「基地局から最寄りの電信柱までの通信チェックはできました．それでは」

私「へ？これで開通ですか？」（違うよな・・・・MDFの中の線は繋がってないんだし・・・・）

NTT「それは私たちの担当じゃないので，別のチームが来ると思います．私はこれで失礼します．」

私「はぁ，そうですか」

私のマンションは，MDF自体の施錠は共通鍵なのですが，区画内なので，管理人さんあるいは，私の立会いがなければ，MDFにたどり着くことができません．だいたい，そもそも・・・今回の宅外工事は，MDF内で，後，数十センチの光ファイバを接続するだけのことでしょう・・・が・・・・・

この状態を・・・・

こうするだけでしょうが！！！！！！

なるべく，管理人さんのいるときに作業をお願いしますと，管理会社に言われており，さらに管理人さんの勤務時間が午前中なので・・・・NURO・・・・いい加減にしろよ・・・・と思っていたとき・・・

電話

12:00を過ぎたあたりで，NUROの担当者から電話がかかってきました．「今から，行きます，お願いします」という感じでした．ここまで待たせて，遅れる旨，連絡しろよと思っていたが，グっとこらえ，「よろしく」と電話を切りました．そして，30分後．インターホンが鳴らされて，「工事終わりました，これで接続可能です．ありがとうございました．」とあいさつがあり，宅外工事が完了したとのこと．「なんやねん，俺いらんやんけ」の怒りをこらえ，早速，NUROのONUに光ファイバを接続し，ルータを起動し，接続してみる．「見せてもらおうか，光ファイバの速さとやらを」

速過ぎワロタ

下の画像が一発目の実測値です．接続がCat6なので，そもそも1Gbps超えてるのはおかしいんですが，おそらく，接続時間が短過ぎて，除算による誤差が大きくなっているのでしょう．もはや，バグレベルの速さです．快適です．

もはや，他に語ることはない・・・・・レベルで今のところ快適です．一部のエリアでは，ドイツから買い付けたIPが悪さしてるとか，繋がらないことがあるとか，いろいろあるらしいですが，今のところ，私には問題が起こっていません．１ヶ月以上たった今でも，下はWiFi接続なので，遅いですが，これくらいは普通に出ます．

NUROの開通までのサポートの酷さ

これがあまり話題にならないのは，おそらく初回接続時の速さに感動して，みんな忘れてしまうからでしょう・・・・．正直，NURO光の接続までのサポートとか，情報共有とか，段取りは確かに最悪でした．

１．顧客が宅内工事までに，許諾を取らないといけない
２．許諾の内容を顧客が理解して，NTTやNUROに通達しないといけない
３．NTTやNUROが管理会社やオーナーとやりとりしてくれない
４．準備工事を把握してない
５．宅外工事までの時間がかかりすぎる

しかし，その速度ゆえに，導入する価値はあります．私から偉そうにアドバイスすると，既存のインターネット接続から切り替えようとする人は，NUROの工事が完了するまで，解約しないほうがいいと思います．多少勿体無くはありますが・・・・・．

とりあえず，NURO光，おすすめです．