歯が折れてしまった時の対応方法として、
その歯の一部抜歯する方法(ヘミセクション)と、
通常の全部抜歯があります。

このレントゲン写真の下の奥歯(黄色のマル)は、
両方とも歯が割れてしまっています。

そのために感染を起こしていて、
根っこの周囲に黒い影が見られると思います。
それが骨が溶けている状態です。

このまま放置すると感染により、
骨がさらに溶けていくためリカバリーが
とても困難になります。

左右での対応方法の違い

今回のケースでは左右で対応方法が違いますが、
それは両方とも下顎の奥から2番目の歯なのですが、
それぞれ根っこは2本あるのですがその、
手前が折れたのか奥が折れたのかが違います。

下顎の奥歯の根っこは手前側が細くて薄いです。
一方奥側はそれなりに太く厚みもあります。
そのため向かって左側は奥の根っこを一旦保存し、
向かって右側は全部抜歯としました。

治療終了後4年目を迎えますが、
向かって左側はブリッジで対応し、
向かって右側はインプラントを用いて修復しました。

キチンとメンテナンスにもお越しくださり、
幸い良い状態を維持できています(´ー`)

ちなみに、向かって左側の部分抜歯後に、
インプラントは出来ないのか?
と疑問を持たれそうですが隙間の関係で、
とても歯とインプラントが近接してしまい、
かえって難儀です(´・_・`)・・・

最小限の介入で
最大限の効果を(^_-)-☆
↑コレ、僕たちの信条。

~スタッフ募集~
当院では歯科衛生士さん、歯科助手さんを
それぞれ若干名募集しています(´-`*)
歯のアドバイスの他に食育が出来る人材に
育てていきますよ~。

医療法人社団Rheb おがわ歯科医院
千葉県千葉市緑区おゆみ野中央1-21-1
043-291-6555

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