【忖度なし】おすすめの美容内服薬
こんにちは!美容皮膚科医イデアです。
この記事では僕が内服している美容薬剤について、飲み方、狙っている効果など、忖度なしで紹介したいと思います。
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一般的に美容内服セットなどといってクリニックで販売されているものですね。僕のクリニックだと1ヶ月5,000円くらいです。定番ですがやはりこれが王道だと思います。それでは解説してみましょう。
①トランサミン(トラネキサム酸)
【概要】
トランサミンは多彩な作用を持つ薬剤ですが、美容領域ではメラノサイト活性化阻害作用による、各種シミなどメラニン由来の色素斑に対して治療効果があるとされます。
【容量】
250mgの錠剤。一日投与量は朝昼晩1錠ずつで750mg前後。僕は昼がめんどくさいので朝夕で一日計2錠500mgにしています。
【効果】
内服では肝斑など各種色素斑の減弱
外用では美白効果
【副作用】
軽度胃腸障害、色素脱失、蕁麻疹反応など
②ユベラ(ビタミンE)
【概要】
ビタミンE製剤です。トコフェロール酢酸エステルといいます。
【容量】
1錠50mg製剤で、これを1日2〜3回内服が推奨されます。
僕はこれも朝夕で一日100mg内服しています。
【効果】
抗酸化作用による、抗シワ作用、美白効果。
【副作用】
ほとんどないといって良いと思います。
③シナール(ビタミンC/アスコルビン酸)
【概要】
ビタミンC製剤です。
【容量】
シナール1錠にビタミンCは200mg入っています。
僕はこれも朝夕で2錠飲んでいます。
※人間の一日のビタミンC必要量は100mgと言われていますが、2,000mgなど大量摂取しても健康に良いと言われます。ただ一回500mg以上は腸からの吸収効率が落ちるので、分割摂取が勧められます。
【効果】
コラーゲン生成による美白、抗シワ作用です。
【副作用】
ほとんどないといって良いと思います。
まとめ
以上3点です。
どれも作用点が異なっていて、肌への内服として理にかなっていると思います。大きな副作用がない所が良いですよね。この3つは美容内服を考える場合まず始めて良いのではないでしょうか。特にトランサミンは肝斑治療に効果も立証されており、40歳前後など肝斑が出やすい年齢付近から非常にオススメです。日本人は肝斑が多い人種と言われています。
これら内服を少なくとも一ヶ月以上継続してみてください。肌の環境が少しずつ変化してくるのが感じ取れると思います。Youtube含めた各広告で勧められているような新規エビデンスのない内服を続けるより、上記3つをしっかり継続する方がずっと効果もコスパも良いと思います。僕もこの内服だけは続けています。
これからも忖度なしの情報提供を心掛けていきます。
質問も受け付けておりますので、コメントお待ちしております。
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