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子宮を持ったらさよらなまで~休む準備と入院にむけて#5


会社を休む目安は1か月

このころから、いろいろな手術体験ブログを読んでみた。開腹手術をした後順調にいくと7日から8日くらいで通常の生活に戻れるらしい。
まあ、入院と退院後含めて1か月くらいと考えればよさそうだと思った。
しかしだ、どうやって1か月休むかが問題だった。
私の手術日は3月4日に決まった。ちょうど1か月後の4月4日は、どうしても出席しなくてはいけない行事があり、なんとしても出席できる予定を考えてのことだ。
とはいえ、手術というのは各箇所の先生や手術スケジュールがある。この日にやりたいですで決まらないのだ。
手術予定の病院は、産婦人科。無痛分娩を積極的にやっていることもあり、麻酔科の先生のあきがなかなかなかった。そんな中、どうにか予約が確定。
あとは、手術にむけての検査を一通り行うことになった。

MRIは別で検査。画像検査って結構高い

レントゲンやら血液検査、子宮体がん検査、体重なんかは手術予定の病院でOKなのだが、MRIだけは別に行かなくてはならなかった。これも予約。偶然通勤途中にあったのも助かった。
一応私の場合は、筋腫ということで先生の見立てはほぼ良性。子宮体がん検査もガンということではなかった。
先生には、母親の家系にガン患者が多いことなどは相談していたのもあり、MRIじゃなくて、PET-CTについても聞いてみた。
簡単にいうと、PETという放射線薬剤(ガンに反応する)を体内にいれてCTで診るものだ。これだと全身にガンがあればすぐわかる。しかし子宮体ガン検査も陰性だったし、それは必要ないだろうということで、MRIとなった。
予約したところにいくと、ここはホテルの中にある画像診断専門のクリニックで、ベルトコンベアーのように、順番が決められていて、そのまま進めば、帰りに画像を手にすることができる。お値段は保険は効くけど、なんだかんだと1万2千円くらいかかっていた。

つぎに健康保険限度額適用認定申請を済ませる

ところで、私が月頭に手術することを選んだ理由は、健康保険限度額適用認定これにつきる。月に支払う医療費が自己負担限度額を超えた場合、高額医療費の申請をすればの認められた条件に合わせて、支払った金額が戻ってくる。でもこちらはとりあえず自分で先に払わないといけない。
健康保険限度額適用認定を先にしておけば、最初からちゃんと自己負担限度を超えたものを引いた金額だけ支払えばいい。

ただ一つ注意しないといけないのは、同じ月の1日から末日で医療費が計算されるということ。だからもし、1月14日から2月13日にかけて入院していたとすると、1月14日から1月31日でまず1か月、その後2月1日から13日で2カ月目と計算されるのだ。
なので、一度で限度額提供を終わらせたいと思っていたので、できるだけ月の頭になるようにもっていったのだった。
この申請は、ネットか申請書をダウンロードして郵送すればOK。あとは、休む段取りをつければいい。


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