King Gnu Dome Tour 「THE GREATEST UNKNOWN」名古屋②ライブレポ
続きで、ライブのレポートを書いていこうと思います。
※セットリストなどのネタバレ前はワンクッション入れます。
今日はPAYPAYドーム福岡ですね。
いや~行っといてなんですが羨ましい。(笑)
会場のレポ(ドーム外)
グッズ購入の前後に、
会場の様子を色々撮影したのでその写真と共に感想を書きます。
ツアートラック
こちらはまず全ライブの本命のツアートラックですね~。
アルバムをひっさげたドームツアーということもあり、
そのTHE GREATEST UNKNOWNのロゴとエリアの名前が入った、
とてもシンプルで色合いがとてもカッコイイ素敵なツアートラックでした。
KingGnu×PlayStation
CMも放送されていたプレイステーションコラボ。
異質なのに違和感のない不思議・勢喜君。(笑)
CGキャラと顔面で勝負できるビジュ・常田君。
強敵を目の前に優雅にお茶する推し・新井君
そもそも絶対種族が違う筋肉・井口君。(笑)
プレイステーションのソフトのパッケージを模した,
大きなオブジェクトが配置されていました。
ゲーマーとしては興奮しましたね~(笑)
相方のおねーさんが常田くん推しなので、
無加工ですが常田くんアップも。(笑)
雨も滴るいい男です。
ネタバレなしライブレポート
まず最初に書かせてください。
唯一無二の圧倒的ライブパフォーマンス
歌唱力・演奏力・楽曲それぞれの魅力を掛け合わせた単純な合計ではない。
まるで映画を見ているかのようなストーリー性で、
最初から最後まで全曲通して一瞬も飽きさせない、
唯一無二の圧倒的なライブパフォーマンスでした。
高過ぎる歌唱力から彩られる井口君の魅力的なハイトーンボイス、
多様で多面的、天才的に多才な常田君の楽曲・演奏・ヴォーカル、
中毒性の高い魅惑の高低差のツインヴォーカルがフロントを奔る。
それを常に後ろから支え奏で続ける新井君の巧みなベースライン、
高い実力で激しく鮮やかに打ち鳴らされる勢喜君のドラムプレイ、
その全てが、
創造性が高く芸術的で、
非常識であり革新的で、
それでいて余りにも計算高い程に完成されている。
耳どころか魂ごと飲み込まれるほどの衝撃が、
リアルタイムに掻き鳴らされ続ける。
一度聴いたらもう虜になる、麻薬の様な。
奇跡の初ライブアリーナ2列目
いざ入場!
→きれいなお姉さんが案内してくれた
→最前列の方まで案内される
→(´Д⊂ヽ?????????
アリーナ最前列から2列目なんだが?????
常田君の斜め前なんだが??????????
私今回初ライブなのだが??????????
「なんかいい席らしい」
とは聞いていたんですがこれはいい席なんてもんじゃねえ。(笑)
BUMPの花道のつま先最前列といい、
なんかナゴヤドームにおいて神席を得る女、それが私…
最前列まで来て写真を撮る人たちに囲まれながら待機。(笑)
しかも最前列の方が最後まで来なかったので実質ほぼ最前列…
勿体ないぜ…!!
KingGnuは実在していた(そりゃそうだ)
そして開幕。
まずシンプルに、
毎日聞いていた大好きなバンドが目の前で演奏してくれていることに、
どんな言葉で表すにも頼りないほどに感動して震えた。
KingGnuは実在していた…( ;∀;)※そりゃあな
かっこよ…
MCがリサイタルなんだが
まず最初のMCがきて意外なことだらけでした。
(マジで音楽しか聴いてなかったので
メンバーの情報とかもほぼ無知だから)
井口君がリードして基本喋るんですね!
てっきり常田君が話すのかと思っていました。
一生懸命喋っている感じがなんとも愛おしい(笑)
まだ三日目なのに「もうツアーも折り返しで「待って全然折り返してない」
と新井先生に突っ込まれていて可愛かった。(笑)
常田君ずっとMC中BGMでピアノ弾いてた…
井口君のMC聞きながら常田君のピアノ聞けるとかMCリサイタルか???
お母さん井口君を産んでくれてありがとう
まずこの言葉に尽きる。(笑)
お母さん井口君を産んでくれてありがとう…すごくしあわせ…
もう一曲一曲聞くたびに、
拝みたくなるほどに素晴らしい圧倒的な歌唱力。
走馬灯のように
さっきMCでうっかり発言したこととか、
プレイステーションの筋肉の塊の姿とか、
にこやか過ぎて爆笑したマックのCMとか、
ふざけてたYouTubeの映像とかが脳裏に浮かんでは消えて…(笑)
ギャップの権化かよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
常田君の曲は銀河イチかっこいいんだよ
ご本人のビジュが良すぎることにまず驚きました(笑)
ヴォーカリストとしても
ギターを弾いている姿も
ピアノを弾いている姿も
圧倒的な強い存在感、
絶対的なカリスマ性、
天才的な音楽センス、
ビジュアルも相まって唯一無二の存在であると。
そして何より私は、
貴方が作る音楽は銀河イチカッコイイと言い続けたい…!
貴方の作る曲が私の世界を彩り、創造していくことに感謝したい。
推し爆誕・新井君
筆者は音楽だけ聴いてて、
やっと昨年まともにKingGnuのビジュアルやメンバーを知ったのですが
(井口くんは少し知ってた)
今回席的に四人が全員肉眼でお顔まで見えた訳なんです。
そして私は常田君の斜め前だったわけですが…
新井君が前に出てきて目の前でベースを弾いているのを見て、
惚れた!!
KingGnuで推しが出来ました!!!!!!!!!!!!!!
あとMCで井口君に突っ込んでいるのとかを見てぐっと来た。(笑)
※しっかりしているベーシストに弱い。
(例;GLAYのJIROさん)
性格的にも、ベーシストとしても、
多様多才なKing Gnuの楽曲を支える新井君…推せます…。
鮮やかで激しい勢喜君のドラム
「なんか見た目個性的な人だな」程度の知識だった勢喜君。
前列でそのドラムプレイを見たらもう虜ですよ。
もう彼のドラムがあまりに激しくて、
身体全体どころか魂を強く揺さぶられるようで。
それは勿論高い実力が根底にあってのもので。
あのアクロバットにパルクールしながら行進するような←?
King Gnuの楽曲達は、
勢喜君のドラムが彩ってるんだね…
ネタバレ有りライブレポート
この先ネタバレありますのでワンクッション。
席からの景色
まず私はアリーナ二列でこんな感じの目線でした。
初ライブでこれです。
常田君の斜め前です。
血糖値や血圧が全部上がりました←
モニターが逆に近すぎて見えにくいという。(笑)
会場全体の様子
席がところどころ結構空いていて、
リセールが間に合わなかったのかな…
とさみしい気持ちにもなりましたが仕方ないですね。
ちなみに退場のアナウンスはZIP FMナビゲーターの方が担当されていたそうです。
阿修羅の「A」 BOYの「B」…とちゃんと楽曲に例えてたね。(笑)
セットリスト
①SPECIALZ
私が初めて生でKing Gnuを聴く記念すべき一曲でした。
それがあの、
地獄の幕開けを彩ったSPECIALZだなんて…
「"U R MY SPECIAL"」
から始まるKing Gnuと私のストーリー。
最高かよ…
というか、
一曲目からSPECIALZ来るのやばくない??????
もうセンスが良すぎるし何してくれてんだって感じ…(誉め言葉)
TVアニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」オープニングテーマでもある、
私がKing Gnuで二番目に好きな曲です。
②一途
この時の私
「待て待て待て待て待て待て最推し曲がもう来たぞ??????」
と喜びと混乱が入り混じる状態。(笑)
King Gnuで一番好きな曲だったので。
推し曲がトップバッターで二連続するとは興奮せざるを得ない。
前奏の疾走感からの常田君のヴォーカルの始まりにかけてヤバかったな…
興奮しすぎて血管5本くらい切れたかも…←
やっぱりツインヴォーカルの掛け合いが神がかってるよな…
こちらも『呪術廻戦0』映画のテーマソングですね。
全てを覚悟した乙骨君と里香ちゃんの、
呪いという絆。
そして夏油傑との戦いを思い出しました。
③千両役者
この2曲の後にまだ畳みかけるのかという千両役者…!!
顧みないかの様に、
目の前で突き抜けられていく様があまりに快感で。
サビの盛り上がりもさることながら、
開場の盛り上がりはまさに絶頂に達して、
強く沸騰して吹きこぼれそうな状態だった。
④Stardom
短いイントロからの井口君のヴォーカルがゾクッとするような、
映画の核心的なシーンの様なハイセンスな始まり方がStardomは大好き…
「Honey make the world get down…」で
常田君へ切り替わってダークに景色が変わったところから、
世界が開かれて井口君の「あと一歩」でサビへ続いていく…
段階の踏み方が天才的なんだよな…
⑤MIRROR
正直MIRRORが1曲目だと思ってたんですよね。
だからここでアルバム1曲目か!と驚きました。
ただここでMIRRORが来ることにより場面が切り換えられたようで、
その様がとても滑らかで美しかった。
⑥カメレオン
ミステリと言う勿れの主題歌でもある、
ミステリアスで少し物悲しい魅力的なカメレオン。
硝子窓へストーリーが繋がっているそうで、
曲同士のストーリー性まで描いてしまうのがなんて芸術的なのだろう。
⑦DARE??
これはやはり意図があってアルバム通りカメレオンから繋がっているのかな。
始まりの「DARE??」から、
独特なメロディーが心地良い魅惑の38秒。
アルバムはここから「SPECIALZ」に繋がりますね。
⑧白日
井口君の「時には…」が聞こえて
「出た…」って思わず声が出た…
代名詞であり代表曲と言える白日。
こちらも聞けてまさに拝みたい気分でした…。
King Gnuと同じ時代に生きられて幸せだと感じざるを得ない珠玉の一曲。
ほんの少しの強さで歩き出しても、
胸を締め付けて離さない切なさが、
何度振り返っては深い後悔の中で、
真っ白な世界を塗り潰すかの様に。
「降りしきる雪よ、今日だけは 全てを隠してくれ」と。
⑨硝子窓
カメレオンのアンサーソングである、
映画『ミステリと言う勿れ』主題歌の硝子窓。
今にも砕け散りそうな程に儚く繊細でいて、
それすらも顧みない意志の強さが余りに美しい。
⑩泡
印象的な心臓の音から始まり、
井口君の「消えたのは…」という囁くようなヴォーカル、
織り重ねるように編まれる常田君のヴォーカル。
このまま溺れてしまいたいほどの、
溶け合うような心地よさ。
⑪2ΜΟЯΟ
常田君のCMでも使われていますが、
この曲もハイセンスで兎に角オシャレだと感じた一曲でした。
センスが良すぎて頭おかしくなりそう…←
2ΜΟЯΟが流れている空間がもうムーディでやばかった。
癒されるかのようで、中毒性がある一曲。
⑫Vinyl
二面性を描いているのでは?と言われているVinyl。
PVもエロティックな雰囲気もあり魅力的な一曲。
2ΜΟЯΟからのVinylは痺れるよな~…
⑬W●RKAHOLIC
36秒間の静かな激動。
これは普段聞く以上にライブアレンジの方がより興奮する…!
⑭):阿修羅:(
弾丸の音。
待ってました~~~~~!!!!
プレイステーションのCMソングでもある阿修羅。
最高にKing Gnuらしい一曲だと思いませんか!!!!???
会場の全員の魂が踊り狂う様をこの目で見た気がしました。
「この人生たった一度きり…」
からの常田君のヴォーカルかっこよすぎだろ…
「修羅修羅修羅の道…」
からの弾むような井口君の高音も良すぎる…
目の前で阿修羅聞けてもうまじで悔いはないどころか、
逆にこれから悔いないように生き抜かないとだめだと思い知らされた。
⑮δ
水が滴り落ちていくような、37秒の美しい「デルタ」
⑯逆夢
こちらもやっていただけるんですが…?
と拝みそうだった…
ありがたすぎる…
「春はいつだって…」の
ハモリがヤバすぎてこのまま成仏しそうだった…
映画館で聴いた逆夢を思い出しました。
これを聴くために映画館に行ったんだけど、
生で聴ける日が来るなんて。
2曲目で一途からのここにきて逆夢。
『劇場版 呪術廻戦 0』のひとつの終幕の曲であり、
乙骨君と里香ちゃんの新たな始まりでもある一曲。
私は「この胸を射通して」の表現がとても好きです。
痛みを伴う強い意志が、とても美しいと感じる。
ただ自由であれたなら、
ただ想い合えたのなら、
ただあなたが望むなら、
この愛が僕を呪いのように蝕んだとしても、
この胸を射通して僕も何者かに成れたなら。
⑰IKAROS
とても印象が強かった。
日常を全て忘れて、
ドーム全体が酔いしれていた。
⑱Slumberland
常田君のメガホン来た~!!
目の前でメガホンで歌われて
殺す気かよ…
と思った…
かっこよすぎるだろ…( ;∀;)
心の叫びをさらけ出しているようで、
開放的な常田君が最高にカッコイイ一曲でした。
⑲Sorrows
生で聴いたら逆輸入的に飛びぬけて好きになって最近毎日聴いてる(笑)
始まりや合間に「Sorrows…」って入るのが癖になる。
聞けば聞くほど深みにはまり好きになる。
⑳Flash!!!
キターーーーーー!!!!!
会場が飛び跳ねた!!!!!
もうこの曲の開幕が最高過ぎる。
短いイントロからの"It's Not A Joke"→「It's Flash!!」がヤバすぎる…
まじで常田くん何かしらの神だな…????
そこから駆け抜けてからの
「間違いだらけの人生が…」の緩急も最高。
㉑BOY
確か映像で井口君が子供になっていたんですよね。
スクリーンが逆に見えにくかったから最初よくわからなかったんだけど、
凄く可愛かった(笑)
温かくて、どこか懐かしくて、やさしい大切な一曲。
㉒SUNNY SIDE UP
ああ、雨燦々が来る…!!という、
ドームの屋根が取り払われたかのような、
世界が開かれた愛おしい44秒。
㉓雨燦々
「雨燦々と降り注ぎ 夏を弾いて反射した 僕らを映し出す
雨燦々と降り注ぎ 夏を泳いでずぶ濡れの 僕らを映し出す」
これを会場で一緒に大合唱できる人生の幸せ。
「選べよ」から始まるのが好きすぎる。
個人的に雨が好きだし特別でもある一曲。
「選べよ」「紡ぐよ」「叫べよ」「繋ぐよ」
語りかける、という言葉では少し頼りないほどに、
世界に降り注ぐ様に魂に訴えかける。
雨燦々と降り注ぎ、静かな情熱を感じる一曲。
㉔仝
ライブの終幕が近づくのを感じる、
三文小説前の情緒的な44秒。
㉕三文小説
こちらも代名詞であるバラード曲。
人生の深淵に優しく触れているような、
ありふれた人生などないのだと思い知らされる一曲。
あまりに美しくて、
あまりに優しくて、
あまりに悲しくて、
あまりに切なくて、
あまりに愛情深い。
㉖ЯOЯЯIM
本編ラストはアルバムと同じくЯOЯЯIMで締めくくり。
ライブのようで映画の様なひと時だった。
~アンコール~
①Teenager forever
「他の誰かになんて なれやしないよ…」
でPOPに井口君のヴォーカルから始まり、
「いつまでも 相変わらず つまらない話を…」
と常田君のヴォーカルが入るサビ前の切り替わりが大好き。
楽しい様でどこか切ないのが、
余すことなく全身に伝わる不思議。
若さは一瞬。
人は青春を一度しか所有できない。
でも大人になってもその気持ちは心の中で失わないでいたい。
そんな風に感じました。
Teenager Forever。
明日を信じてみたいの 微かな自分を 愛せなかったとしても。
②飛行艇
ラストはこの曲でした。
イントロがもう King Gnu此処に有り 感が凄い良くて…
無敵感あるね〜※オールナイトニッポンより
この時代に飛び乗って 今夜この街を飛び立って 大空を飛び回って
命揺らせ 命揺らせ
今まさに時代の大波に乗っているKing Gnu。
そのKing Gnuに命を揺らされている我々。
飛空艇で締めくくられるこのメッセージが狂おしいほど好き。
最期に
長くなりましたが、
人生最高と言っても過言ではないライブでした。
必ずこのライブを人生の中で通過点でなく転換点にしたいと思っています。
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