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【野鳥撮影】 ミサゴ撮影2回目にしていろんな姿を見れた

みなさんこんにちはソライトです。
今日は前回の記事に続いて「ミサゴ」撮影の様子を共有します。

前回記事↓↓↓



ミサゴの撮影2回目

 今回も前回行った場所に来てミサゴの撮影に挑みました。
撮影地のこの場所自体は何回か来ているんですが、ミサゴを撮ろうと思って来たのは今回で2回目になります。

朝の8時くらいに現場に到着してからいつもの定位置にカメラをセットしミサゴが来るのをしばし待つことに。
そしたらものの10〜20分くらいでミサゴが電柱に止まってくれて、止まりの写真を撮ることができました。前回は止まりの写真を撮れなかったので少し興奮しながらシャッターを切り続け、すると一つ電柱を挟んだ所の電柱にトビがやってきて少しだけミサゴを警戒している感じでした。
あるいは、あわよくばミサゴが取った魚を奪おうと思ったりしているのかな?

その、ミサゴとトビの共演というのもなんとなくいい雰囲気だったので2羽を含めて撮ったりしていると、流石に居心地が悪くなったのかミサゴが別の場所に飛んでいきました。

ちなみに撮影場所は広範囲を見渡せる場所なので、その飛んでいったミサゴの後を双眼鏡を使ってずっと追うことに。
ず〜っと追っていたらテトラポッドに止まり羽を休め始めた様子でした。
距離にして1km近く離れていたと思うんですが、「うん?」と思ってよーく見てみると、なんと近くにもう1羽、ミサゴがいたんですよね。
撮影した日が3月中旬なので時期的にも、「つがい」なのかな?と思って見ていましたが、、、それから2時間後。

野鳥撮影あるあるだと思うんですが、どこかに止まったらそこから1〜2時間動かないということがたまにあって、今回がそれでした。
以前、2羽のヤマセミを撮影した時も動きませんでしたが、その時もつがいの様な感じだったので、ペアといる時は長く動かないのかも知れませんね。

そしてミサゴのペアはずっと動かなかったので、時々確認をしつつ、他にも野鳥がいるので他の野鳥を観察していたんですが、少し目を離した時には1羽がいなくなっていて、その後少ししてからもう一羽もいなくなり、「あ〜、どっかに行っちゃったなぁー」と思っていたら、僕がいる付近に戻って来てたみたいで、水面の上を飛んでいました。

すると、まさかの僕がいるすぐ近くの電柱にやって来てくれました。距離にして100メートル弱くらいでしょうか。

ミサゴも警戒心が低い訳じゃないと思うので、ここまで近くに来てくれるとは思わず、脅かさない様にそっとカメラをミサゴの方に向けてシャッター切っていきました。
その時に撮った写真のうちの一枚です。

焦点距離:840mm
シャッタースピード:1/1000
絞り:f9
ISO:125

止まりの写真ももちろん撮りましたが、飛び立つ瞬間の写真を撮りたいと思い、その時を静かに待っていました。
結果的に良い感じの飛び立つ瞬間の写真が撮ることができたので、ミサゴに直接会って「ありがとう、ミサゴさん!」って言いたいくらいです(笑)

そしてそのまま飛び姿も撮影しました。

焦点距離:840mm
シャッタースピード:1/1000
絞り:f9
ISO:125

背景に砂浜やテトラポッド、白波が入り良い感じに。


念願のダイブ姿を

 前回の撮影ではミサゴがダイブする姿に見惚れてしまってシャッターを押すことを忘れてしまい、その姿を写真に収めることはできませんでした。
だからこそ今回はダイブする姿を必ず撮りたいと思っていました。

遠くでミサゴが飛んでいたのは確認できていたので、いつかはチャンスがあるだろうと思いその時を待っていたらミサゴが活発になりはじめました。

水面上空を飛んでエサである魚が居るかを確認している様子が一目で分かり、そこからダイブする瞬間を狙って待っていました。

そして本当にその時が来てミサゴが勢いよく水面に向かっていきました、、、が、フェイント(笑)
水面に飛び込む寸前で軌道変更。

ミサゴ的には魚に気付かれたから軌道変更したのか、それともただの練習でだったのか、いずれにせよその時間も楽しかったです。

そしてこの後もダイブする瞬間を待ち続け、フェイントも何回かありましたが、結果的にダイブする瞬間を撮影することができました。

焦点距離:840mm
シャッタースピード:1/2500
絞り:f9
ISO:1250
焦点距離:840mm
シャッタースピード:1/2500
絞り:f9
ISO:1250

この時は魚は取れなかったみたいですが、そう上手くいかないのが自然界なのかなと思います。

そして、この時あたりからミサゴが常時2羽ぐらいなっていて活発に動き、ダイブする回数も増えてしました。

ダイブする姿をさらに写真に収めようと頑張っていたところ、1羽のミサゴが魚を持ってコチラの方に向かってきました。
最初はフェンスの上に止まったんですが、魚を持ったままではバランスが悪かったのかまたすぐに飛び出して、まさかさらに僕の方に飛んできました。

さすがに僕に気付いたのか、、、どうかは分からないですが左に逸れていったんですが、僕はその様子だけでけっこう感動していました。、、、が、まさかの僕から40〜50mぐらい離れた近くの電柱に止まり食事をし始めました!

焦点距離:840mm
シャッタースピード:1/2500
絞り:f9
ISO400

かなり近い距離でまさかの事だったので少しビックリしたんですが、ここは冷静になって脅かさないようにそーっとカメラをミサゴの方に向けてピントを合わせてシャッターを切っていきました。

そして少しおもしろい習性を垣間見ることができて、取った魚がまだ生きていたのでその魚を電柱の角にぶつけて弱らせていたんですよね。
これはカワセミやヤマセミの時にも見られる行動なんですが、ミサゴでも見れるとは思わずビックリ。

魚が少しかわいそうに見えてしまうんですが、これも命の循環の一部であって僕たち人間も魚を取って調理して食べていますし、しっかりとその瞬間を見ていました。
野鳥の撮影をしているとこういう場面を観察できることもあるので色々勉強になります。

そのあとは美味しそうに魚を全部食べたんですが、食べ終わったのも束の間、カラスがちょっかいか何なのかミサゴのところにやってきて、ミサゴも少しビックリした様子でした。

焦点距離:840mm
シャッタースピード:1/3200
絞り:f9
ISO:500


今回のミサゴ撮影はダイブした写真も撮れましたし、魚の食事の様子も間近で見ることができとても充実した撮影になりました。

またミサゴの撮影には行くと思いますが、今回の様にいろんな様子を見れることはなかなか無いと思うので今回の事で学んだ事を次の野鳥撮影に生かしていこうと思います。



最後にミサゴの子育ての映像がYouTubeに投稿されてあったので共有します。
映像の中のひと場面でヒナがいきなり風に乗ってホバリングをし始めたのを母鳥がビックリした様子で見ていたのが特に微笑ましかったので、ぜひ見てみてください。


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