罪悪感をなくせば、ごはんはもっと楽しくなる

料理がつらい。

疲れていて作りたくない。
健康が気になるけど時間がない。
料理したくないけど家族に申し訳ないから作る。

そんな罪悪感やもやもやをなくして、ごはんを楽しむ3つのヒント。
栄養に関するお仕事をしていたけど、サボり魔な私が行なっている具体的な実例のnoteです。


1.自分を追い込まない

いつもおつかれさまです。
お仕事や育児や学業、大変ですよね。
料理しようって思えるあなたはすごい。

料理を作らないと家族に申し訳ない、サボってる気がする?

いいんです。
そんな日もあります。
私は無理して料理を作ってもらうより、あなたが元気で笑っていてくれるほうが嬉しい。
お休みしましょう。
いつもありがとう。

人の料理を食べると新しい食体験ができます。
少し贅沢なご飯を食べると勉強になります。
「この野菜をこの料理に使うんだ!」
「この味付けは何を入れているんだろう?」

自分の中にない新しい味に出会うと嬉しくなります。
気が向いたら真似してみると料理の幅が広がります。


健康診断で注意されちゃった。
揚げ物とラーメンは食べちゃいけないんでしょ?
和食好きじゃない。洋食が食べたい。
料理は苦手。自炊めんどくさい。

大丈夫。
選択肢はたくさんあります。しかも簡単。
選び方、食べる頻度、量を気にしてみましょう。

例えば
「とんかつじゃなくてポークソテーにする」
「ラーメンは週1回好きなものを食べていい」
「大盛りじゃなくて普通盛りにする」。

やめようと思うとストレスになってしまう方が多いです。
メリハリをつけるのがおすすめ。

実は自分で料理すると、好きなものをよりヘルシーに食べることもできますよ。
気が向いたら教えてくださいね^_^


2.外食やお惣菜を楽しく活用する

外食やお惣菜も、おいしくて健康に配慮されているものがたくさんあります。
どんどん活用しましょう。

外食なら定食屋さんがおすすめ。

たとえば、
「大戸屋の定食+サイドメニューのサラダorほうれん草の和え物」

野菜が足りないなと感じたら、一品プラスすると栄養価のバランスが良くなります。
普段お肉やファーストフードが多い方は、食物繊維不足の可能性があるので、白米をもちもち五穀ご飯に変えるのもいいですね。


お惣菜なら種類が豊富なお店がおすすめです。

一般的なお弁当は
「ご飯とメインがどーん+副菜が少し+お漬物」
という構成が多く、野菜が不足しています。

そこで私がランチに利用するのは、お惣菜を量り売りで買うことができるオリジン弁当。
6種類のお惣菜が入れられる容器に、
「お肉やお魚を使った主菜3種類」と「野菜を使った副菜3種類」を選んでいます。

よく行く店舗は、50種類ほどのお惣菜が並んでいて選ぶ楽しみがあります。
おにぎりと豚汁を組み合わせると大満足。



そういうお店がなければ幕の内弁当!

おかずと食材の種類が多く、栄養価のバランスが良いと思います。
見た目の彩りもよく食べるのが楽しい。
駅弁では小さなスイーツが入っているものもあり、甘党さんにはおすすめ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/幕の内弁当


コンビニならセブンイレブンかナチュラルローソン。

食べきりサイズの美味しいお惣菜が充実しています。
ミニカップのひじきや野菜の和え物を買います。
雑穀のおにぎりは便秘がちな方におすすめです。

セブンイレブンの取り組みはとてもすきです。

ナチュラルローソンの玄米もいいですね。


以上、独断と偏見による実例集でした。



3.料理のハードルを下げる

面倒だけど作ることにしました?
すごい。
ちなみに私はすぐサボります。

料理って実は結構大変ですよね。


献立を考える
在庫を把握する
買うものを決める
材料を仕入れる
運搬する
冷蔵庫などに片付ける
洗う
皮をむく・切る
下ごしらえする
茹でる・焼く・炒める・煮る・蒸す・揚げる
味付けする
お皿に盛り付ける
食卓へ運ぶ
【食べる】
食べ終わった食器を運ぶ
洗う
拭く
片付ける

簡単に書いてもこれだけの工程があります。
面倒な気持ち、すごくよくわかります。

なので、少しだけやり方を変えてみませんか?

カット野菜や、クックドゥのような味付けのもとを使って手間を省く。
お惣菜を一品買って、作る品数を減らす。
簡単におかずになる納豆、味付きもずく、豆腐を冷蔵庫に常備する。
お湯を加えるだけのお味噌汁やスープに具を足してみる。

以前、有賀薫さんのゼミで市販のスープに野菜を加えるお話がありました。
私はトマト系のスープに鶏肉をチンして入れます。
お肉を入れると、食べた感と満足度が向上。
タンパク質が摂取できるので、筋トレ中の方にもおすすめです。


先日行われた調理実習の「スープの方程式」は、とてもおすすめ。
素材×だし×オイル×調味料=おいしいスープにとても豊かな可能性を感じました。


最後に

毎日の食事はあなたの体を作るとても大切なもの。
食べることは生きること、生きることは食べること。
大事なことだから楽しい方がいい。

作れないときも罪悪感に縛られず、無理なくごはんを食べましょう。

Nサロンの参加者の方から
「仕事が忙しくて料理できない」
「料理しなきゃと思うけどできない」
「料理できないときに食べるといいものが知りたい」
とご意見をいただいたので書きました。
何かの参考になれば幸いです。

※WORDS文章教室のカイゼン記事でした。

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