テレアポインターの性格と向いている案件

 テレアポとは人が行うものです。つまり人それぞれが違った性格を持っている為、案件によっては向き不向きが出てきます。もちろん短所を改善することも大事ですが、私はそれよりも長所を最大限に伸ばす方が個人にとっても会社にとってもいいと考えております。もし架ける対象が複数あったりリストも色々お持ちであればその人に合った案件、リストに架けさせた方が成果が出ます。今回はどういう人がどういう案件に向いているのかを話したいと思います。


テレアポにおいて判別する性格

 テレアポにおいて、アポインターの性格で見なければいけないポイントは物事を考えすぎる人かそうでない人かという事です。これは今まで育った環境でいろんなことを気にする、気にしすぎる人もいれば、ポジティブ思考で考えれたりすぐ切り替えが出来る人がいます。私はどちらかと言えば気にしすぎる人間でした。一般的にテレアポに向いているのは後者で1コール1コール切り替えができ、淡々とコールを回すことが出来るのがどこコールセンターでもアポイントが良く取れていると思います。ただ前者がダメかというとそうではありません。前者でも向いているものもあります。
 まずは後者の切り替えが早い気にしない人が向いている案件から説明していきます。

新規開拓のゴリゴリコール

 切り替えが早い気にしない人の向いているコールとは、新規開拓のゴリゴリのコールです。それはなぜかというと、このコールで大事なポイントはテレフォンショッピングの様なテンションが高い提案力がいるからです。新規開拓とはもともとニーズがある人だけではなく、今まで知らない方や潜在ニーズの引き上げを行わなくてはいけません。これを気にしすぎる人がやると断られるごとにいらないものを売りつけているという思考に変わりがちです。ただ切り替えが早い人であれば、断れることは当たり前と考え次から次にコールを回すことが出来ますし、提案のときのテンションを高めたまんま魅力的に感じさせることにたけていると思います。これは一見、両者ともできるように思えますが、やはりテレアポというのはいろんなことを言われたり1日に何百ものコールを回さなくてはいけません。そうなると段々、気にしすぎる人の方が疲弊してきて、商材にも自信がなくなって魅力的にトークをすることが出来なくなってしまいます。

 ですので切り替え早く淡々とコールを回せるものは新規開拓のテレアポが向いていると言えます。

次は逆に気にしすぎる人が最大限に生かせる案件を紹介します。


ズバリ、リプレイス提案

 世の中のほとんどの会社、商材は絶対競合他社がいると思います。そうなると既に競合他社を利用しているという企業もたくさんいらっしゃいます。このリプレイス提案は気にしすぎる人の方が向いています。それはなぜかというと大前提としてリプレイス提案のときい既存で使っている業者や商材のことを悪く言う事ができません。悪く言うと相手に不快な思いをさせてしまうからです。リプレイス提案で大事なことは懐に入ると言う事です。懐に入る事でお客様の口から既存の不満やお困りごとを聞き出すことが必要です。そういう懐に入る能力、聞くこと聞き出すことがうまいのは気にしすぎる人の方がたけています。 

 これは私の実体験でもあります。私はテレアポ営業をずっとしていたとき最初は新規開拓やっていました。ただ私は色々気にするタイプで売りつけるという事が嫌でした。ですので新規開拓のテレアポではかなり苦戦して丸一日電話しても1件も取れないなんてことはありました。
 ただそこから偶然リプレイスの提案アポをする機会があったのですがその時に性格とマッチしてアポイントも一日5件とか取れるようになりました。リプレイス提案というのはゴリゴリの提案というよりはどちらかと言えばお悩み相談みたいなお電話の方が相手の懐に入ったり、思わぬニーズや競合他社の情報収集もできたりする。


結論、どちらもうまいこと出来るのが一番いいのですがなかなかそうはいきません。ですので自分の性格はどうなのかどういうコールが向いているのかを自分で考えたり、監督者が見極め導くことが大事です。
 長所を最大限いかすことを考えて楽しく仕事をしましょう!





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