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大人になれない大きな子どもの話

書き出しにどんな言葉を添えるかいつも迷いますが、やはり無難な「どうも。」に落ち着くのはなぜなのでしょう。
もう少し表現の幅が欲しいと切に思うさかもとです。

今回は帰路の電車内で見た衝撃の光景について少し書いてみます。

その日、何が起きたか

簡単に言えばとんでもマナー違反なおじさんが電車の中にいたという話です。

ある日、夜23:00頃の電車に乗っていると、突然電車の中で本来耳にすることがないであろう大きな罵声が耳に入ってきました。

「なぜそんなこともできないのか」
「お前のミスでこんなにもたくさんの迷惑がかかっている。
 今から謝りにいけ。」

聞いているだけでなんとも胃が痛くなる言葉の数々ですが、冷静に考えるとここは電車内。そう。そのおじさんはあろうことか深夜に差し掛かろうという電車内で、何かミスをしてしまったのであろう部下を電話で咎めていたわけです。

それだけでも信じられないのですが、その人は部下との電話を切り上げ、そのまま顧客と思しき人に電話をかけ始めたのです。みなさん。改めて確認しますが、ここは23:00を回った電車内です。
しかもなんということでしょう。そのおじさんは電話口でご丁寧に自社名と名字を名乗り、挙句の果てには相手の企業名まで口に出す始末。

ここまで来るといよいよ頭が痛くなってきますが、このおじさんは顧客への謝罪と部下への罵声のミルフィーユをこの後も20分ほど繰り広げていました。

このマナー違反の極みおじさんから学んだこと

脚色のありそうな話というかどうか脚色があってくれと思う話ですが、残念ながらこれは全て事実です。ノンフィクション。

「緊急性の高い事故が起こってしまったからやむを得なかった」
「業種やその顧客の性格などから深夜の連絡でも全然問題なかった」
など擁護の可能性を考えてはみますが、それにも限界はあります。

そのおじさんの何がダメだったのかと言うともう全部がダメだったと思うのですが、強いて言うなら
・そもそも電車内は公共空間なので大きな声で電話をすべきではなかった
・部下への指摘はどう考えても指摘の範囲を超えてパワハラだった
・顧客情報を公共の場で口にしてしまった(しかもネガティブな局面)
の3点にまとめられるでしょうか。

まず、当たり前な話ですが、ご丁寧に車内アナウンスで「お電話はご遠慮ください」と流れているのだから特別な事情がない限りはそのルールに従うべきです。つまりこの人は明示されたルールを破った訳です。

そして、2点目ですが流石に23:00にもなって「今から謝りにいけ」はどうなのでしょう。いやもしかしたらそういうことが必要なケースがあるのかもしれないのですが、それにしたって言い方はあるでしょう。
部下への言葉の中に助け舟は全くなく、一方的な責めがあるのみで聞いているこちらも気が滅入るほどでした。どう考えてもパワハラでしょう。

最後となる3点目、ここに関しては自分たちも気をつけねばならないのですが、内容が良かれ悪かれ顧客の情報をバイネームで出すことは避けるべきだったと言えるでしょう。
この1件をきっかけに、おじさんの顧客であるA社(仮称)に対して良いイメージを持ったという人はいるのでしょうか。(いや、いない。はず。)
A社が何もしていないことはわかっていても、良い記憶として残ることはまずないでしょう。この状況を考えればA社は立派な被害者です。
おじさんは1本の電話で顧客のブランドを傷つけたと言えるでしょう。

思いつきで書いているせいで着地点を見失ってきたので、この辺で強引にこの1件から個人的に再確認したことをまとめると
・感情的になったり取り乱すこと自体は問題ではなく、超えてはいけないラインを超えたてしまっているかどうかが問題である。
・言行1つで印象は180°変わる。そしてこれは自分に限らず、自分以外の誰かの言行であっても同じである。
・型破りと言っても破ってはいけない型もある。
あたりでしょうか。

びっくりした話をしたかっただけなので何か示唆を含むようなnoteではありませんが、1つの行動が及ぼす影響を自覚しなければならないという当たり前のようで、実践することが難しい課題を意識するいいきっかけになったという話でした。皆さんも気をつけましょう。

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