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滋賀県篇① お試し1泊ツーリング旅行記

前回までのあらすじ

9月28日(水)出発日

朝起きるのは苦手だけど、頑張って少し早起き。午前7時には起きて、1時間後の八時には出発できた。

ガソリン満タン。

雨雲レーダーをみてると、少し雨が重なっていた。でも、今更行くのを辞める気もなかった。
…予想通り雨はそんなに当たらずに終わった。

ルート:伊勢西IC〜伊勢関IC 

バイクで高速道路を走るのは、
はじめてだったので何をするのにも緊張した。
一番緊張したのは料金所(伊勢西~伊勢関は一般¥1620)、
幅寄せが慣れず、近くに止めれなくてチケットが取れない…太もものポケットにチケットが入らない…
支払いの時チケットポケットから出てこない…などなど、高速道路なのにもたもたしてしまって非常に恥ずかしい、お金があれば今すぐにでもETCを装着したい気持ちでいっぱいになった。

やっぱり、朝はおにぎりとほうじ茶よね。

途中、関ドライブインへの道のりが理解不能だったため、手前の安濃SAで休憩兼朝ごはんを食べた。
レストランも付いてるのでそこで食べようか迷ったけど普通のコンビニおにぎりとお茶を買った。

安濃SAは車の時に何回か休憩で止まったことはあるから、なんとなく地形とかは頭に入っている(それ必要?)大内山牛乳のTシャツが売ってたりしててて、いつか買いたい。

ルート:鈴鹿峠〜鈴鹿スカイライン

鈴鹿峠、鈴鹿スカイラインは結構難所で寒いイメージだったので、今の今までは避けて来たけど、ここに来てやっと通ることになった。
結果的に、ものすごくビビってたけど、実際は普通に楽しく走れた。所々路面が剥がれていたり、ボコボコしていたり、幅が狭くなっていたり、大きなトラックが線はみ出しながら通ったりしていたけど、
「私は、危ないところをいまから、走るぞ」という心構えで真面目に向き合うことした。思ってたよりも、ずっと楽しくて走ることができうれしい思い出になった。鈴鹿スカイラインはもうかなりススキがあったり、紅葉っぽいのが色づいていた。山の中でなおかつ標高も少しあるからなのか、おかげで秋を感じられた。

目的地:豊郷小学校旧校舎群

桜ヶ丘高校だ…本当に、本当にあったんだ…

小学校についたのはだいたいお昼前の11時半頃。
ここまで来れた感動と、けいおんの聖地に足を踏み入れたと言う嬉しさを表面上、押し殺しながら足を進めた。
内心とても興奮していてマスクの中は汗まみれになった気持ち悪さを今でも覚えている。

建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏設計の建物で
平成25年には国の登録有形文化財に登録されている。

建設の際、大いに貢献した古川鉄治郎像。

施設:旧図書館(現ギャラリー)

中に入る時はスリッパに履き替える。

校舎をみて左手に進むと、旧図書館だった場所。
休憩所みたいな場所で、そこにはギャラリーと観光案内所がある。

けいおん以外にもいろんなドラマで使われているようで、
ポスターや冊子等が貼ってあったりした。
さらに斜め左を進むとけいおんで出て来た楽器だったり、
当時連載されていた雑誌、フィギュア、キーホルダーやぬいぐるみ、
なんかもう、けいおんに関すること全てのものがここにめちゃくちゃある。
二階に進むと等身大パネルや、
一階で飾りきれなかった特大フィギュアが飾ってあった。
(この椅子は記念撮影用かな。と…撮りたかった…。)
二階から見た風景。落ち着く色合いで統一されててずっと見てても飽きない

安納SA以降、何も口にしてなかったのでお昼を取ることに。ギャラリー入って左を見ると観光案内所があるので、
そこで食品やお土産、キャラクター商品が売ってたりする。
プリンとまよったけど、結局メロンパンにした。

びわ湖サイダー¥270
とんちゃんパン¥250
レシートのなまえは「とんちゃんパン」

表面に砂糖が溢れるほどついてたので、サクサク食べれて美味しかった。
観光地来たら、やっぱりご当地サイダーものんでみる。まあ普通のサイダー。
実はコツコツマンホールカードも集めているので、一枚頂いた。

施設:校舎

ここも、正面玄関からスリッパに履き替える

結構賑わっていて、複合施設になっているので教室ごとに色々な事務所があった。平日で事務員がいたので静かに行動!おじゃまします!

場所:1階中央玄関

階段は合計3箇所あるけど全てにウサギとカメのオブジェが置いてある。
なぜこれを置いたのか、設計者であったウィリアム・メレル・ヴォーリズが、古川鉄治郎が恩師から言われた話をしたところウィリアムはとても感動し、これを置いたそう。

3階まで続く階段の手すりには、うさぎとカメがかけっこをする真鍮のオブジェが置かれている。伝えられるところによれば、豊郷小学校のシンボルを作ろうとヴォーリズから提案されたとき、古川の頭には尋常小学校を卒業するときに恩師から言われた言葉が浮かんだという。
「誰も見ていないところでも努力し、ゆっくりでもいいから前へ進んで行きなさい」
優秀で社交的な兄とは違い、動きが遅くていじめられっ子だったという古川少年に、恩師はイソップの寓話を話してくれた。
古川鉄治郎という「近江商人」
階段のここの窪みの部分ステキ
廊下。歩くたびにギシギシ言っててちょっと怖い
教室の窓
上の方に開く仕組み
右から左に「コンケロルポンプ」と読むのが正解
日本初の動力による地下水利用を可能にしたポンプ
予定表とかの黒板、何枚かあってその一部。
私の小学校にもそんなのあったなぁ。

施設:展示室

この施設内の歴史や設計図が展示されている。
日本名に注目。
トトロにも出てきそうな電話。
設計図初めて見ることになったけど、
植物とかも事細かく種類ごとに書かれていた。

施設:講堂

表からも行けるけど一階廊下とも繋がっているので、
そのまま直行。
校舎→講堂への廊下
ここは、梓へのプレゼントで悩むところシーン?
講堂!天井が高いからより広々感じる。
あーおーげばーとーとしー。
椅子に座ったらけいおんの世界に入ったような気がした。
外から見た講堂入口。シンメトリー。
「あずさへのプレゼント?」
「最後に先輩らしいことしたいよ!」

講堂、なんかアニメからしても思い出深い場所。
アニメ最終回の卒業のシーンとか、
座ったりしたらアニメのシーンもそうだけど、
自分の学生の時を思い出したりして、ちょっとだけジーンときたりした。

and then…あれ?3階の部室は?

校舎とバイク

残念ながら、見学することはできなかった…。
3階の部室は住民の方が使われていて中に入ることができなかった。秋山澪ファンクラブお茶会のシーンは隣の部屋だったけど、そこだけ、見学できた。
3階についてはまたきた時にレポート出来たらいいな!

今回のお試しお泊まり旅行は、
これと明日にもう一つ聖地巡礼予定だったが
意外と時間が余ってしまったので、
聖地巡礼から離れてしまうけど、個人的興味ある場所へ行こうと思う。
なんだかお試し旅行感無くなってきて、
普通のお泊まり旅行みたいになってきたぞ。
②へつづく…

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