871ンスタライブ #044(Keishi Tanaka)

#871ンスタライブ  #044
2021年3月18日(木)

第44回目の配信は、Keishi Tanakaさんを迎えてお届け。柳井さんと一緒に関わっているMIR豊岡の話を中心に、AVENUE EXHIBITIONや文化についてのお話などが繰り広げられました。
 
主催:柳井貢(以下、871)
ゲスト:Keishi Tanaka(以下、ケイシ)
 
(871) こんばんは。お久しぶりです。
ちょっと間が空いてしまったのと、前回の岡田さんとのギリギリトークが、アーカイブを残す作業してる途中でiPhone落ちちゃって。しまった!っていう感じだったんですけど、すみません。

今日木曜日かぁ。1週間早いっすね。皆さん今週はどうでしたか?やっぱり3月末って色々ありますね。学校も節目だし仕事も期末、年度末で単純に忙しくもなるし、人の動きもあったりもするし、新しいこと色々考えたりしきゃいけないし、大変だなぁと思いますけど。皆も元気で頑張ってくれてるといいなと思います。
あと今日、近所の公園で桜が咲きはじめてた!もう桜が咲く季節なんだなー、って思ってましたよ。
 
はい。今日は、Keishi Tanakaくんに来てもらって色々お話できればなと思ってます。HIP LAND MUSICのアーティストなので身内っちゃ身内なんですけど、担当は全然別で部署も違くて。でもMIR豊岡とかで、一緒にお仕事してますね。じゃあケイシ君を呼びたいと思います!
 
(ケイシ) お疲れ様です!
 
(871) お疲れ様ー!
 
(ケイシ) (お酒を片手に)すみません!
 
(871) いや全然!俺も飲んでるよ。
 
(ケイシ) 俺、この柳井さんのインスタライブのことを正直あんまり理解していないかもしれなくて。すごいですね。めっちゃやってますね?
 
(871) もう44回目!(笑)
 
(ケイシ) (笑)言ったらスタッフ側の人が、インスタライブをそんなやってるのってすごいなと思って、むしろ何をしてるのかが気になります。何でやってんのかなみたいな…。
何してんすか?(笑)
 
(871) ははは(笑)じゃあ、お互い凄い軽〜い自己紹介しよう。お互いのフォロワーさんに。
ケイシ君からいこう。
 
(ケイシ) そうですね。
最初に言ってくれてましたけど、僕もHIP LAND MUSICという、柳井さんがいる会社に所属してるミュージシャンではあるので、とても近い人ではあるんですけど、担当は違うので常に一緒にいるわけではなくて。僕自体はもともと20代の頃に『Riddim Saunter』っていうバンドをやってて。解散してから10年ぐらい経つんですけど、30歳ちょっと前ぐらいからKeishi Tanakaっていうソロ名義になって活動してます。バンドセットもあるし、弾き語りとかもするし、活動の場所を選ばずやっております。と、プロフィールには書いてます。
 
(871) ありがとうございます。ケイシ君のフォロワーさんに自己紹介すると、HIP LAND MUSICでマネージャーをしてる柳井と申します。今現在の担当で言うと、HIP LAND MUSICでは『bonobos』と『DENIMS』で、MASH A&Rっていう方の会社も兼務してて、そっちで『THE ORAL CIGARETTES』とか『LAMP IN TERREN』『Saucy Dog』『ユレニワ』とかをやってるマネージャーです。
ケイシ君の繋がりで分かりやすいとこで言うと、ケイシ君のバンドセットでドラム叩いてる小宮山君が20代で組んでたバンドの、『cutman-booche』を5年ぐらい担当してた過去経緯もあって。だから小宮山くんも過去はHIP LAND MUSIC所属だったんですけど、今はフリーで活躍されてますね。
 
(ケイシ) 確かにそれは僕のお客さんに分かりやすい説明かもしれないです。
 
(871) それで、この配信をなんでやってるのかを手短に説明すると、まず、基本的には1時間で12時(0時)に終わります。なんだかんだで5分ぐらい延長したりしてるんだけど。一応100回はこれ(配信)やるって明言してるから100回まではやるんだけど、何でやってるのかは何個かあって。
 
音楽業界は特にかもしれないけど、芸能とかタレントとか、見る側の人もそうだしやってる側も“裏方は裏に引っ込んでるのが美しい”みたいな固定概念が結構強いなぁと思ってて。でも周り見渡した時にさ、オールナイトニッポンをやってる佐久間さんとかもそうだし、幻冬舎の箕輪さんとかもそうだし、「裏方ってこういうポリシーでやってるよ」とか「裏で実際、こういうことが戦略としてあったりするよ」みたいなことを、実際に出てきて喋る方が説得力あるなと思っていて。もちろん音楽活動とかってミュージシャンの目標だったりポリシーだったりがまず最優先にあるけど、でもミュージシャンだけの実行力で全部が実現してるかってそんなわけないし、そこで誰がどんな形でサポートしてるのかが、前に出ていて目に見えた方が応援しがいがあるんじゃない?みたいな。

で、且つ音楽業界って、実際良いミュージシャンと出会うのより、イケてるスタッフを採用する方が難しいのよ(笑)だからいいミュージシャンがいっぱいいて、色んなミュージシャンの役に立ちたいんだけど、それを支えるだけの良いスタッフとか、やる気のあるスタッフを採用するのもすごい大変だから、こうやって表に出て俺が喋って、皆に刺さるとは思ってないけど、音楽の仕事しよっかなーってなった時に、「HIP LAND MUSICの柳井のところで仕事してみたいな」って思ってもらえたらいいな、みたいな採用の面がもう一個ある。
 
あとは、もっとインフォメーションを色んな角度でしたいなって思ってて。自分で発信できることって結構限られるじゃん。「これ敢えてわざわざ自分から言うことじゃねえな…」みたいな。だけどライターだったり、スタッフだったりが、「そういえばさ、あれって何でやってんの?」とか「あの試みってこういうところが俺は面白いなって思ったんだけどどうなの?」とか、そういうコミュニケーションの中だと「いや、そうなんすよ!なんかわざわざ言うことじゃないんですけど、僕も実はそこ、そういう風に面白いと思ってたんですよ」って言えるというか。俺が出ていくことで、今ある音楽プラットフォームでできる告知とはまた違った感じのインフォメーションができたら、それもそれで悪いことじゃないなーと思ったりとか。そんなような複合的な理由で、(このインスタライブを)やってみよっかなっていう感じ。
 
(ケイシ) 今最後の方に言ってた、聞かれて答えるきっかけで自分の考えがまとまっていくような感覚ってありますよね。ラジオとかもそうだし取材とかもそうなんですけど。だから今言ってたように近しい人から言われると、また違う切り口の質問も出てくるだろうし。それこそ、後でも話すけど、最近高校生に質問をされるっていう経験をして、凄い難しいなと思ったわけですよ。なにその質問?みたいな。プロモーションで「高校生だから、なんでも聞いてごらん?俺が答えてあげるよ!」って臨んだのに、いきなり「ケイシさんにとって理想の大人ってどんな人でしょう?」みたいな。「えっ、むず…」みたいなこともあって(笑)やっぱ人によって立場によって、質問する角度は全然違う。

あと最初の方に言ってた、裏方でも自分が言うことによって―、みたいな話をちょっとしてたと思うんですけど、それもすごいいいなぁと思いました。コロナ禍で結構思ったんですけど、僕目線というか、ミュージシャン目線で、スタッフの人が意志をどこかしらに出すことってすごい心強いしモチベーションにもなるし、実はすごい重要なことなんじゃないかって思っていて。だから柳井さんがそうやって「自分は今こういうこと考えてるんだよね」って発信することって、それが自分と違くても次会った時に意見交換できるし、(考えが)一緒だったらより一層「一緒に何かできるかな」っていうのに繋がると思うし。

なんかこのインスタライブって聞けば聞くほどいいことやってるんすね、ってちょっと思ってます。今。
 
(871) いや、わかんないけど(笑)でも結構色々悩んだの。有料配信で1時間3,000円で、1対1で相談乗ったりするのをやろうかなーって思ったり、あと今度、ぴあ関西で連載始まるんだけど。まぁ色々やってみよっかなーって思うことが何個かあって。その中でインスタライブを選んだ理由の1個としては、アーカイブが残せるっていう。でもインスタのアーカイブってちょっと弱いなーって思ってるから、「YouTubeアップしたらいいじゃないっすか?」「まじっすか、アップしてくれるんすか」みたいなやりとりも今他所でしてたりするんだけど。なんせやりやすくて且つ続けれそうなやつ。noteもやってるんだけど、文字書くの結構苦手だから、お喋りの方が楽なんだよね。1日24時間のうち1時間お喋りに使うっていうのは、もう日頃から日中5,6時間は打ち合わせでロックされてるから。喋るのはそんな苦手じゃないからやれそうだなと思って。
 
(ケイシ) この1年くらい柳井さんと仕事してて、「よくそんなに喋れますね?」みたいな感じありますよ。高校生とかによくそんな喋れんなあ、って思って見てる時もある。
 
(871) 俺、お喋りでしょ?
 
(ケイシ) うまいというか、それこそ高校生にわかるように喋ってるなぁとかもあるし。この配信もちょっとそういう目線あるじゃないですか。前回の松本明奈さんとの回、僕もお世話になってるんでちょっと見てたんですけど、めっちゃ面白くて。(その配信の記事はこちら→https://note.com/soragumi_com/n/n39ad44bec320)すごい為になるというか、これを高校生とか大学生とかが今見れるって、結構重要なんじゃないかなって思いました。良い活動ですよね。
 
(871) 言語化するっていうのはこれに限らず意識してることではあるんだけど、だけど、言葉の不安定さっていうのも日頃からすごく不安に思ってたりもするから、言語化のスキルが高いに越したことはないなって思う。あと、リアルタイムで誰かに見せる形でお喋りするっていう経験値量がすごい少ないから、その訓練でもある。このインスタライブは。
 
(ケイシ) いやーいいですね。色々やってみようみたいな精神とか、結構僕も日頃思ってるし、あともう一個(考えが)近いなと思ったのは、無理しないというか、気軽にできる感じを選んでるということ。僕はnoteでラジオとかをやってるんですけど、それも無理を全くしてなくて。例えば編集もしないしジングルもつけてない。もしこれをつけてたら続いてなかったかな、とか、なるべく何もしないっていうのをテーマにしたから毎週やれてるなあ、とかもちょっと近い感覚ありましたね。
 
(871) そこは何でもそうだけど、続けれないと実験結果がとれないし、元を正せば「お前インスタライブやってんだったらメール返せやー!」みたいな人が後ろにいっぱいいるからさ(笑)やっぱりそれなりに「あ、これはこれで意味あるんだな」って思ってもらえることをやっておかないと本末転倒なっちゃうっていうか。
 
(ケイシ) わかりました。やってる意義が20分かかってやっと理解できましたよ。
 
(871) よし。じゃあケイシくんのインタビューしよう。
 
(ケイシ) してください。せっかくなので。
 
(871) 今、豊岡にいるんだよね?
 
(ケイシ) そうなんですよ。昨日まで計6日間大阪にいて、今日から8日間豊岡にいるんで、10日間で出っぱなしのスケジュールの間ぐらいです。やっと豊岡の某ホテルにさっき来たんですよ。まぁなんで豊岡にいるか、っていうのは、『AVENUE EXHIBITION』っていうのを自分で今やってるんですけど、それの豊岡編が明日から始まるので、設営を今日中にある程度したかったので、ちょこちょこやってました。
 
(871) 俺たち、1日10回くらい“豊岡”って言ってるから超自然だけど、皆さん豊岡ってね、兵庫県の北部に位置する城崎温泉とかカニとかで有名なところなんですけど。豊岡ミュージシャン・イン・レジデンス(MIR豊岡)っていう、ざっくり言うと、行政のお仕事を僕は一昨年くらいからbonobosの蔡忠浩さんと一緒に関わっていて。それで去年からケイシくんにも関わってもらって、今はケイシくんを中心に、MIR豊岡のお仕事をさせてもらっていると。だから今、豊岡にケイシ君がいるというね。
 
(ケイシ) 色々別のこともあるんですよね。AVENUE EXHIBITIONっていうのは、年末に出したAVENUEっていうミニアルバムが、一年ぐらいやってきた自分の活動と、MIR豊岡が絡んでて。もちろん元々は全然別の話なんですけど、やっていく中で、コロナ禍なのもあるしクロスさせたら面白いんじゃないか、やれることが一個増えるんじゃないかっていうので、今は完全にクロスして一緒になってるんです。AVENUEっていう5曲入のミニアルバムを作って―…って、AVENUE EXHIBITIONの話からしていいですか?
 
(871) もちろんもちろん。
 
(ケイシ) 1曲に対して、1人の作家。つまり5曲入りだから5つのデザイナーっていうのを秋くらいに思いついたんすよ。それをやり取りして出来上がったサンプルをみたりする中で、これを展示したら面白いんじゃないか?ってなったのがキッカケで。あとは、コロナ禍っていうのもデカかったです。AVENUEっていう音源作って12月23日にリリースして、東京だけ12月23日にリリースパーティーを出来たんですけど、1日で終わっちゃった感もあって。本当なら、僕もツアー多い方なので、そこから3ヶ月くらいかけてツアーをしてはずなのに、できなかったなぁ…っていう思いから、何か静かに楽しめるものないかなっていうので展示に至って。

で、5曲分のデザインと、あと半分は写真の展示です。豊岡で撮ってきた写真とか、ライブ写真、AVENUEリリースパーティーの写真。ああいうのって結構お蔵入りになるのがあるじゃないですか。それを出したいなと思って、ずっと一緒に撮ってる山川哲矢っていうカメラマンと相談して、僕の写真集を作ってもらって、今一緒に回ってます。
 
で、ちょっと話は戻って、AVENUEを作る時に、なにかMIRと絡みたいなっていうことで豊岡で撮影するっていうのを思いついたんですけど―、今これ北山大介さん見てくれてますけど、北山さんが、元々僕のMV撮ってくれてて、それこそbonobosのMVとかも撮ってて繋がってて。一緒に動いてるんで、MVだったりAVENUEのジャケットを豊岡で撮ることで、MIRと繋げていくっていうの徐々にやっていきました。AVENUEのジャケットは、豊岡駅の近くに、オーベルジュ豊岡1925っていうめちゃくちゃオシャレなホテルがあるんですけど、そこのロビーで撮影させてもらったりとかしました。

明日も1925でAVENUE EXHIBITIONやります。そこの会場自体がもうAVENUEの展示の一部みたいになってるので、まぁもちろん(この配信を観てる)全国の人が全員来れると思ってないんですけど、とても「わ!いいな!」
ってなるように今日出来上がったので。
 
(871) あ、良かったー!
 
(ケイシ) そうなんです。柳井さんにちゃんと報告したかったんすけど、やっぱりギャラリーじゃないホテルなので、あんま言いすぎるとあれだけど、壁をそんなに使えないとか、普通のことができないこともあって。でもそこでやらなきゃこの企画は完結しないと思ってたんで、ある程度出た所勝負な部分もありつつ、想像してたものもありつつ、今日色々ガーッとやってたらめっちゃいい空間になりました。
 
(871) あー嬉しい。よかった。
 
(ケイシ) 柳井さんも楽しみに来てください。明日ですか?
 
(871) うん。明日行く。
 
(ケイシ) 夜便?
 
(871) 夜便!夕方に行くけど。
AVENUE EXHIBITIONはさ、もう東京と大阪はやってきたんだよね?
 
(ケイシ) そうです。
 
(871) どう?やってみて。
 
(ケイシ) まず、結果的にやってよかったっていうの気持ちが大きいです。でもさっき言ったように、コロナ禍でツアーができないっていうきっかけから始まったのもあって、お客さんと「最近ライブ行けてますか?」みたいな話をするようにしてるんですけど、行けてないって人が結構いるんですよ。まだ一本もライブに行けてない。行かないようにしてる。もしくは会社の都合とかで行けない。医療関係の人とかもそうだし、医療とは関係なくても会社の都合で行けない。そういう人がいるのは分かってたけど実際に話を聞くことで、今年の活動もリアルに感じられて決められる気がしました。
で、その人たちが、ライブは行けないけどこの展示には来れたっていうことが、僕の中ではやって良かったなっていうことの一つですね。

あとは、東京、大阪って日本の主要都市ですけど、そこですらそういう(ライブに行けない)人達が沢山いるってことは、豊岡とかちゃんとしたライブもしてないので…、ライブはできないけど、一個ミュージシャンとしての活動を見せられるというか、もちろんライブの代わりではないけど、やる意味みたいなのがすごい感じられました。やってよかった。
 
(871) ちょっと話変わるけどさ、ライブだと一人一人のお客さんと話し込むみたいなのってなかなか難しいじゃん。
 
(ケイシ) そうっすね。
 
(871) ここから先、こういう機会だったりとか、SNSとかもあるけど、1対1のコミュニケーションみたいなことがむちゃくちゃ重要になるだろうなと思ってて。もちろん、フォロワー10万人!みたいな数の多さによる効果みたいなのもあるけど、でもその音楽なりミュージシャンなりと出会った一人一人に、どれくらい応援してもらえてるのか、みたいなのも重要だよね。「米津玄師も好きだし、『BUMP OF CHICKEN』も好きだし『RADWIMPS』も好きだし、Keishi Tanakaも好きでーす!」みたいなのももちろんありがたいんだけど、「自分が聴いてる音楽の半分はKeishi Tanakaさんです」っていう応援だったり、その支え具合みたいな人との繋がりって凄い大事というか、結構重要になってくるなぁと思うんだよね。
 
(ケイシ) そうっすね。元々そういうのを大切に…皆大切にしてると思うけど、大切にしてる方ではあると思ってて。活動のスタンス的に。MIR豊岡を誘ってくれた時にもちょっと感じたんですけど、わざわざ僕を選ぶ理由みたいなところが結構重要だなと思ってて。ただ一回だけの盛り上がりとか、今回高校生とかも色々絡んでるんですけど、高校生に対するアクションももっとでかい事が多分出来たと思うんですよ。例えば、もっとテレビに出てるミュージシャンを呼んで卒業式に歌ってもらうとか。そんなの一発やったら、見え方とかも派手だろうし。でも、望んでるものはそこじゃないんだろうな、っていうのもわかるし、もうちょっと一緒に作り上げていったり、それこそ1対1のコミュニケーションじゃないけど、もうちょっと密にやれることをやりたいんだろうなっていうのも、まあそこまで言われてないけど、勝手に汲み取ってやりやすい状況とか立場にあるし。
 
(871) コロナもあってさ、文化庁が〜とか、文化的活動支援が〜とかで、"文化"って言葉が改めて使われることが増えたなあと思ってて。
でも、言葉の流通具合として"文化"って言葉が、ミュージシャンとかエンターテインメントとか、どっかの誰かが作ってるもの、みたいな印象も結構あるような気がするんだけど…なんだろう。もっと広い言葉で"文化"って慣習とか…、「週末になったらゲートボール場でおじいちゃんおばあちゃんが集まってゲートボールしてるよね」みたいなことも文化だし、「あそこのコロッケ屋の50円のコロッケ超うまいよね」ってその町で小学生中学生が買い食いするみたいなことも文化だし。なんかそこまで崇高なものだけではないな、っていうのがすごくあって。

もちろん豊岡は、演劇の町でもあるから、そういうところに対してもそうなんだけど、いい意味で、文化って、一部の芸術家がつくるもの、とかではなくて、町の生活だったりとか、人間と人間の関わりの中から生まれてくるもので。そういう関わりの中で音楽を鳴らして欲しい、みたいな気持ちの中で、町での文化の取り組みがなされてるような印象があって。そこにケイシくんのキャラクターだったり考え方が結構マッチしたなー、っていうのはすごい思う。
 
(ケイシ) 去年の2月に初めてそういう聞いてて、くるまで何も考えてなかったんすよ。考えないようにしてたっていうのもあるし、知らなさすぎて、何かをやろうとしていくというよりは、とりあえず1回見させてください、みたいな気持ちもあって。で、それが結構正解だったというか、自分の中で何もない知識がない状態で行って見てる間に、文化とか芸術に対する想いみたいなのもわかったし、何回かしか話してないけど、市長とかがそういう考えなんだなぁっていうのも思うし。「記憶喪失のような町にはしたくない」っていうような表現も、なんか分かるな、っていうのがあって。

まあ町自体が元々城下町出石みたいなところもあるし、城崎温泉みたいなとこもあるし、ちゃんと昔の町並みを大切にしてるところに、市長の言葉を借りるのであれば、若い人達が興味を持ち始めてて、今ここからどうするか、みたいなところだと思うので、「そこに自分が関われるんだ!」っていうのが、2月、3月の僕の感じですね。本当に良いことやらせてもらってるなと思います。すごい感謝されるんですけど、どちらかと言うとありがとうございますの方が強いっすね。コロナもあったっていうのもあるけど、MIR豊岡のおかげでやることがあったんで、それはとても感謝してますね。
 
(871) 与えてるのか与えられてんのかってよくよく考えると両方あって当然というかね。だから俺が、なぜか縁があって、別に自分の出身でもない豊岡の行政の仕事をしてるのって不思議だな、とかも思うんだけど、じゃあなんでやってるの?みたいなことで言うと、やっぱ自分が応援してるミュージシャンだったりとか、音楽のフィールドみたいなところを、一自治体が取り組みとして一緒にやりたいみたいなことが、もちろん自分がミュージシャンとの羽生になることで町のためになるならそれもそれでありがたいし、自分が役に立ててるっていう実感が得られるし。その結果自分が応援してるミュージシャンだったり音楽のフィールドに役に立てるならいいなぁと思う。っていうだけで、俺はMIRとか豊岡の仕事に関わってたりするんだけど、やってるとさ、人とのコミュニケーションも生まれるし、ケイシ君ともMIR豊岡があっての柳井とケイシ君との距離感と、なかった時の距離感って多分全然違うじゃん?
なにか事を起こすことで、誰かと繋がれるっていうのはすごい自分にとっても有益だし、人生そんなことの積み重ねだなぁと思う。
 
(ケイシ) そうですね。今言った、持ちつ持たれつみたいなのに、もうちょっとMIR豊岡の説明も必要なのかもしれないんですけど。
市の意向で、「高校生とケイシさん、なにかできないですかね?」みたいなのが1年ぐらい前にでてきて。「そうか。高校生か。」と思って色々やってるんですけど、やってることから言うと、本当はライブができたら良かったんですけどできないから、ライブが出来ないんだったら僕のAVENUEの中から一個、リリース関連をやろうかってなって。音楽業界に興味ある人達とか、自分がミュージシャンになりたい人達にどうやって音楽がリリースされるのかを見せたら有意義なんじゃないかな?みたいなので始まったんです。

一応色々説明すると、ラジオセクションとかデザイン、映像、レーベル業、っていう部門に分かれて色々高校生にやってるんですけど。で、(高校生と関わっていく中で)秋ぐらいに、高校生から「なんで大人って高校生に色々聞きたがるんですかね?」っていう、ちょっとハッとさせられる質問みたいなのが飛んできたんです。その時に、今みたいに持ちつ持たれつっていう感覚があればいいんだけど、純粋な高校生に「なんで大人って、色々経験もしていて知識もあるのに高校生にそんなことを求めなきゃダメなんですか?」って聞かれて。高校生のフレッシュな意見を聞きたいっていうのももちろんあるけど、俺らが本当に聞きたいんじゃなくて、正直なところ、あなたたちの何か為になったらいいんじゃないか、って思いもあるじゃないですか。だからそれをあんまり考えすぎずに、皆が素直にこの活動に対して、取り組めることが一番いいかなーと思ってて。持ちつ持たれつってことは大前提としてあることをちゃんと説明できたらよかったな、っていうか。それがその時の反省点ですね。言葉足らずな感じで説明しちゃったなと思って。
 
(871) なるほどねー。
 
(ケイシ) 難しい。今言っててもちょっとまだ、まとまってない気がする。
 
(871) でもねー…言語表現が難しかったっていうのは、その質問だったり会話があった時点で、多分、結果なり成果なりとそれに伴う感情、体感度がまだない時点で会話をしてるからな気がする。だからやっぱり、豊岡市が自分の出身の町で、自分達の町に誇りを持てるような活動なり経験なりを高校生の人だちにしてほしいっていう市の気持ち。それを受けて俺たちは、高校生にアプローチをするんだけど、俺達としては「やれることはやってみようと思うんだけど、それって実際高校生が求めてくれてんのかどうか俺らもわかんない」っていう手探りの中で、さっきケイシ君が言ってた、持ちつ持たれつが本当に成立すんのかがわかんない状態で動いてる。だけど実際やってみる中で、ラジオ局に連れていったら「すごーい!」「いい経験になりました!」って言ってくれたりとか、一緒にTシャツを作ってみたら、「実際そういう過程を経て出来上がってるんですね」「勉強になりました」とか「面白かったです」とかっていう体感を今、俺らも多少なりは感じられて。嫌々参加してるんじゃなくて、意外と高校生の人達も、人にはよるけど楽しんでくれたんじゃないかなぁ、っていうのがあるから、改めて、市のきっかけではあったけど、それに促される形で俺たちも動いてみて、高校生の良い経験になったのであれば、俺らも良かったなぁって今ちょっと思い始めれてるっていう。その体感があった中で感じられることもあるから、結果オーライなのかなって気はしてるけどね。
 
(ケイシ) やっとそこまで今きてるじゃないっすか。映像に興味ある人が、さっきもちょっと名前出しましたけど、北山さんと一緒に映像を作るとか、僕のデザインを常にやってもらってる人に"デザインとはなんたるや"みたいなのを聞けるとか。それって客観的に見てすごい良いことだなと思って僕は見てて。ラジオDJの土井コマキさんとちょっとお仕事ができるとか。すごいいい経験できてるな、っていうのが分かってから、僕もちょっとほっとしてる部分もある。

「大人ってなんで聞きたがるんだろう?」っていう疑問を持つことはいいことだけど、それを僕とか参加してる人にぶつけて、本当に答えを聞きたいわけじゃないんだろうな、というか。疑問を持って活動に取り組むことが自分の為になるのかなっていうところで、高校生に「なんで必要としてるんですか?」って実際に言われたけど、その答え自体にはあんまり意味がないというような感じはしましたね。1年経って、やっと今。
 
(871) 今の流れでわざわざ言葉にしなくていいかもしんないけど、やっぱりどう考えたって日本の情勢の、若い人の希少価値が上がってる、っていう背景もうっすらあると思うけどね。今、日本で20代、30代がバンバン子供増えてて人口ピラミッドの下の方が広いっていう世界に向かっているなら、俺たちだったり市がね"高校生にちょっといい経験を!"ってないと思うんだよね。

だけど今日本のピラミッドはこうなってる(逆三角形のようになってる)から、やっぱり若い子一人ひとりに求められてしまう。人間力というか、生産性みたいな…すごい嫌な言葉だけど、やっぱりどうしてもそこに頼らざるを得ないから期待もしちゃうし、 「今のうちに大人が役に立てるんだったらやるから…!」みたいになる。そういう背景もあるんだろうなぁと思っちゃうけどね。子供を頼っちゃうみたいな事は凄く嫌だし、どっちか言うと希少価値が上がってる若い人たちに、いかに健やかで穏やかな未来を目指せるような世の中を残せるのかっていうのを、俺達は考えていきたい。でもそのためにもやっぱり、どうしたい?っていうの聞きたくなっちゃう。その人達がどういう未来を歩みたいのかっていうためにね。
 
(ケイシ) そうですね。
あと明後日も高校生に会いますけど、自分達が作ったTシャツが、豊岡だけ僕の展示の中で一部売られてるんですけど、そういうのとか見てどう思うのかなって結構楽しみです。「うわあ!」って多分思うとおもいます。AVENUE EXHIBITIONとしても楽しみだけど、柳井さんにはぜひ期待して入ってきてもらっていいと思います!会場によって全然ものが違うから、松田岳二さんっていう、CHABEさんって呼ばれている僕の先輩がいるんすけど、CHABEさんがやってるギャラリーがあって、そうやってギャラリーとしてやるところもあれば、大阪はNOONっていうカフェでありライブハウスでもあり、みたいなところでもやってる。
NOONは、普通のお客さんも来るじゃないっすか。で、集まる人がかっこいい人とかがやっぱ多くて、おしゃれなお客さんとか、アートとかにも精通してる箱だからこそ、そういう絵描きの人が入ってきたりとか。やっぱそういうかっこいい場所に若者が来るってめっちゃいいなーってNOONではやっぱ思ったし。1925にはまた違う良さもあるし、最後は福岡のトレソルっていう、仲間の酒場カフェなんですけど、それぞれに良いところがあって。

1925も、まずうまく会場作り上げられて良かったっていうのと、無理せずにではありますが、多少兵庫県内の人とかが豊岡に遊びに来る訳です。で、いきなり話の角度を変えますけど、豊岡に見にきた時の、柳井さんの豊岡のおすすめを聞きたい。

(871) え?!(笑)

(ケイシ) 店なりなんなりの(笑)俺も結構行ってるからだいぶオススメしたい所もあるんすけど。

(871) でも実際、もう俺よりケイシ君の方が行ってるからね、回数でいうと。

(ケイシ) あ、そうすか?
居酒屋で言うと「武ちゃん」っていうところがめっちゃ良かったんですけど、行ってます?

(871) もう、行った事あるのかどうかもわかんない(笑)連れていかれたことがある居酒屋は2.3軒あるけど、それぞれの店の名前を覚えれてない(笑)

(ケイシ) (笑)一応これ見てる人のために言ってるんすけど、「武ちゃん」と「祭」が俺のオススメ居酒屋で。お寿司で言うと「をり鶴」は行きました?城崎温泉の。

(871) 行ってない!

(ケイシ) 結構有名店で、この前北山さんに奢ってもらっちゃったんですけど。めちゃめちゃ美味くてびっくりします。
結構聞かれたんですよね。豊岡のオススメ教えてください、みたいな。

(871) (笑)まずね、これ自分のウィークポイントなんだけど、豊岡全然関係なく、食への興味が低いっていう。俺、札幌で一風堂食えちゃうタイプなんだよね。

(ケイシ) それはなかなかですねー。

(871) 毎日吉牛でも全然いいみたいな、CoCo壱でもいい、っていう感じだから、勿論、誰かと行くっていうのは全然あるんだけど。

(ケイシ) 連れていかれるなら行くけど、自分で検索したりするならパーキングの飯でも全然いいよって感じ?

(871) 全然いいし、むしろ早くホテル帰って仕事する、みたいな感じ。ただ、そんな僕ではあるけど、例えば豊岡劇場とかさ、飯とかじゃないんだけど永楽館とかもそうだし、もちろん日本全国色んな町に歴史のある場所っていうのはそれぞれあると思うんだけど、もう今やさ豊劇の伊木さんとかさ、とど兵の誰々とか、人を知っちゃってて、「この景観を残すんだ、この建物を残すんだ、この施設をいかに、街にカバンストリートの中でー」っていう想いを知ってるから、人もセットですごい思い入れはあって。だからもし行く機会があったら、1925ととど兵、あと豊岡市の市街地の周辺に行くんだったら俺は豊劇は見に行ってもいいんじゃないかなと。コーヒーだけでもいいし、カバンストリートもいわゆるすごく賑やかな商店街ではないけど、とはいえ日本の国内でのカバンの生産ではまだまだ活躍している街で。すごいいい味のおじいちゃんがやってるカバンの修理屋とかもあんだよ。そういうのって外から見てるだけでも凄い面白いし、そういう町並みはすごい好きだよ、俺は。

(ケイシ) これ見てる人にいますけど、豊岡の駅から、1925を経由して最終的にとど兵っていう僕がDJを明後日する所まで行く間に、カバンストリートがあるので、全然行きやすいとこにありますね。で、今コメントに出てきたJohnっていうのはバーですね。僕らもたまに行きますけど、最近はどうなんだろう。今元気にやってるのか分かんないけど、渋いマスターがやってる。

(871) そうだね(笑)でも俺はJohnに行き着く時は絶対酔っ払ってるから(笑)

(ケイシ) コメント欄でJohnを言ってる人が、丹後屋っていうのも言ってる。この人多分結構豊岡知ってるな。丹後屋は、うどんとかラーメンとかが美味しい。渋い昔ながらの定食屋さん。

(871) 豊劇の近所の?

(ケイシ) そうそう。

(871) あ、あそこの中華そば美味しかった。

(ケイシ) あと、公設市場ね。

(871) すごい雰囲気いいよね。

(ケイシ) このコメント北山さんだから身内ですけど、58Nのおにぎりね。よく僕らもお世話になってる。あそこ美味しいですよね。豊岡はお米が有名だったりもするので、おいしいおにぎりが食べられる。僕が思う58Nムスビ、おにぎり屋さんの使い方としては帰りがいいんじゃないかなって。色々楽しんで、最後に車なり電車なりで帰ったりする時に、ちょっと小腹空いた時に食べるっていうのがこの旅のいいおにぎりの使い方かなと。豊岡にいるときはお店でも食べれると思うんで、オススメですね。

すみません(笑)色々、僕もちょっと情報を仕入れようとしてるとこありますね(笑)

(871) ははは(笑)ケイシくん、4日間いるんだっけ?

(ケイシ) 木金土日月、4泊5日ですね。

(871) それはもう(笑)

(ケイシ) 食べたいっすよ。
まあとりあえずね、豊岡の話をずっとしてたら全国で見てる人がどんどん減っていくんじゃないか説もありますんで。これくらいにしておきましょうか。

(871) そだね。1時間経っちゃった。すぐなんだよね。

(ケイシ) 柳井さん『THE DEKITS』知ってます?

(871) 知ってるよ!あれ、今どうしてるの?

(ケイシ) 『THE DEKITS』は、10年ぐらい前に突如結成され、4人組で全員アコギ全員ボーカルっていう無駄が多い4人組なんですけど、僕と、『FRONTIER BACKYARD』、『SCAFULL KING』の田上さんと、『COMEBACK MY DAUGHTERS』の高本さんと、『YOUR SONG IS GOOD』ヨシザワ "モーリス" マサトモさんのグループなんですけど、めちゃめちゃ楽しくて盛り上がって1枚アルバムを作って、アルバム1枚対して2回ツアーをするっていうのをやって。みんなのテンションが下がったのか、ほぼ活動休止になって。8年くらい経って、最近新曲が一曲出ました。

(871) へえー!
実際の詳細はわかんないけど、『THE DEKITS』なり、その周辺の人達にとっては、三宿のクラブのwebが切り離せないイメージ。

(ケイシ) あー!なかなかの衝撃でしたよ。

(871) 溜まり場みたいなところというか、月一なのか2ヶ月に1回なのか分かんないけど、「今週末あれだよね」っていうパーティをする場所がなくなっちゃったりとか。それによって自分達の活動のバイオリズムが凄い影響受けたりするじゃん。良い影響も受けるし、悪い影響も受けるし。だから自分の『THE DEKITS』の印象は三宿webの印象と結構近しい感じで、どうなってるんだろう?って勝手に思ってたって感じかな。

(ケイシ) そうですね。三宿webがコロナで閉店しちゃって結構ショッキングだし、webだけじゃないですけど、『THE DEKITS』に絡んでるものも他にも色々あって、今回のリリースに関してもそれの一個ではあるんすよ。志賀高原ビールのSNOW MONKEY BEER LIVE のコンピが出るから一曲新曲を作って参加した、みたいな。それだったらやるよね、みたいな感じがあって。三宿webもそうだし、そういうのはやっぱ自分たちで守っていくというか出来ることはやるというか。フェスもコロナで出来なくなってコンピを出すっていう流れだから、これは参加したいなとかもあるし。そういう話の中に、実際コロナが絡んできてはいるっていう感じです。
場所を守るって今ちょっといい話だけど、具体的に豊岡を例に出しても、とど兵とか豊劇とか、そういう場所はやっぱ絶対大切だし、さっきの文化とか芸術の話にも繋がるけど、僕らだけのものじゃないというか。文化、芸術をやってる人はやってるけど、そうじゃない人も生きてるだけで表現は絶対にしてる訳で。だからどこにでも文化、芸術は存在してるっていう感覚を、「今、芸術なんてなくてもいいじゃん」って言ってる人にはぜひ伝えたいというか。誰も、芸術なしで一ヶ月自粛なんてできないよ。いらないと思ってても、本もなくて、テレビの中の空間に絵が一応も飾ってなくてただの真っ白な箱の中で、お笑い芸人もいなくて、みたいな、なんか上手い表現がわかんないけど、それじゃあ多分生きてはいけないと思うから。その辺を理解していただいて、もちろん僕らは文化芸術だけを守りたいって言ってる訳じゃなくて、せめて他のものと同じように邪魔しないでほしいな、みたいな感じというか。割れ物にしないでほしいな、という思いはあります。

ちょっとなんかまとめにかかってるみたいなんすけど、全然終わる気はないですよ(笑)

(871) いやいや(笑)終わるけど(笑)でも今、ケイシ君と同じホテルに泊まってるであろう、なんならインスタライブを見てる可能性が高いデザイナーの岩本くんから、すごいの気の利いたファイルがLINEで送られてくるっていう(笑)

(ケイシ) 明日のやつね!さっき「今から作ります」って言いながらお別れしたんで。岩本くんもやっぱ、そういうとこありますね。ちゃんとやりますからね。この時間にも。

(871) そうなんだよ。岩本くんもねー、飄々としてるけどすごい思いやりも愛情も深いし、それがデザインにも表れてるし優秀なデザイナーさんですよ。

(ケイシ) AVENUEのジャケも岩本くんだし、今回のレコードも岩本くんがデザインしております。皆さん、覚えておいてください。岩本という名前を。
…なんかコメント欄までみんなまとめにかかってきてますけど、まだ全然終わりませんけど。

(871) いや、おわるよケイシくん(笑)

(ケイシ) ははは(笑)じゃあ、そろそろかな。
楽しかった!

(871) この871ンスタライブ、ゲスト何回でも来れるからまた是非やりましょう。

(ケイシ) まじすか!逆に僕、中島ヒロトさんと、『たまに飲むコーラはうまい』っていうラジオやってるんですけど、ゲストいつでもフリースタイルなんで。

(871) あ、ほんと?遊びに行く。

(ケイシ) それいいっすね。これの逆バージョン!

(871) 全然全然!いつでもお声かけください。

(ケイシ) じゃあ、柳井さん、明日お気をつけてー!
皆さん、おやすみなさーい!

(871) ありがとうございましたー!



今日は、自分的には文化って何だろう、みたいなところがちょっと良かったっすね。自分で言った話ですけど、そんな崇高なもんじゃないというか。もちろんそういうものも含まれるかもしれないですけど、それぞれの人の営み自体がそもそも文化だと思うし。どういう習慣活動があって、どういうものを共にしていて、みたいな事かなぁと思うので。

はい。僕も明日豊岡に入って、明後日1925でイベントもあるんですけど、豊岡来れる人は…そんな沢山はいないと思いますけど、ケイシ君のAVENUE EXHIBITIONもそうですし、タイミングタイミングで無理せずとも、ケイシくんも音楽は続けてくれてるはずだろうし、機会があるタイミングで、皆様触れてみていただけると嬉しいなぁと思います。

まだちょこっとだけコメント読んでますが、ひとまず本編と言いますか、ざっくりは今日はこれで終わろうかなぁと思います。

皆さんまたねー!
ありがとうございました。おやすみなさーい!

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