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「におい展」という香りを楽しむ展示会に行ってきた話

※この記事はかなり前に行った企画展「におい展」の後日レポ的なお話です。
現在はやっていないのでご注意ください。

親知らずの痛みは落ち着いてきたけど、低気圧で頭痛が痛いソライヌです。

今回はかなり前に行われました「におい展」という香りを楽しむ?展示会に行ってきたレポ的なまとめ記事を記していきます。

決して書くネタが無くなってきたとか、頭が痛くて気力がないとか、そういった理由ではありませんよ。ええ。

「悶絶」から「美臭」まで、あなたの嗅覚を刺激します。
この世の激臭とそして、美臭・・・
香水の素となる香りを集めました。
さあ、未体験の“におい”を感じてみませんか?
(公式サイトから引用)

言わばこの展示会はいい匂いから激臭まで、様々な匂いを集めて展示するイベントなのです。
当日券は800円くらいだったも思います。

自分が言った当時も香水の原料となる花の香り標本や希少な動物から取れるけがわの匂いの展示。
更には戦国武将が戦の前につけていた匂袋や生き物が発しているフェロモンの香りの展示といったユニークな展示もありました。
そんなにおい達があらゆる所に瓶詰めされて展示されているんです。

名前の通り「におい展」なので、展示品をクンカクンカ嗅ぎながら見て回れるのも面白かったです。
気に入ったにおいの前では立ち止まって長めに嗅いだりしてました。
香水の試供してるみたいで、一見するとすごくシュールでした。
ジャコウジカっていう動物?の匂いが割と好みでした。

そんな中で企画展の目玉とも言えるであろうイベント「激臭ブツ」の展示。
加齢臭からくさやといった耳にしがちな臭いものから、バラエティ番組やYouTubeの企画でしか聞いたことの無い世界一臭い缶詰シュールストレミングまで。
コイツ…殺しに来てやがる…!!と身構えたくなるような劇物がさも平然と並べられていました。
流石に臭いのキツすぎる物は個室みたいな空間に隔離されており、嗅いでみたいという勇者のみが部屋に入って匂いを確認するというスタイルでした。

せっかく800円も払って展示を見に来たので、自分も挑戦してみることに。
以下当時書いたメモを元に激臭ブツの臭いの感想です

くさや→漁港の端っこの方にいる生臭い臭い。
釣りしてるので割かし慣れた感覚。
耐えられる。

ドリアン→三角コーナー。
でも遠くに樹液っぽい臭いも。
耐えられる。

加齢臭→おやじがおる。
あと年配の先生。
耐えられる。

臭豆腐→明らかに発酵を超えて腐ってる。 
結構苦手。

シュールストレミング→明らかにあのゾーンだけ異様に淀んだオーラが見える。
カーテン開けた途端フワッと香ってきてあーこういう感じねなるほウ゛オ゛ォ゛ォ゛オ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛エ゛ェ゛ッ゛ェ゛ェ゛ェ゛ェ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛!゛!゛!゛!゛!゛?゛!゛?゛!゛
頑張って実物も嗅ぎに行ったけどあまりに臭すぎてコケた。
名状しがたい悪臭。「死」を臭いとしてこの世に具現化した何か。


当時の阿鼻叫喚が見える見える。
激臭ブツ、ガチで臭かったです(褒めてる)
前半のくさや、ドリアン、加齢臭辺りは
「くせぇけどまぁ〜〜〜耐えられますわ!!」で済んだんですよ。
いい匂いではないけど。
むしろ不快なかほりの部類に入るけど。

でも臭豆腐とシュールストレミングはガチで殺しにきてた。
なんかテロでも起こったんか??と言われてもおかしくないレベルには。
よくこの手のYouTubeとかテレビの企画とかで見る罰ゲームアイテムに当たる物って
「どうせオーバーリアクションしてるんだろうなぁ」とか思ってた時期がありましたよ。

今だから言える。
経験したから言える。
あれは冗談抜きで発狂しそうになるわ。

あの体験をして以来シュールストレミングが映ると本気で怯えるようになりました。
ホントに臭かったです。
ホントに。

今は残念ながら開催されていませんが、我こそは!という勇敢な方がいれば挑戦してみる価値はあると思います。
結構話のネタとかにもなりますよ。

ただ、個人的にアドバイスをするのであれば誰かと複数人で一緒に行くことをオススメします。
1人でもそれなりに楽しめると思いますが、激臭ブツといったいい意味で罰ゲーム的なものが展示されていますので、お友達とかとワイワイ一緒に行った方が盛り上がると思います。

ちなみに私は1人で行きました(ニッコリ)

それでは、また。



〜おまけ〜
とある展示に関するメモ

激臭のする臭いもの以外にも色んな香りが楽しめる。植物からフェロモン、かつての偉人が嗅いでいたという匂いの再現まで。その中でも面白かったのがかの名画「モナ・リザ」をイメージした香水の再現。
なんだろう…こう…「女の子」とか「少女」ではなく「女性」の匂いがした。
しかもただの「女性」ではないんですよ。いわゆる「大人」の「女性」の匂い。
嗅いだことありそうでないとてもいい匂い。
例えるならそうですね…ものすごくおっとりしてそうに見えて実はバリバリ仕事できるし所作も整ったキャリアウーマン的な高貴な女性…そんな香り。いい意味で近寄り難いけどどこか惹かれてしまう、そんな香りがしました。

ていうメモも残ってて改めて見たらヒェッ…っとなってしまいました。
書いたの自分なんですけどね。

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