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タナカー的田中圭くん「役柄」レビュー~牛に願いを Love&Farm

かっちゃん、こと、芦崎克也(あしざき かつや)くんは、つなぎが似合う農村の青年。数年後この子が、やれ足が長すぎるだの、スーツが似合いすぎるだの、色気だだもれだの言われるようになるとは想像もつかないような、とにかく素朴でかわいい人物だ。

この田中圭くんは、彼の人の良さを前面に押し出した感じで演じている。子どもや動物や母ちゃんに向けるまなざしはとても優しいし、東京の研修生たちを迎え入れ、何かと世話を焼いたり、ご飯を食べたり、一緒に遊んだりしている姿は、ただただ微笑ましい。
年上に甘えるのが上手な彼らしく、玉山鉄二さん(相当なイケメン担当)演じる「たか兄」の事が大好きだってことも、とても良く伝わってくる。

このドラマは関テレらしく、市井の人を暖かな目線で描いた青春ドラマなので、観ていてなんだかとても甘酸っぱい気分になってしまう。そして、別れのシーンはとても切なくて、まるで卒業式のよう。思わず泣きそうになってしまうんだよなぁ…。

あと、かっちゃん自体は8話で出番が終わってしまうので(ドラマ自体は全11話)、それがちょっとさびしいかな。でも、かっちゃんホントに良い子なので、このドラマを観てるととても癒される。

ちなみに主題歌は槇原敬之さんの「Green Days」
タイトル通り、イントロの時点で緑色の景色が目の前にわぁっと広がる感じがするこの曲は、ドラマを観る前から私の中の「マッキーの好きな曲ランキング」でかなり上位に入ってるんだけど、ドラマを観たらこの世界と完全にシンクロしているって分かった。
なので今は、ライブやCDで聴きながら口ずさむたび、研修生たちと、かっちゃんの姿を思い出すことができる。それがなんかすごく嬉しい。

#田中圭 #俳優 #ドラマ #レビュー #槇原敬之

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