法律もGitHubみたいの作ったらええんちゃう?

「不正指令電磁的記録の罪」で兵庫県警がブラクラを摘発したニュースについて色々と調べる過程で、「法律もコード(条文)だよな?」っていうのと「解釈が曖昧だったり運用間違ったり、バグ(問題点)や抜け穴(脆弱性)もあるよね」って思った訳です。コインハイブ事件もまだ揉めていますね。DL違法化拡大法案も、ロビー活動と有識者会議と法案と、市民の声がイマイチ噛み合ってなかったり。法律って作ったり変えるの大変なんだなぁって。

そんなこんなで「法律もGitHubみたいの作って、草案をみんなで考えたらええんちゃう?」なんて思いつきました。

「だったらGitHubつこたらええやん」なんて言われそうですが、すでに国内外でそんな感じの使い方してる人たちがいます。

法律をGitHubのプルリクエスト機能を使って修正するその一部始終が公開中

日本の法令全データ on GitHub


GitHubじゃダメなん?

ただね、おいちゃんに言わせてもらうとね、「GitHubってなんやねん」って話なんですよ。エンジニアのもんじゃん。プログラミングのためのもんじゃん。日本人のITリテラシーの低さナメんなよって話ですわ。僕の言う「みんな」は、「LINE使えるよ」くらいまで一般化したい。だって法律じゃん。

言うても法律の話なので、ロビー活動団体、弁護士、検察官、裁判官、政治家、省庁、官僚、各分野の有識者みたいな人たちが一箇所でガンガン議論できたらいいよねってイメージです。もちろん一般人が(プロの邪魔にならない仕組みで)参加したっていい。「有識者会議を24時間体制のオンラインでやろうよ」って感じです。

一つの法律・法案に対して、要望や問題点をアピールする場所と、具体的な改正・立案に関して議論して草案の完成度を高める場所を分けたり、ロビー活動団体や法律家、関係省庁、政党や政治家の公式アカウントみたいな重要アカウントのレベル分けを行ったり、「日本人が法律を議論するのに最適化されたGitHub風サービス」ってイメージです。「LawHub」なんて名前を仮称しときましょう。

ちょっとおバカな子の「判例や法律知らんけど私はこう思う!」みたいな意見だって民意なので、評価機能で有効そうな意見をピックアップしたり、ロビー活動団体が実情や目標をアピールする場があったり、政府や省庁が公式見解や方向性を発表・説明したり、考えられる問題点は技術や構造でカバーできると思うのです。「それやるにはこんな問題がある」「いやそれはこうしたら解決できる」なんて、まずはみんなで議論して欲しい。

今思いついた僕の造語、SNG(social networking government)なんていう新しい時代の国や民主主義のあり方にならないかなって。


LawHub(仮)のメリット

・ロビー活動が低予算で容易になり、且つ議論に積極的に参加して誤解を正せる

・法律の立案・改正のスピードアップ

・(警察なども含めた)日本国民の法律への理解度が深まる

・より良い草案(原案)を作れるため、国会審議や見送りでの無駄な時間を減らせる

・日本中の法律家や有識者から膨大な意見を集め、議論や評価機能によって有用なものを抽出できる

・現場の人や当事者なんていう貴重でありながら、国会から遠くて届かない声が拾える

・本来意見を言えないけど言いたい人たちが匿名で発言できる(偉い人に表立っては逆らえない若手政治家や官僚とか、裁判官だって「この法律なんなんだよ、ちゃんと作れよ」みたいに思ってることがあるはず)


LawHub(仮)を実現するためには?

もちろんこれを実現するなら日本政府主導で作らなアカンのですが、LawHub(仮)が存在しない現代では、ツイッターやFacebookなんかで拡散しつつ議論して、陳情とか地道なロビー活動をして、政治家や官僚の皆さんにアピールせんといかんのですね。なんて不便なんだろう。先にサービス作っちゃうってのも手ですけどね。

僕は単なる思いつきを自己満足で発信しただけなので、実現するためのカネも技術もありゃしません。日本、そして世界の未来を憂う君よ、大志を抱け!まるっと任せた!


空色即是(そらいろそくぜ) @sorairosokuze

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