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プレゴールデンエイジとは?

どうも、とおるパパです。
今回はプレゴールデンエイジについて語りたいと思います。


子どもの発達段階


ゴールデンエイジは聞いたことがある人は多いと思います。
[プレ]が付いてるので準備とか〇〇の前といった意味がついて、ゴールデンエイジの準備段階といった意味になります。

3〜8歳  プレゴールデンエイジ(PGA)
9〜12歳 ゴールデンエイジ(GA)
13〜15歳 ポストゴールデンエイジ

という期分けになります。プレゴールデンエイジは神経が大人の90%近く形成される時期のことを指します。

家作りに例えると、基礎の部分です。ここでしっかりとした基礎を作ることで、GA期にうんと運動能力を開花させることができます。神経ができていく過程で遊びや運動を通してさまざまな動きに慣れておくことが重要です。

プレゴールデンエイジ期に習得したい36動作


出典:国立青少年教育振興機構
幼児期の遊びを中心とした運動プログラム開発・普及委員会


実際のスポーツはこの36動作の組み合わせです。一つ一つの動き方や体の使い方に慣れておくことで、競技での技術習得や上達がスムーズになります。

運動能力が高い、運動神経が良いというのを言い換えると【思ったとおりに体を動かす能力】です。

私が好きなタレントの武井壮さんは陸上の十種競技を始めてから2年で学生チャンピオンになっています。すごいですよね。

武井壮さんは「思ったとおりに体を動かす能力が高ければ、いつどんなスポーツを始めても2〜3年でトップに立てる」と何度も言っています。

その言葉どおりで、体の使い方を磨き続けるとまわり子よりも遅く競技をスタートしたとしても、技術や上達の早さがとても早く、活躍できるまでが早くなります。

たとえば小学校ではサッカー、中学校では野球など競技を変更したとしても、上達してエース級になることができます。

運動能力以外への影響

また、思ったとおりに体を動かせるようになることで、運動以外の部分への影響もあります。

プレゴールデンエイジの時期に、まずは運動をとおして、「できた!」という経験を繰り返すと、「何でもできる!」という自信がつきます。(自己有能感)

「自己有能感」とは
「自分がこの世に生まれてきてよかったと思える心のはたらき」
「自分を肯定的に受け止め、自分を励まし、褒める心のはたらき」

ここで重要なのは、親子で触れ合いながら遊び、できたことを親に褒めてもらったり認めてもらう経験を繰り返すこと。保育園や習い事の先生からも褒めてもらうことはできるけど、親から褒めてもらえることの方が何倍も嬉しく、何倍も自信がつくものです。

この根拠のない自信を持つことができれば、どんな分野にもチャレンジすることができる。チャレンジする前から自分には無理だと諦めるのではなく、まずやってみることができれば、子どもの可能性を広げることができる。

その土台をプレゴールデンエイジに育てることができれば、思春期の心と体が急激に発達する激動の時期を乗り越えることができるといわれています。学童期までの「自己有能感」がとても大切になってきます。

「自己有能感」についてはとても大切な知識なので、今後の記事で詳しくお話しますね。

まとめ


プレゴールデンエイジとは3〜8歳の期間の神経がつくられていく時期。

この時期に様々な運動や動きを経験し神経を刺激して、思ったとおりに体を動かす能力を身につけましょう。これがいわゆる運動神経が良い状態。そうなればどんなスポーツに取り組んでも結果を出すことができます。

そして、運動をとおして経験した成功体験は子どもの自己有能感を育てます。

プレゴールデンエイジ期は、運動能力だけじゃなく子どもの心も育てることができる大切な時期。この時期に親子でふれあいながらたくさん遊びましょう。そのための安全で効果的な遊び方をこれからも紹介していきます。ぜひ参考にして実践してみてください。

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