スポーツランドSUGO関連のツイート/ブログにまとめる前の散文的なまとめ

カートコースの前に作られていたダートオーバルトラック

ヤマハの販売店向けの情報誌"ヤマハニュース"のアーカイブがネット上で公開されていて、サーキットの建設中のニュースやオープン直後の様子など様々な記事を読むことが出来る。

ロードコースそのものの工事と並行して、インフィールドの施設についてもさまざまなアイデアが出された。中でもダートトラックレース用のオーバルコースは、真剣に検討され、もう一歩で実現というところまできていた。
(10years Sugo : 菅生の10年と世界のレース p80)

現在も残る旧コースの遺構

馬の背から最終に向かう区間が現在は馬の背P-2駐車場として使われています。
ガードレールやフェンス、縁石などがそのまま残っている部分がある。

仙台テクニカルハイランド

仙台テクニカルハイランドは1970年3月オープンのモトクロスコース。ここがスポーツランドSUGOの前身になったという。
(もちろん仙台ハイランドとは異なる)

(仙台テクニカルハイランドで開催された全日本選手権第8回モトクロス日本グランプリ)

会場になった仙台テクニカルハイランドは、青少年に健全なモータースポーツを楽しむ場所を提供したいという、代表者の佐藤幸雄さんの構想から生れたもので、総面積は約七万平方メートルという広大なもの。モトクロス競技場として、あるいはスポーツ教室や安全運転教室の会場として、有意義に活用されることが期待されています。
(ヤマハニュース 1970年 5月)

1970年10月の航空写真。テクニカルハイランドのはっきりとした場所はわからないが、右下が現在のロードコース、左上の丸で囲んだ辺りが現在のモトクロスコース。