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No.3~ペット火葬にたどり着くまで~

冒頭から謝罪させて頂きます。
第1回目投稿の時、私、自己紹介をしておりませんでした。<(_ _)>
申し遅れました。訪問ペットセレモニーそらみどりの千葉と申します。
前々回は記念すべき1回目の投稿で「ペットロスハートケアカウンセラー2級」という資格を目指し奮闘するという内容でしたが、今回No.3の内容はそもそもその資格を目指すきっかけになった「ペット火葬との出会い」をお伝えしようと思います。少しばかりお付き合い下されば幸いです。


■「ペット火葬」という世界にたどり着くまで。

思えば私が家庭を持ち、初めて家族で選んだペットが「セキセイインコ」だ。なぜインコ?とお思いかと思います。それは単純に「飼いやすい」と思ったからです。というのも家が留守がちなのと、以前妻も実家でインコを飼った事がありすごく可愛かった印象があったと言っており、しかも部屋を快適にしておけば日中の留守番も大丈夫そうなイメージがありました。そう思ったが吉日、家族でペットショップ巡りに向かい、念願のわが子と巡り会ったのだ。それはそれは瞳の綺麗なオスのセキセイインコでした。

それからは家族の中和剤として、また家族の一員として皆との幸せな暮らしが始まりました。芸達者でもあり「ゴロンして!」と言うと私の掌で体をひっくり返して寝そべるという鳥とは思えない芸も覚えてくれた。更にその子にお友達を作ってあげたくてもう一羽、メスのセキセイも飼いました。二羽は時には寄り添い、時には喧嘩をしながら仲良く毎日を過ごした。

しかし責任を持って育てたつもりだったが最初の子が僅か2年で病気で亡くなってしまった。あまりの突然のさよならに涙が止まらず呆然とした。それを見かねた妻がふと探してくれたのが「ペット火葬」だ。なんときちんと人間のように葬儀もしてくれるというのだ。居てもたっても居られず、その会社に連絡を取りすぐ受付てくれるというのでうちの子を箱(棺)に入れその場所へ向かった。

手厚く葬儀の身支度をして頂き、お別れに心行くまで時間を頂き、そしてうちの子は火葬炉に入っていった。
いつの間にか泣いていた。家族の誰よりも。

生まれて初めてペットの火葬を体験した私はその事が頭を離れず、その後もロスに苦しみながらも(←ここに関しては次回詳しく)その葬儀の1場面1場面を思い返しながら心に刷り込まれていった感動と驚きに少しずつ突き動かされていくのだった。

時は過ぎ、私は諸事情により印刷会社を退職する決意をした。その時転職先に選んだ会社がまさに私がペットを失い、すがる思いでお願いしたあの時の会社……ではないが同業の訪問ペットセレモニー会社である。
話は長くなりそうなので今回はここらへんで締めたいと思います。次回は自身が経験したペットロスを深堀りしたいと思います。次お会いするのは来年ですね。皆様よいお年を………!


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