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冬のあいだの僕の話



 僕は、冬になると元気が無くなり、春になると元気がもどる特性があります。

「物語の設定みたいね〜」と思われるかもしれませんが、僕が大学生だった頃から続いていて、5年くらいずっと繰り返しています。

つまりは、僕が元気でいられるのは春から夏の半年間で、秋から冬にかけての半年間は冬眠状態になります。

大学生の頃は、「冬になると調子が悪くなるな…」くらいにしか思っていませんでしたが、インターネットで調べると「冬季うつ(ウインターブルー)」という名前に行き当たり、自分の状態に名前がつくことを知りました。


ウインターブルーってなんなのさ?


ウインターブルー(冬季うつ)は、「季節性情動障害」とも呼ばれる冬場にだけかかる鬱です。

症状としては、食欲が上がったり、睡魔が襲ってきたり、活動する気力がなくなったり、不安になりやすくなったり…………。

いわゆる冬眠状態が10,11月~3,4月くらいまでの間、続きます。

なんでこういうことが起こるかっていうと、冬は日照時間が少なくなる関係で、日光に当たると出る幸福ホルモンのセロトニンが出にくくなるかららしいですね。

冬のあいだに僕がやってること


半年間は冬眠状態といえど、働かないと生活ができません。

そういう場合に、じゃあどうしてるかっていうと、模範的な生活習慣を実践しています。

朝は白湯を飲んで、筋トレをしてシャワーを浴びる。
貼るカイロを持参して仕事に行き、休憩中は温かいものを飲んで過ごす、無理はしない。
夜も、寝る前に白湯を飲んでお酒や冷たいものは極力控える。夜更かしはせずに規則正しい時間に就寝。

この簡単なようでいて手間なルーティンを、秋~冬は繰り返し行っています(ほんとに手間)。

理由としては、とにかく基礎体温を上げないと寒さで負けちゃうってのと、夜は不安に襲われやすいんでさっさと寝てしまった方が楽だからですね。

あと新しい試みとして、今年は心療内科へ相談に行って、うつ状態を回復する薬を服用しています。

もし、「自分も冬苦手なんだけど」って方がいれば、どれかやってみてください。僕は、去年筋トレをルーティンにして相当楽になりました。

僕と関わる人間の方に


僕は、「可哀想」と思われることが苦手です。

根っこがプライドの高い人間なので、「やんのかコラ」と昂ってしまいます。まあ、これは半分冗談で半分本気なんですけど。

あくまで、これは体質であって、僕は不幸だと捉えてはないので。「まあそういう人もいるんだね」くらいのスタンスでいてもらえると有難いです。

あと、ウインタブルーの間は普段よりも厭世観が増すので、僕の人間嫌い度が上がります。「人間嫌いっ!」となっている時は、距離感が普段より一回りくらい遠いと思うんですが、一過性のものなので安心してください。たぶん半年で戻ります。

最後に、ここまで読んでくださってありがとうございます。優しいあなたに、幸多からんことを祈っております。




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