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2/20初台Live DIRECT

本記事は 2022.2.20に行われたライブ「DIRECT」を両部ともに参戦した一介のオタクの感想です。

2/20、初台DOORSにて。


 開場後、どこかしらソワソワした空気感の中で開演を待っていると上から降ってくる天の声:なかねこゆぅ(ライブのイベンター)。
 自宅から音声だけを繋いで持ち前のトークで場を和ませつつ、ライブ前の説明をさらっとしてくれる。
 それぞれがそれぞれの期待を胸に始まりを待ち、ステージから出演者の8人が現れた。


DIRECT 一部


 今回の出演者は8人の歌い手、それも活動歴約10年の古参歌い手ばかり。
 開演後は演者自体が楽しんでるかちょっと不安だったけれども、客も演者もさぐりさぐりでだんだん盛り上がっていく"ライブならでは"感が本当に楽しかった!

 それも、今回は全出演者の歌を生で聴くのは初めてで。生で歌を浴びる楽しさを全身全霊で実感させてくれました!!

 あやぽんずさんは、芯の強さと可愛らしさが全面に出たトークと歌が魅力的。途中で噛んじゃったところも可愛らしかった…!!

アニソンや90年代Jロックが得意の湯毛ぽは、のっけからのイエモン〜〜〜〜〜!ライブ・MCを数こなしてるだけあって、安定感が段違いだった。

 最近旺盛に活動しているのりさんは、笑っちゃうくらいに歌が上手くて。しかもノリノリで左右に動いて踊りながら歌うから観客もノリやすい。

 らいるさんは、バラードが圧倒的に上手い。声自体は優しく聴こえるけれど、ボーカル自体は芯があるからこそ安定してるタイプの歌だ。

 胃腸薬さんは、観客のことを意識してくれるパフォーマンス。セトリがノリのいい選曲ってこともあるけど、お客の反応も含めて「どうすれば皆で楽しめるか」を考えてくれたステージだった。

 なゆごろうちゃんは、清純だけれど伸びのあるボーカル。らいるさんとはまた違ったしっとり感のバラードで、胸にじんわり熱を灯してくれる歌だ。去り際の「ありごろう」が可愛い。

 たまごちゃんさんは、低音で力強いボーカルがカッコいい女性シンガー。セクシーで品のある衣装含めて、素敵なパフォーマンスだった…。(湯毛さんとのコラボ曲"似合い"だった本当にありがとう)

 はへーさんは、得意のロックで場を沸かしてくれるボーカル。眩しい笑顔でのびのびと楽しそうに歌うところが、見てて気持ちよかった。たまごちゃんさんとの「なにやってもうまくいかない」の前フリ、考えたんやろな...…...…()。

 演者がそれぞれ独自の色をもっているからこそ、各オタクも推し事に界隈が違っていて。ペンライトガン振りの人もいれば、拳で勝負してる人もいたりで面白かった。これぞライブ!!

 出演者が三者三様にパフォーマンスを披露した一部、あっという間に終わったライブの高揚と熱狂は二部に続く。

DIRECT 2部

 一部のパフォーマンスを終えて、再び開かれた二部。

 初手は両部参加者が多いことを考えてか、一部でも歌ったノリのいい曲で場を温めてくれる。 お客さんの盛り上がり良好。
 一部と比べても二部はどの演者さんも本調子になっていて、絶好調のパフォーマンスでした!

 あやぽんずちゃんがめちゃ可愛い&カッコいい〜〜パフォーマンスで、 ヒバナの撃ち抜くサインがかっこよだった...…。 阿修羅ちゃんの「閻魔様さえ」のがなりもカッコ良くて惚れそうでした。
 あやぽんずちゃんとのりさんのコラボ枠では、歌上手いのはもちろん即興で動きを真似し合うプレイングで湧かせてくれた。フォニイ2番「見失った fake」で耳ポーズ合わせてステージに向く2人の絵面がオモロでした。(こっちみんな)

の「(リズム隊の分の)責任背持ってくれますか?」
観客の拍手パチパチパチ
の「言うたな?」あ「顔覚えたからな」

あやぽんず&のりさんのMC一部分


 何気に古参歌い手さんが新しめの曲歌ってくれるのはアホほど嬉しかった...…!フォニイも阿修羅ちゃんもいい意味で予想を裏切る選曲でした。

 二部では湯毛さんのアコギ&エレキ(部分演奏)を聴くことが出来てこれもまた役得。改めて 「あ、音楽の人なんやな」となりました。
 たまごちゃん×湯毛さんのコラボは最高で、なぜ今存在しなかったのかが不思議なほど"似合い"のコラボ。W-B-Xは「心の底からありがとう」となりました。

 バラードでは、なゆごろうちゃんのclackが良すぎた........…...… 。両部共歌ってくれたけど、歌われれば歌われるほど染みる歌。ボーカル自体は可愛らしいのだけれど、ジーンとする。MCでありごろう弄りされてて照れつつも嬉しそうなの可愛かった...…。

 らいるさんは、対照的にどこまでも通りそうな声で。突き抜けるような強さと下地がしっかりしてるからこそ出せる包み込むような高音を響かせてくれた。終わりのMCで暴れ曲への挑戦を匂わせてくれたのだけれど、実はどハマりするのではないかと思っていたりする。

 胃腸薬さんは、米津さんのピースサインで「さらば掲げろピースサイン」部分にお客さんもピースサインを突き上げる、といった演出をしてくれてライブの一体感を出すパフォーマンスにワクワクした。

 ソロラストを飾ったはへーさんは、狂乱 Hey,kids!!で盛り上げてくれた。MCの熱い煽りから始まり、ヘドバンしたりジャンプ(小)したり。この日1番お客さんを暴れさせてくれた、ライブを実感させてくれたパフォーマンスだった。

 そして最後の大団円、たまごちゃんはへーさん湯毛さん胃腸薬さんのButterflyは圧巻。一瞬でも聴き逃したくない、終わってほしくないと思いながら楽しませてもらいました!
 

 二部も終了して、箱を出て帰路へ。

 従来よりも制限された形でせざるを得なかったことへの悔しさ半分、それでも一日が爆速出過ぎるほど楽しかった気持ちが半分。

 おそらく、想像できないくらい大変だった開催を無事に決行してくれた感謝。
 バンドライブが実行できなかったことを悔やんでるだろうな、と考えた時に襲う痛み。
 いつか万全の状態でライブ出来るようになったら思いっきり遊びたい期待。

 様々な気持ちが混じるけれど、言い尽くせないくらいの「ありがとう」でいっぱいです。

 声出しできる時世になれば、大声でコール&レスポンスさせてほしい。"楽しい"を全力で伝えさせてほしい。

 今はそんな気持ちを抱えて、まだ見ぬライブへ備えます。本当にありがとう。


個人的はへーさん(推し)メモ

ここからは脳死感想になります。
画像ははへーさんのサイン入りカード。

 ・はへーさん、お客さんのリアクション見て指さしながら「いいね!!」って嬉しそうに笑ってるの良〜〜!!
・ビーバーカッコ良いね...…...…
・はへーさんいちょさんのエゴロック良、動画とちょっと違うライブならではの歌い方をしてくれる。サビのコール部分で耳に手を当てる仕草するから身振りで応えちゃう。

・ロキの「お互いにな」でいちょさんと仲良さそうに向き合ってんの良かった。
・悪魔の踊り方では曲の世界観を表現してて、ダンスソング的な置き方ではなくアレンジ効かせ気味で解釈を入れ込んでた(2番A,Bメロの歌い方)
・ソロラストの狂乱 Hey kids!! めちゃ良だった。 サビの「狂って」部分、高音しっかりだけどサビなりの厚みがある。そして多少暴れてもいいよサインも出してくれたので今日イチ暴れた。ラストのロングトーン今日で1番声量出てて涙出そうでした。頭振らせてくれてありがとう。

・一日を通して、調子が悪いのかなと心配になることがあった。ライトのせいか、あまり顔色が良くないように見える。声量も控えめだったように思う。
・ステージで歌って、笑って、楽しそうにしてるはへーさんを見てると本当に楽しくて。もっと見たい、聴きたい。歌を浴びたい。
・本当はバンドライブでしたいこと色々あったのかな〜とか考えると悔しいけれど。それでも、またライブして欲しい。たくさん歌って欲しい。はへーさんの歌が好きだ。



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