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水曜、夜のメメント・モリ 第十四回

今週のテーマ:「僕の好きな歌詞」

去年、ひょんな事から作詞するようになりました。

音楽がずっと好きで、憧れがあった反面、「音楽で生きていこうとしている人」「本気で作品を作ろうとしている人」の存在を身近に感じると、申し訳ない気持ちにもなります。

自分は、音楽で何を成したいとか、そういう大義はありませんが、自分の納得いく言葉で誰かの祈りになる詩を作りたいです。


・スカー/キタニタツヤ
恥ずかしながら、僕はサブスクが普及したことにより急増した「このアーティストのこの曲が好き〜」タイプの音楽好きです。
アーティストというより1個の曲を馬鹿みたいに一定期間聴いてる人間ですが、キタニタツヤに関しては楽曲ほぼ聴いてます。
スカーは、"あの時期のロックが好きな奴ら"が歓声あげること間違い無しのギターメロがすげえいい曲です。ある種、キタニっぽくない曲なのだけれど、人間の悲しみや受けてきた痛みを肯定する歌詞は「あ、キタニだ」となります。
ちなみに、僕は「誰にも渡せない 僕だけの痛みだ」が高潔で美しくて何度も泣きそうになったし泣きました。

・から/メガテラ・ゼロ
メガテラさんは、アレンジ系の歌ってみたのイメージが強くて、なんとな〜くお洒落そうなイメージ。........…だったのだけれど、ふとオリ曲を聴いてみたら見事にハマりました。
オリジナル曲を聴くと、その人のことがほんのり伝わってくるのだけれど、メガテラさんは温かい掌でポンっと背中を押してくれるような人。なんじゃないかな。
サビ部分「Fain I’m so happy! Take it easy」「頑張れ私、大丈夫」、には何回も励まされた。
無責任な言葉は嫌いなはずなんだけど、サウンドつよつよだし、メガテラさんの歌声に乗せられると本当に大丈夫だと思ってしまう。

・怪獣の花唄/Vaundy
流行りの音楽を周回遅れで好きになってしまう呪いにかけられている。
怪獣の花唄は、「バウンディー流行ってるらしいじゃーん」くらいのノリで聴いてみたらどハマりした。
曲解釈が個人的に難しくて、たまにふと考えるのだけれど、想い出を慈しんでることしか思い描けなくて。大事な記憶に手向ける花束のような曲だな、と思う。
曲は全体的に好きなのだけれど、歌詞で言うと「落ちてく過去は鮮明で........…」からが良いフレーズでしばらく耳に残った。

・眼鏡の男の子/BEYOOOOONDS
推しがカラオケ配信でよく歌っているから覚えたし、ついに推しがカバー動画を出したので意気揚々と本家を見に行った。
掛け合いがコミカルだから、メンバーのダンスがしっかり上手くてビビった。(あと眼鏡の男の子役である前田こころちゃんの顔が良かった)
「でも眼鏡 今ではコンタクト」の音ハメ完璧ですげて好きです。あと、眼鏡の男の子に彼女ができてコンタクトを外した事へのリアクション「大したことないじゃん」、は素の感想じゃなくて男の子を諦めるための言い聞かせ説派です。

冬、体調崩しがちで、あんまり予定作らなかったり人との付き合い避けがちですが、その分音楽だったり映画だったりを楽しんでます。

4,5月くらいには気温も暖かくなると思うので、その頃にはいろいろ動けるようにアップしときますね。

もしサポート投げてくれたらなんかいい感じのことに使います。