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そらむぎ通信 No.194 2023.7・8

カレンダーの絵 募集

昨年、多くの方がご協力くださいまして、クリニックのカレンダーができました。今年は、さらに増刷して作成したいと思っております。
絵心のある皆様には、奮ってご応募いただきたく、ご案内します。

~募集要項~

カレンダー用の絵を募集します。
A4 横書き 春、夏、秋、冬向け、の季節を感じる絵、気持ちが明るくなるような絵を募集します。
水彩、色鉛筆、その他種類は問いません。デジタルイラストもOKですが、プリントアウトしてご提出ください。
スキャナーで取り込むため取り込める用紙にお書きください。薄い色合いはきれいに出ない可能性がありますので、ご注意ください。出されたイラストは、お返しできません。
各クリニックの外来にある名札を記載の上、ご提出ください。
院内スタッフで、審査をし、2024年のカレンダーを作成したいと思います。多くの方のご参加いただきたいので、作品は一人1品とさせていただきます。
デジタルイラストの方で、選考された方には、後日データでの提出のご協力をお願いします。
締め切り 8月31日(木)窓口受付分までとさせていただきます。

出来上がったカレンダーは、院内各部署に掲示させていただきます。
応募くださった方には、出来上がったカレンダーを差し上げます。

ふぁみりーテーブル基礎講座 2023年後半

ふぁみりーテーブル基礎講座は、毎月第4日曜日10時~です。
予約は不要です。ひだクリニック(南流山)3階 るえかホール
 
7月22日 「病気について」    院長 肥田裕久
8月27日 「くすりについて」   薬剤師
9月24日 「家族のかかわりについて」 公認心理師 杉嶋洋子
10月22日 「家族として病気に向き合うために」 看護師 木村尚美
11月26日 「自立のための社会資源・制度」 
精神保健福祉士 宮崎りつ子
12月24日 「シンポジウム」 当事者
 
お問い合わせは、04-7150-8141 ひだクリニックるえか
当院のご家族の方であれば、どなたでもご参加できます。他院の方は、クリニックにご連絡の上、お越しください。
現在の状況とこれから:
現在は、B型作業所に通いながら障害年金を受給しています。作業所の仕事は、臨機応変さを求められるので、職員の方々にフォローをしていただきながらなんとかこなしています。利用者の方は、気さくに話しかけてくださるフレンドリーな皆様なので、コミュニケーションが苦手な自分はすごく助けれれています。経済的に自立することが目標です。
 
いま振り返って思うこと:
動作が遅かったり、人の輪に入れなかったり、場の状況をつかむことができずに人に迷惑をかけてばかりで、どうして自分はこうなのかとただ考えるばかりだったので、検査を受けた際に言語理解と処理速度に50の差があると知った時は納得しました。抑うつ状態時は、本当につらかったですが、自分の特性を知り、福祉に繋がることができ前を向けました。
 
皆さんに伝えたいこと:
学校、職場、人間関係は一生ついてまわるもので、合う合わないは、事前にわからないため選択は本当に大変ですし、合わない方に当たってしまうと抜け出すのに困難を極めます。そこから逃げるとしてもそのためのエネルギーや逃げた先が救いになるのか?など心配も多く簡単ではありません。
ですので、一人で抱え込まず福祉に繋がることがリカバリーへの近道だと思います。人の弱みにつけこんだり、的外れな説教をしてくれる人たちに惑わされず、福祉へアクセスしゆっくりでも立ち直ってゆくこと、それが自分の人生を良い方向に向かわせることに繋がると思います。

~おやじの会開催される~

ひだクリニックの家族教室に集う、お父様がたが中心となっている「おやじの会」があります。コロナ禍になりストップしていました。
家族教室のご参加は、どちらかと言うとお母さまが多いのですが、お父様同士少しお酒も入りつつ語る会です。
今回は東松戸の Buona82で
開催されました。
なごやかに、夕べのひと時を過
ごしました。

~障害年金って何?~

年金は、老齢年金、遺族年金、障害年金という3つの状態に該当した際に申請し受け取ることができます。
障害年金を受け取るには、次の4つの条件を満たす必要があります。
<4つの条件>
①    初診日より1年半経過していること。(他院も含めてで可)
②    初診日に年金保険料を支払っており、さらに20歳から初診日までに所定の3分の2以上の年金料を収めている。(初診時に20歳未満であれば支払い不要)
③    年金に該当する病名である。
④    年金に該当する生活障害がある。
(単に働けない、働いていないでは、生活障害には当たらない)
詳しいことは、クリニックの相談員にご相談ください。

「リカバリーストーリー」を掲載します。リカバリーストーリーが皆さんの勇気や希望につながったら嬉しいです。
今月は、ペンネーム 田中羽二子(ばにこ)さんです。
 
聞いている病名と、いつ頃からどんな風に病気になったのか
病名は、自閉症スペクトラム 抑うつ状態(過去)
幼いころから、人の輪に入れずコミュニケーションをとることが苦手であり、高校生の頃に抑うつ状態と診断されました。回復したものの専門学校で受けた嫌がらせ、人間関係のトラブルにより抑うつ状態がふりかえし、退学してしまいました。
 
大変だった時期のこと:
高校生の頃、朝起きられなくなり学校を休みがちになって、授業についていけなくなった時が一番大変でした。食事がとれなくなり体重が30㎏まで落ち、毎日フラフラで出席日数を気にする日々でした。髪を抜いてしまい、頭皮が円形になりました。
 
おとずれた転機、変化につながった出来事:
仕事が遅いという理由でアルバイトがクビになったり、どこに行ってもうまくいかず悩んでいた時に、ネットでひだクリニックセントラルパークを知り、受診したのが転機になりました。障害者手帳、障害年金、作業所、自立支援医療制度の存在を知ったのも大きいです。

<お盆休みのお知らせ>
ひだクリニック(南流山)は、お盆休みはありません。
ひだクリニックセントラルパーク 8月11日(金)~16日(水)休診
 
【お知らせ】
7月23日(日)10時~12時 ふぁみりーテーブル基礎講座
「病気について」院長 肥田裕久
8月 2日(水)13時半~ ひきこもりの家族支援グループ
8月 3日(木)15時半~ クローバー家族
8月 3日(木)18時~ ペアレントトレーニング
思春期青年期対象 ご家族としてのかかわり方 個別相談 要予約
04-7157-2269(セントラルパーク)
8月 6日(日)10時~12時 家族対象 茶話会
家族当事者研究は、お休みです。お茶を飲みながらゆっくり話しましょう。
8月 9日(水)13時半~ 病気の理解シリーズ
「リハビリテーションの進め方② 院長 肥田裕久
8月13日(日)10時~12時 わいわい講座
「ご家族自身の健康管理」院長 肥田 裕久
8月16日(水)13時半~ コーチング
~ストレス対処を学ぼう~ストレスにアタックされたら~
8月20日(日)10時~ 家族SST
8月20日(日)13時~ リワークフォローアップ
8月27日(日)10時~12時 ふぁみりーテーブル基礎講座
「くすりについて」 薬剤師

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【編集後記】梅雨明け前から毎日暑すぎますね。熱中症予防に心がけこの夏を乗り切りましょう。今号は7月8月合併号でお届けします。(み)


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