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そらむぎ通信 No.147 (H31年 4月号)

ひまわりキッズに集まれ!

桜の花が咲くきれいな季節になりました。進級、進学するお子様も多いのではないでしょうか?

ひまわりキッズでは子育て中のママ、パパの中で特に精神疾患を持っていらっしゃる方々のグループを行っております。公園デビューがちょっと前向きではない方、普通のママ、パパにはわかってもらえない悩みのある方、病気との付き合い方を知りたい方、とにかくママ友パパ友が欲しい方など歓迎しております。

スタッフは頑張っている御本人(ママ、パパ)やそのお子さまを褒めることを意識しております。子供は褒められるけれど、ママ、パパが褒められることは少ないと思いませんか?でも、ママ、パパも頑張っていると思いませんか?

褒めることにっよってママ、パパが自信をつける場所、一息抜ける場所になるようスタッフは日々努力しています。

ママ、パパだけの参加ももちろん可能ですが、お子さま連れも歓迎しております。多少のおもちゃはひまわりキッズで用意があります。また、ミルクをつくるためのお湯もあります。プレイマットもあり、オムツ交換もできます。ただし、使用済みのオムツはお持ち帰り下さい。

時間が9時30分から13時30分までなので、ママ、パパの昼食は、ご用意できます。お子様のお昼ご飯は各自ご用意ください。あまり立派なお昼ご飯はママ、パパが作るのに疲れてしまうので、レトルトや買ってきたお弁当で大丈夫です。

とにかくひまわりキッズにきたら頑張らず、少し休めたと思って欲しいのです。このようにゆるゆる楽しく笑い声がある雰囲気で時間を過ごしています。

毎週木曜日、見学、ご参加をスタッフ一同心よりお待ちしております。(スタッフも子育てに奮闘中です!)

担当:平林裕子
見学、申し込みは随時おこなっています

ひまわりキッズ見学無料体験会
日時:4月18日(木)9時半~12時
場所:ひだクリニック
電話:04-7150-8145
参加ご希望の方は、人数把握のためご連絡ください。
途中参加、途中退出、お子さんとご一緒の参加大歓迎です。


肥田先生のメディカルコラムVol.99

~「おもてなしの本質」~ ~その12~

患者さんと時間をとともに過ごすこと自体が、一つのケアなのです。『ケアとはその相手に「時間をあげる」ということ』。これはとても大事なことです。

翻って、私たちはフリーの時間、フリープログラムの時間に何をしているのでしょうか。ちゃんと時間をあげているのでしょうか。たぶん、あげていません。なんか忙しそうにしている。フリープログラムが必要な人というのは、Place oriented DCの人たちです。その人たちに対して、忙しくしていたら、せっかく培った場所が、求めている場所ではなくなってしまいます。

ピアスタッフの働き方のお話です。ピアの彼がすごいと思うことがあります。私は彼と3回くらい一緒に訪問同行しました。40分とか1時間の間だと思うのですが、彼は時計を全く見ないのです。私たちは時計を見てしまいます。時計をみてなんかいない、といわれるかもしれません。ですが、心の中の時計は見ているかも知れません。なぜ見るかというと次の予定があるからです。何時までに戻らないと次の患者さんの予約があるとか、早く帰らないと会議があるとか考えるからです。

ピアスタッフの彼が医療者に比べてはるかにたくさんの引きこもりの患者さんをクリニックに連れて来ることができるのは、彼が時間をあげているからだと思います。私たちは時間を気にしているので、あげているつもりでもあげていない。でも、彼らはとにかく何も言わずにずっとそばにいます。


宙麦会&MARSスタッフのバトンリレー

今月は、ロケットの清澤さんです

みなさんこんにちは。清澤です。
はじめての方もいらっしゃるかと思いますので自己紹介します。

性別が男の人間です。主に精神障害者手帳をお持ちの方の就労支援をほそぼそと13年ほどやっています。私の趣味は紅茶で、よく天気の良い週末になると自分で焼いたマフィンと紅茶を片手に公園のベンチで太宰治の斜陽などを読みながらのんびりと過ごしています。おすすめの茶葉はモカブレンドです。それは紅茶ではなくコーヒーです。少しおちゃめな部分も出してみました。というのは嘘です。折角の休みなのにそのようなことはしません。

前置きはこれくらいにさせていただいて、今回この記事を書くにあたりテーマは自由だといわれました。なにを書いてよいのか三日三晩考えてみましたが、なかなかでてこないので、私がなぜ就労支援を始めたのかについて書くのが良いかなと思いそのテーマにしようと思います。

そういえば元号が変わりますね(これを書いているのが4月2日です)。私の書いているこれが皆様の手元に届くときには元号は変わっているのでしょうか。「令和」ですね。248番目の元号とのことです。万葉集からとったと言われています。

では1番最初の元号はなんでしょうか。それは「大化」です。そうです。あの有名な大化の改新が一番最初の元号なんですね。この元号は645年7月17日~650年3月22日まで使われました。ちなみに長く続いた元号は第1位 昭和(1926年~1989年)64年 、第2位 明治(1868年~1912年日)45年、 第3位応永(1394年~1428年)35年となります。逆に一番短い元号は暦仁(れきにん)で鎌倉時代、四条天皇の時に使われました。その日数は2ヶ月と14日(1238年11月23日~1239年2月7日)です。もしも現代でその日数で元号が変わるとしたら書類なども含めて変更がとても大変そうですね。

ちなみに元号と西暦を変換するのは大変ですよね。私も就労支援をしていると時々計算に戸惑います。そのとき今度の令和はわかりやすいんですよ。何故かと言うと令和と西暦の換算は「和暦の年数に18足す」とよいからです。しかも「018(レイワ)」の語呂合わせでいけます。例えば令和元年なら018を足すと(20)19になります。西暦から見る場合は、西暦-18です。

ちなみに昭和は和暦に25を足すと西暦になります。同様に平成は和暦年数+88もしくは和暦年数-12で西暦になります。少し面倒くさいですね。

そんなことを書いているうちに文字数が足りなくなってしまいました。残りは次回があればお伝えします。

ということで次回はコパスの櫻田さんにバトンを渡します。


2019年度第1回障がい者就労相談会のお知らせ

日時:5月28日(火)13時半受付開始
場所:松戸市民会館 301会議室
内容:障碍者雇用の現状についての講座と就労についての相談会
申し込み必要(当日受付あり)
詳しいことは、コパス 04-7157-4922
までお問い合わせください


クリニックからのお知らせ

*ゴールデンウイークはカレンダー通りとなり、休診日が長くなります。前後の診療が込み合います。また、薬が足りなくならないように早めに受診をなさってください。

【休診のご案内】
ひだクリニック:土曜・祝日 休診 
ひだクリニックセントラルパーク:水・土・日曜・祝日休診
4月15日、5月13日は午前休診

急に具合が悪くなった場合は、主治医がいなくても応急対応をいたしますので、ご相談ください。休診の場合は、空いている方のクリニッで対応いたします。まずは、お電話にてご連絡ください。自立支援は登録医療機関のみご使用になれます。

【ご案内】
*日曜日の家族教室は、ひだクリニック3階るえかホールにて行っております。
4月21日(日)10時~12時 家族SST
4月28日(日)10時~12時 ふぁみりーテーブル基礎講座
「自立のための制度・社会資源」精神保健福祉士 宮崎りつ子
5月 5日(日)「べてる式家族当事者研究」はお休みです
5月 9日(木)18時~20時 クローバー土屋SST
5月12日(日)10時~12時 わいわい講座 
プレゼンター 相談支援事業所ファーレ
5月19日(日)10時半~認知行動療法フォローアップ講座 ひだクリ

【編集後記】
桜の花も少しずつ葉桜になっていきます。年号も変わり、新しい時代へと変化していきます。毎年繰り返されることで安心を得たり、その中で少しずつ変化していくことで成長、変化していくがまさに生きていくことなんだなと感じます。(み)

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