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そらむぎ通信 No.146 (H31年 3月号)

H31年 3月号

4月からのお知らせ


●自費カウンセリングが始まります
5月より自費カウンセリングがスタートします。ご希望の方は、クリニックでお申し込みが可能です。
落ち着いたお部屋でご自身の気持ちを整理したり、少しでも楽になれるよう、心理士がお手伝いいたします。
回数や時間は、担当心理士と直接ご相談ください。

●外来でのご相談に予約が不要になります
簡単なご相談や面接に予約が不要となります。外来で、心理士、精神保健福祉士、看護師がご相談に応じます。お気軽に声をかけてください。

●診療体制について
木曜日、金曜日はセントラルパークでの診療が医師二人体制となります。より、多くの患者さんの診察の対応できるようになります。
夜診は、セントラルパークが木曜日、ひだクリニックが金曜日20時までの診察を行います。

●「そらむぎ通信」は4月から「note」に移行します。
いつも「そらむぎ通信」に目を通していただいき、ありがとうございます。
「そらむぎ通信」のWEB版はメールマガジンという形でお届けしておりましたが、より多くの皆様に読んでいただけるように、そして宙麦会の取り組みをリアルタイムに広く共有していけるように、SNS等との連動性の高い「note」での配信に移行いたします。

●パソコンなどからは下記のURLよりご覧ください。
https://note.mu/soramugikai

●スマホ・タブレットからは「note」アプリが便利です。

「note」のアカウントを設定していただき、宙麦会のページをフォローしていただくと、より手軽に宙麦会グループの情報を受け取れるようになります。今後とも、よろしくお願いいたします。

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肥田先生のメディカルコラム Vol.98

「おもてなしの本質」-その11-

前回は謎かけで終わりましたよね。「時間をあげるというのはどういうことでしょう」という謎かけでした。

こういう例え話がわかりやすいですね。

私たちが2011年の震災の被災地石巻の災害支援に行くとします。私たちは何をするのか。例えば、石巻のA先生のところに私たちが派遣されたとします。そうすると、A先生は自分の診療所を空けて、留守番を私たちに任せて往診に行きます。私たちはその診療所に残ります。派遣されたのなら、私たちが往診に行ってもいいと思うかも知れません。しかし、東京や千葉などよそから来た人たちに対して、地元の患者さんや困っている人たちは自分の困っていることをすぐ言うでしょうか。おそらく言わないと思います。まして方言であれば、言葉も通じない。聞いてもわからない。そうすると、A先生たちが出向くほうが、地元の人だし、同じような経験をしているので、心を開きやすい。それで、私たちは先生のところのお留守番をします。

阪神淡路大震災のときにも言われたことなのですが、そういう被災地でお留守番をしていても、あまり患者さんは来ません。1日8時間くらいいても、せいぜい前回と同じ処方を求めるDO処方の患者さんが数名来るくらい、ということもあるでしょう。時間が無駄なような感じがします。遠くの東京や千葉から派遣され、先生の診療所でお留守番をしていることに何か意味があるのでしょうか。もちろん大切な意味があります。

A先生はそのとき、「あなたたちがここにいてくれるというそれだけで、私は全力投球をして往診にいけるのだ」と、言ってくださいました。

つまり、私たちはその先生に対して、時間をあげているわけです。その先生が十分に働けるための時間をあげているわけです。ケアでも同じです。

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宙麦会&MARS スタッフのバトンリレー

今月は、訪問看護ステーションすぴかの丁野さんです

今年の1月11日に訪問看護ステーションすぴかに入職いたしました。
皆様とお付き合いさせていただきたいので、少しだけ自己紹介させていただきます。

氏名:丁野雪子(7月の暑い日に誕生し、父が涼しい名前を!と、付けてくれました。)
出身地:鹿児島県
職種:看護師
年齢:慢性28歳(🙇)孫5人…。
経験:鹿児島県立の一般病院に勤務
手術室、内科、耳鼻科、小児科、外科、脳外科、神経内科、放射線科、准看護学校の専任教員、精神科:ストレスケア病棟・急性期病棟・療養病棟・外来・デイケア・訪問看護
趣味:アロマ(アロマアドバイザー)
  :読書(自己啓発本)
  :童話作成(妄想するのが好き)
モットー:愛♡喜び♡感動
     真心をもって触れ合うと、喜びを分かち合うことができ、感動に出会う。と信じています。
元気の素:自然に触れ合うこともいいのですが、何かに夢中になって取り組む人から元気を頂きます。
夢:コーチングで多くの人と触れ合い、貢献したい。
精神科看護のコーチングや子育てコーチング等これまでの人生で経験した役割を還元して、人の助けになりたいと考えています。
日本精神科看護協会の心の健康出前講師をしています。これからの看護は病院で待ってケアをするのではなく地域に出向いていく活動が必要だと考えています。

無限大の宇宙空間に浮かぶおとめ座であるすぴかは両方の手に麦を持っています。どの様な状況でも常にご利用者様のために、粘り強くあきらめない看護を提供できるように皆さんと手を取り合いながら、歩んで参りたいと考えております。よろしくお願いいたします。
次回はコパスの清澤さんにバトンタッチします。

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*ゴールデンウイークはカレンダー通りとなり、休診日が長くなります。前後の診療が込み合います。また、薬が足りなくならないように早めに受診をなさってください。
*認知行動療法フォローアップ講座は、4月より第1日曜日10時半~12時ひだクリニックにて行います。

【休診のご案内】
ひだクリニック:土曜・祝日 休診 
ひだクリニックセントラルパーク:土曜午前・水・日曜日祝日休診

急に具合が悪くなった場合は、主治医がいなくても応急対応をいたしますので、ご相談ください。休診の場合は、空いている方のクリニッで対応いたします。まずは、お電話にてご連絡ください。自立支援は登録医療機関のみご使用になれます。

【ご案内】
*日曜日の家族教室は、ひだクリニック3階るえかホールにて行っております。
3月17日(日)家族SST
3月17日(日)14時~16時 サイコドラマ最終回
3月24日(日)10時~12時 ふぁみりーテーブル基礎講座
「薬について」薬剤師
4月 4日(木)18時~20時 クローバー土屋SST
4月 7日(日)「べてる式家族当事者研究」はお休みです
4月 7日(日)10時半~認知行動療法フォローアップ講座 ひだクリ
4月14日(日)10時~12時 わいわい講座 
「“巣立つ”ということとは?」院長肥田裕久

【編集後記】
春めいてきましたね。ちょっと身軽になってウキウキ気分でどこかにおでかけしましょうか?(み)

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