9/12～9/20の期間で私が所属する教育関係のNPOの事業視察の一環としてアメリカに行ってきました。

そのNPO団体の目的は

このままの日本の教育では日本がダメになってしまう。という危機感から

日本をリードして、

世界で活躍できるような芯のある学生を輩出することです。

そのプログラムの一環として海外研修を企画しています。

そこで私は研修先候補の視察に同伴することになりました。

視察地としては主にシリコンバレーとシアトルです。

１．シリコンバレー

言わずもがなのIT企業の聖地であるシリコンバレー。

数多くのIT企業の本社が密集しており、アメリカ最高学府ともいえるスタンフォード大学もあります。

それでは簡単に訪問地を紹介したいと思います。

これはアップルの本社の近くの商業施設。数年前に近未来的なアップルパークの開園で話題になりましたね。本社には、観光客は立ち入れないのですがその圧巻な建物には将来ここで働きたいと思う人もいるはずです。

これはコンピューター歴史博物館。

展示スタイルでコンピューターの歴史を学べる場所です。

コンピューターの起源は長さなどを図るほんとに簡単な計算機だったことに驚きました。コンピューターは、飛行技術や軍事技術と一緒に発展を遂げたということは知ってはいましたが、コンピューターの発達がアミメーションの技術を支えていることは初めて知りました。

この施設の視察を通してコンピューターのますますの発展、生活への侵入は避けられないものであることがわかり、今後のコンピューターとの関りを考えさせられました。

これはスタンフォード大学のキャンパスでの一枚。

キャンパスが広くて、みんなのびのびとしてました。

訪問した日は休日で学生は少なかったです。

最後にインテルの本社。中には観光客も簡単にインテルのことが学べる展示がありました。

総括としては、理系の学生や、IT系に興味がある人はぜひ一度は訪れたい場所ですね。もっと深く学びたい人は、現地のシリコンバレーに勤務している人にアプローチをとってから行くとよいでしょう。

ただ、シリコンバレーにこれらの施設は密集しているのですが移動は車か電車かバスが必要です。私たちはレンタカーを借りて移動しました。その際に国際免許が必要ですが、別の記事で簡単に取得方法を紹介したいと思います。

２．シアトル

シアトルでは在シアトル総領事にご対面して、我々の企画についてご意見をいただくとともに、その実現可能性を現地をめぐり視察しました。

シアトルの観光地で有名なパイクスマーケット。

花や、近くでとれた魚などが売られています。スターバックスの記念すべき一号店もこの近くにあります。どの時間帯も並んでいてはいるのに1時間くらいかかりそうでした。

観光客をターゲットにしたすりも多いそうなので行こうと思われている方は十分にご注意を。

昨年新設されたアマゾンの本社。こちらもアップルの本社に劣らず近未来的。建築物が好きな私には非常に魅力的でした。

館内は植物でいっぱいで自然とビジネスの調和を目指す意思を象徴しているのかなと思いました。

こちらはガスワークスパーク。

シアトルの歴史を感じさせる場所でした。

郊外は建物や街の雰囲気が非常に落ち着いていてよかったです。

↓これはワシントン大学の有名な図書館。ハリーポッターのモデルになった？ことで有名です。

一年くらい留学したいなと思えました。ちゃっかり、大学のスウェットを買ったりして。自分の大学のスウェットすら持ってないのに。

総領事館の写真はないのですが、立派な建物でした。

シアトルは戦前日本人が最初に移民した地域でもあり、戦争中には収容所に強制収容させられた過去のある非常に日本とアメリカの関係性上重要な場所です。

イチロー選手が活躍していたことがあったり、日本からの留学生が多かったりと他の地域とは異なり日本への理解が深いことがあり研修地の候補として考えていました。

しかし、総領事さんからは非常に現実的な事実を知らされました。

というのも、アマゾンやマイクロソフトの本社が移ってきて、家賃が値上がりしていき家を追い出された人たち、生活に苦しむ人たちが増え治安があまりよくないそうで、月に一回は銃が絡んだ事件が起きているらしいです。

企画に対する総領事の態度は否定的で考え方が官僚的な印象を受けました。

上記の理由が主に私たちの企画は白紙に戻ってしまいました。

次はフランスあたりを検討していく方針みたいです。

それではまた。

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