見出し画像

ツアー参戦旅日記@甲府<8回目>

1/23(日)、薄曇り。立川発あずさ13号に乗り込んで甲府へ向かう。
今日はツアーとしては16回目。私の参戦は8回目。
…え、半分行ってる??(驚)
(ちなみに1/12に行われた新春ライブは、エレカシ・ソロあわせて記念すべき10回目のライブ参戦だったので、今日はトータルで11回目。あ、フェス入れたら12回目だな)
雨は降っていないけど寒い。東京に帰ってくる時刻に雪予報が出ている。
少し心配しつつ1時間6分であっという間に甲府へ到着。
車内にいる時にDMをくれたNMちゃんと甲府駅で合流して、駅近くの有名なほうとう屋さんへ向かう。
感染対策ばっちりで二人の間にアクリル板がそびえてるので、ほとんど会話もなく食事終了。でも超美味しかった!
店内には宮本さんパーカーとロンTを着たエビバデさんが二人いた。
それからやはり駅近くの舞鶴城址公園で、城跡と雪をかぶった美しい冬の富士山を眺めテンションが上がる。

駅から会場までは徒歩約20分。グッズ売り場は建物の中で暖かく助かった。
13時半にグッズ待機列に並び14時半発売開始。14時40分には無事ご当地キーホルダーゲット完了。
さすがに開場の17時まで時間がありすぎると思い、再度城址公園まで行って近くでお茶をして戻った。

今日の座席は一階席の22列目、センターからやや左寄り。
(双眼鏡の視界全体に宮本さんの全身が入る感じで上下にやや余白があり表情は比較的明確に見えた。)
開演直前にPA席の横を通ったら、コバタケさんがPA席後ろの席に普通に座って関係者らしき人と話をしててびっくり。思わず二度見した。

さて、ここでミラクルが。
一緒にチケットを取ったわけでもないのに、ツイ友のMDちゃんが隣の席だった!!
お互い顔を見合わせ「えーー!?」「こんな事ってあるの?!」とびっくり。
でも今日のソロツアーから定員100%が始まって左右前後ぎゅうぎゅう詰め状態だったので、隣が知り合いだとぶつかっても気にしなくて良いから気が楽だった。

今回すし詰め状態の暗がりで書いた自分用メモと感想など。
(判別不可がたくさんあって残念…😢)

*黒のロングJKに白シャツ、黒のナロータイ、黒スキニーで登場。
髪の毛さらっさらで光ってた。そして、髪の毛の後ろがだいぶ短くなってた。いつ切ったのかな。
*「夜明けのうた」で胸にぐっときて、早くもじんわり涙が。
*「stranger」「異邦人」ステージを走り回る。
歌の途中、ステージセンター前端ぎりぎりのところで客席を指差し空を見据えた時、あまりの眼光の鋭さに心臓が止まりそうになる。
*「きみに会いたい」の前か後に「帰って来たぜー!」「ようこそー!」と。久しぶりのソロライブで嬉しいのが伝わってくる。
曲のアレンジが微妙に変わった気がしたけど、気のせいかな?
自分を抱きしめるポーズがかわゆ、と思ってしまった。
妖精にしてロック歌手の55歳…さすがです。
*「化粧」、新春同様に声が少し掠れ始め高音が少し心配な時も。
なのに圧倒的声量は変わらず。
*「春なのに」のあと、JKを脱いでネクタイをゆるめ本気モードに。
*「shining」、歌詞の”荒野に舞う男の夢”の”夢”を”誇り”と歌う。間違いじゃなくて敢えてそう言い換えて歌ったように感じた。
高音が出ずやや苦しそう。”一輪の花”で会場を指差した時の眼が鋭すぎてまたぞわっとした。

*「獣」では黒スーツ、ピンクシャツにお色直しして登場。
曲中、最高に盛り上がったところで「みなさん、明けましておめでとーう!!」とご挨拶。いつものように踊りきれっきれ。
*「ロマンス」でも飛び跳ねまくりで汗だく。この曲では左右の花道へ長く来てくれて、22列目なのに凄く近くで見られて嬉しかった。美しかった。
いつの日か、花道最前列ゲットするぜ!!
会場の熱気とテンションMAX!
*「冬の花」でJK脱ぐ。こちらも曲の初めのアレンジが変わって少し長めになってたような…。ロマンスで全力疾走した宮本さんに少し休憩する時間をとってるのかな、と感じた。
この曲は照明が本当に美しくて、そこで歌う宮本さんがさらに美しくて、何回見ても見惚れてしまう。途中から降り注ぐ赤い花びらが圧巻。
*「悲しみの果て」の前に「一生懸命聴いてくれてありがとう。素敵な思い、伝わってます」と。大拍手で応える会場に向かって「悲しみの果て、聴いて頂きたい」「みんなに捧げます」。
私の2列前にいた70代位のご夫婦が会場のみんなと一緒にサビで拳を振り上げてるのを見て、とても嬉しかった。
…届いてるね、宮本さん。幅広い人たちに。
なんか今日は「悲しみの果て」が沁みたなぁ…。
気づくと泣いていた。
*「sha・la・la・la」、歌が始まる前に「また出かけようぜ!」と。
去年の水戸でのソロライブ以降は新春ライブに向けてエレカシの曲ばかり聴いていたので、この曲を聴くのは1か月半ぶり位だったのだけど。
…こんなに良い曲だったんだ、と改めて頭をぶん殴られたようなショック。
名曲だ。これぞ後世に残る曲。
会場一体フルキャパでみんなが嬉しそうに左右に振っていた手、宮本さんからはどう見えたかなぁ。

*二部、黒JK、黒シャツ、黒スキニーで登場。
*「風に吹かれて」では久しぶりに180度以上の腕振り復活!
良かったぁ、肩治ったんだねぇ、と勝手に安堵(笑)。
180度どころか花道に来たときは270度位の振り幅!
私も負けじと270度位で応えたかったけど、フルキャパ故にそれは叶わず45度位だった…(泣)。
*「今宵」の前に「(今日のライブが)楽しみで仕方なかった」「グッときた」。「コンサートへようこそ!」。
*「あなたの…」では「おれも含めて最高にカッコいい5人を紹介します!」とメンバー紹介。いつもと同じだったけど、「キタダキタダキタダ、キタダマキー!!」にキタダさんがうふって嬉しそうなのが笑った。
宮本さんの「最高な年にしようぜ!」で、”もうなってるー♡”と嬉しくなり、「大好きです!」で眩暈がして、「愛してるぜ、ベイビー!」で倒れそうになった(笑)。
声を出せないから全力で拍手しジャンプ。気持ちよ、届けー!!
*「この道の先で」、オープニング少しだけタンバリンを使っていつものようにぽいっ。でもエレカシの時より優しい置き方かな。
いや、投げ捨ててるんだけどさ(笑)。
この歌から後に続く流れが好きすぎて既にテンションMAXな私。
周りの倍速でジャンプして拳を振り上げる。興奮が止まらない。
*「十六夜」。JK脱ごうとして脱げず、脱ごうとして脱げずを数度繰り返す。高音きつそう。頑張って!!
*「rain」、歌前に「行くしかないよな」「行こうぜ!」と。歌最高。
ここまでの3曲、周りの倍速でジャンプし続けたので終わるころには汗だくでぜいぜいしてた(私が)。
宮本さんの後ろのスクリーンに歌詞が投影されていて、改めて何て字数が多くてメロディーに歌詞を乗せるのが難しい曲なんだろう、と思った。
途中、ステージ中央でカーペットをチラッとめくってすぐ止める(笑)。
*「P.S.」、「甲府ベイベー!」「アイ、ラブ、ユー!」と絶叫。
大好きな曲。「立ち上がれ がんばろぜ」で涙がこぼれ初め、ステージの宮本さんが滲んだ。
…何度でも何度でも。
この人は私に生きていく力をくれる。
明日も全力で頑張ろうって思わせてくれる。
曲終わりで「最高です、みんな!」「また会おう!甲府!!」と叫んでから退場。
…最高だったのは宮本さんの歌だよ。縦横無尽バンドだよ。
今日もエビバデへ愛をたくさんたくさんありがとう。
どーんと受け取ったよ。
涙を拭きながら持てる全ての力で拍手をおくった。

*ENでは黒スキニーに黒ロングTでJKを手に持って登場。
恒例のトークコーナーで旅日記でも話していた常盤ホテルへ名人戦を見に来たエピソードを披露。羽生さんのファンで、ある番組経由で扇子を頂いたけどお礼を言えてないからCD送ろうかな、と。
富士山がキレイに見えてびっくりした、とも言ってたから前乗りして宿泊してたのかな。
私も同じ富士山を見たよー!と嬉しくなる。
コバタケさんが「今日、100%だよね。初めて」「凄いよね、熱気が」というと、「良い形でスタートが切れました」とにっこり。笑顔priceless❤
*EN前のおまけ曲は今日はなし。
*「木綿」、今日も最初にあった手拍子は途中でフェイドアウトして、美しいピアノと伸びやかな宮本さんの歌声を聞き逃すまいとするかのような静寂に包まれる。曲終わりで割れんばかりの拍手。
「贈りものをねだるわ」が今日も「欲しいものをねだるわ」になってたけど、ツアーでずっと聴き続けてもうこっちが正解のような気持ちになって来た(笑)。
*「ハレルヤ」、歌前に「ステキな時(年だったのかな?)がとうとうやってくるー!!」「ハレルヤー!!」と絶叫。
そうだ、紅白でも「良いお年を!」って言ってもらったし、今年は、いや、今年も絶対ステキな年になる!!そう確信した。
この曲、本当にハレルヤな曲でキラキラ輝いていて最高にハッピーになる。
その瞬間は何もかも忘れて、またまた周りの倍速でジャンプし腕を振り上げ心の中で大合唱して心底楽しんだ。会場も最高潮の熱気と盛り上がり。
*最後にメンバー一人一人とハグを交わし、全員と手をつないで高く振り上げお辞儀をして退場。何回見ても幸せになる輝く笑顔。
去年より更にメンバーと分かり合えてる感が観客にまで伝わってきて嬉しい。
ステージからはける前にソロライブ今年初のお尻出してブーも頂きました(笑)。

…ああ、すっごくすっごく楽しかったなぁ。
規制退場に従ってホールを出てから駅まで、幸せを噛みしめながら歩く。
ライブ後で体中が熱気を帯びていて少しも寒くなかったけど、駅までもう少しというところで雪がちらつき始めた。
甲府駅から10分遅れのあずさに乗りこみ帰路につく。

車内で、今日の宮本さんは最初から若次の顔をしていた、とふと思った。
若次になっているという事は逆に終わりが近づいているという事?、と何故か思った。
…嫌でも考えざるを得ない。いつか必ず終わりは来るのだから。

このツアーが終わったら、宮本さんはエレカシに戻るのだろう。
相当なロスになる事は間違いない。
エレカシももちろん好きだけど、ソロで歌係に徹してのびのび歌う宮本さんが私は大好き。自由に大空を羽ばたいている気がする。
エレカシでは見せない、ソロで時々見せるチャーミングなところやお茶目なところも、とてもとても愛しい。
そんなところをあまり見られなくなってしまうのは寂しいな…。
ソロ活動は、エレカシの宮本さんとは違う面とその魅力をたくさん見せてくれたと思う。
きっと最初で最後のこんなに大がかりな日本全国ソロライブツアー。
あと何回参戦できるのか。あと何回ソロライブで歌う彼に会えるのか。
…そう考えたら胸がぎゅーっと締め付けられた。

50代になって残り時間を意識した時、これまでやりたくてできなかった事を絶対にやりとげようと全力で動き始めたあなたの気持ちが、私には痛いほど分かる。
だから、応援せずにはいられない。

…でも私に何ができるだろう?

分かってる。
最初から分かってた。
答えは一つ。

…それまで出来うる限り。
何回でも何十回でも。
このツアーに参戦して応援するからね、宮本さん。
今を全力で走るあなたのその姿を、その歌を。
目に心に永遠に焼き付けるために。

最寄り駅で電車を降りふと見上げると、レモンのような月がぽっかり夜空に浮かんでいた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?