フレーズに色分けをしてみよう!

歌丸「おお!今日も前回に引き続きアンサンブルっぽいタイトル!」

ギタ子「フレーズに色分けってなんのこっちゃ??」

べー太「音によって赤い音とか青い音ってのがあるのかな??」

ケンちゃん「わたしはピンクが好っきゃねん」

ドラ美「ひとまず聞いてみることとしようじゃないか」

〜〜〜〜〜〜〜〜

「フレーズの色分け」
べー太が言ったような音に色があるとか、
そういう話では無いのですが、
(超感覚で色が見えるという方のお話とは別です)
簡単にいうと「演奏内容に変化をつけよう」
ということです!

では。ここに1枚の絵があります。↓

↑見えますか??
見えませんよね。そりゃそうです。
何も無い真っ白な画像を上に貼りました。

これをひとつの「変化のない演奏」だとします。

では、この絵はどうでしょうか?↓

はい。↑
真っ白な画像に「青色のうずまき」が描かれましたね。
これを「演奏の変化」とします。

これを「白い紙」に「青色のうずまき」
という内容の演奏だとします。

では、次にこれはいかがでしょうか?↓

はい。↑
さきほどの青いうずまきと同じ色で塗りつぶしてみました
「青い紙」になりましたね。

しかし、どうでしょうか?
「白い紙」から「青い紙」へ塗りつぶしてみましたが
これは画像一枚で見たときに
「変化」があると呼べるでしょうか?

これは何が言いたいかというと
「過ぎたるは及ばざるが如し」ということです。
演奏内容において、奇抜なことだけを延々とやっても
コントラストがつかないということです。

実際、文字にしてみると
「白い紙に青色のうずまき」に対して
「青い紙」ということになります。

頑張って青で塗りつぶした(オープニングからエンディングまで弾き倒した)のに、
ただの「青い紙」としか認識されないんですね。

では、次に
黒がボーカル
青がギター
赤がベース
黄がキーボード
緑がドラム
と置き換えて、こんな絵があるとします。

はい。↑
わかりますよね?
「花」の絵です。

ボーカルが「花」の絵。
つまり曲の顔となるメロディと歌詞です。

次にキーボードの黄色は
「花の色」を担当しています。

ドラムの緑は「葉っぱの色」

キーボードの赤は「うずまき太陽」

ギターの青は「ちょうちょ」を描いています。

これを楽曲に置き換えます。

「花」の形=歌詞、メロディ
花の色は黄色=キーボードの音色やコード進行
葉っぱは緑=ドラムのパターン、フィルインやキメ
ちょうちょは青=ギターのイントロメロディやカウンターフレーズ
太陽は赤=ベースのパターンやフィルイン
あくまで例として、です。

これらのフレーズを演奏することで
お客さんは「あ!あの曲だ!」と認識できるわけです。

楽曲のなかでポイントとなるフレーズをどんどん弾いていこう!
そしてそのフレーズがお互いに際立つように意識して演奏しよう!
ポイントとなるフレーズを誰かが弾いてるときは邪魔しない!

ってことですね!

↑こんなことをやるときは
お互いの理解の上でやらないと喧嘩になります。笑

ひとまず今回はここまでとさせて頂きます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ドラ美「ふ〜〜〜〜〜〜む。」

ギタ子「あたしたちがやってたさっきの演奏は
一体どんな絵になってたんだ…(笑)」

ケンちゃん「げいじゅつはばくはつよ〜!!!」

べー太「ポイントとなるフレーズは邪魔しないか。なるほど!」

歌丸「よし!もう一回練習してみようぜ!」

さてさて、バンド練習もまた盛り上がってきました!
次回は自宅で一人で出来るアンサンブルトレーニングの方法を書きたいと思います!

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