遂に初ライブの日がやってきました！！

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ギタ子「お、お、おは、よう！」

ベー太「や、やあ、よ、よろし、く！」

ドラ美「おまおまえ、ら、どうししたんだんだ？かたかたいぞ」

歌丸「はあ。これで大丈夫かよ…
そういやケンちゃんは緊張しないの？」

ケンちゃん「わたしは何度かライブにでたことあるから〜！」

歌丸「そうだったのか！じゃあ先輩だな！」

〜ライブハウス入り

ギタ子「おは、おはよー、っざざーす！！」

スタッフ「あ、おはようございます
こちらのシートに曲順とバンド名と予約者書いておいてください」

べー太「あれ、そういえば…」

歌丸「あ…やべえ…」

ギタケン「バンド名…」

ドラ美「考えてなかったな。」

歌ギタベーケン「d、ど、dどうしよう！！」

ドラ美「ばんど☆あんさんぶる
でいいんじゃないか？」

ギタ子「なによそれ！ふざけないでよ！」

ドラ美「う、、ふ、ふざけてなんかない！！」

べー太「ど、どうしよう！？」

ケンちゃん「まあ、正式に決まったら変えれば良いし
今日はその名前でいいんじゃなかろうか？」

歌丸「じゃ、じゃあ、バンド名…『ばんど☆あんさんぶる』、と。」

歌丸「自分で書いてても恥ずかしいし、
これ、今日俺がMCでバンド名言うんだぜ…はぁ…」

スタッフ「あ！じゃあ、リハーサルの順番なんで！
セッティングお願いします！」

５人「は、はい〜！！！」

PA「そしたら、ドラムのキックからお願いします〜」

ドラ美「は？はい？キック？？」

PA「あ、バスドラ踏んでください〜。」
（初心者バンドか。）

ドラ美「は、はい！！！」
ズドン！！！ズドン！！！ズドン！！！

PA「う、！…あ、あのー、演奏中もそんなに強くキック踏みます？」

ドラ美「え！？い、いや！あ、あの！わかりません！！」

PA「あ、そ、そうすか、そしたら次スネアください」
（だ、大丈夫かな〜この子）

ドラ美「え！あ！スネア！は、はいい！！」
ズバーン！！ズバーン！！スバーーーーン！！！！

PA「ま、また！…あ、あの、スネアもそんなに強く叩きます？？」

ドラ美「え、いや、そ、その、わ、わかりません……」

PA「わ、わかりましたぁ…」
（こりゃ〜大変な仕事になりそうだ…）

ギタ子「ど、どうしよう、どうしよう…
歌丸！おい！歌丸！！！」

歌丸「な、なんだよ！？」

ギタ子「わ、わたしは何すればいいんだよ！？
何か曲弾いた方がいいのか？！」

歌丸「いや、そんな…俺に聞かれても、わ、わかんねーよ！」

ギタ子「ああ、ああ、、ど、どうしよう…帰りたい…」

PA「はい、じゃあ次ベースください」

ベー太「は！はい！！！！！！」
ぼ、ぼーーーーん………

PA「あ、は〜い。他になんか音ありますか？」

ベー太「お？音？え？１弦から４弦まで全部弾けばいいですか！？！？」

PA「い、いや…エフェクターで音変わったりとか、ありますか？？」

べー太「な、、、ない！！！！！！」

PA「は、はい〜そしたら次ギターください〜」

ギタ子「はわわあ〜…きたあ〜〜〜、はい！」
チョ、チョリ〜ン……

PA「は〜い。他に音ありますか？」

ギタ子「あ、あ、あります〜〜〜！！！！」
ギョワーーーーーーーンン！！！！！！！！

PA「で、でか…！は、はぁ〜い…他には？」

ギタ子「え、えと、あの、もういいですか？！」

PA「あ、他に音なければ大丈夫ですよ〜」

ギタ子「お、終わった…疲れた…」

PA「じゃあ次、キーボードください〜」

ケンちゃん「いえっさ〜」
ポロポロロ〜ン♪

PA「は〜い。他に音ありますか？」

ケンちゃん「ありませぬぞ〜〜〜」

PA「は、はい〜〜
じゃあ、最後ボーカル頂きます〜」

歌丸「は、、はい！
あ〜〜〜〜〜、は〜〜〜〜〜……」

PA「は〜いどうも。じゃあ、曲でどうぞ〜」

ギタ子「曲？曲？え？」

ドラ美「わ、わかりません…わかりません…」

べー太「な、何言ってるの？あの人？！」

歌丸「なんか曲やれってことか？！」

ケンちゃん「そうだよ〜、じゃあ何からやろうか？」

歌丸「そ、そうか！じゃ、じゃあ、『しおみず』からやろう！」

ばんど☆あんさんぶる「３曲目の『しおみず』やりまーす！」

PA「は〜い」

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というわけで、ライブのサウンドチェックが始まりました
このあとバンドのリハーサルはどうなるのでしょうか！？

次回・初ライブだ！ぴ、PAさんって怖い…？part2