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ENTJ視点 相性最悪なISFP(冒険家)との仕事での付き合い方

この間、同僚の一人にMBTIをやってもらったところ、私とは真逆のISFP(冒険家)タイプであることが分かりました。
考え方が違うんだろうなとは思ってましたが、まさか全部真逆とは思いませんでした。しかも、ENTJとISFPは相性最悪だそうです(笑)
べつに私とISFPの人が仲が悪いわけではなくて、普通にご飯行ったり雑談したりして普段から仲良くさせてもらってます。
最近はISFPの人とは違う仕事をしていて同じチームではないのですが、たまに絡むこともあるので、真逆のタイプの人と仕事をするうえでどのようなことに気を付ければよいかを考えてみることにします。

いつも参考にしているWikiから、ENTJとISFPの比較表を見てみます。

ちょっと文字が小さくなっちゃった比較表

比較してみると、確かにかなり正反対であることが分かります。
リーダーになりたいENTJに対して、どちらかというと控えてサポートに回りたいISFP。
自信過剰で自分大好きなENTJに対して、自己主張が控えめで過小評価をしてしまうISFP。
仕事に結果を求めてくるENTJに対して、趣味でマイペースに楽しみたいISFP。
うーん、全然違う。
どうすればうまく共存できるでしょうか。

比較表の中から私が着目してみたポイントを3項目、赤字にしました。
以下、赤字部分の解説になります。

物事を素早く正確に進めたい VS 物事をマイペースに着実に進めたい

ぱっと見は考え方が真逆で、一緒に仕事をしようとするとぶつかり合ってお互い嫌な思いをしそうに見えます。
でも、全然そんなことはありません。
性格が真逆だからという理由で職場で喧嘩ばっかりしてたら、仕事になりません(笑)

ISFPは一つの仕事に対して、自分のペースで確実に進めたいという考えのようです。なので、一気にたくさんの仕事をさせるのではなくて、可能なら一つずつ、やってもらうようにすればいいです。
とはいえ忙しい時はやらないといけないことが積みあがってくるので、ENTJが課題に対して優先順位をつけてあげて、ISFPに順番にやっていくように指示すればうまく回ると思います。
基本的に複数のメンバーで仕事をしていると思うので、同時進行しなければならない仕事があった場合はうまいことリソースを割り振ってスケジュールに合うようにしてあげましょう。
マルチタスクが苦手な性格の人に対して、スケジュールや優先順位の作成を依頼すると全然出てこなくてENTJが非常にイライラする結果になってしまうので、適材適所を見極めましょう(経験あり・・・)。
不得意なことをやらせることは非効率です。得意な人が得意なことをやるのが一番良いです。
これが上手くできない上司の多いことよ・・・。

ちなみに、ENTJは年齢が上とか下とか、勤続年数が長いとか短いとかを気にしない性格です。なので、ISFPが先輩であっても「これやっといてください」と仕事をポーンと投げることに抵抗がある人はあまりいないと思います。

結果がすぐに見えることを好むENTJとISFP

ENTJとISFPに全く共通点が無いかと思いきや、結果をすぐに見たいという共通点があるようです。
私の職場は製造業なので、改善品や試作を作る際には検証を行って、その結果を考察します。
出来るだけ早く検証結果を確認したいということも度々あるので、ISFPの人に検証結果の整理や解析そのものを依頼するのも良いのかなと思いました。
ISFPは忍耐力や柔軟性も持ち合わせているので、試作に対する考察をお願いすれば、素晴らしいアウトプットを出してくれるかもしれませんね。

多くのことに挑戦する VS 一つのことに集中する

ENTJは先のことを考えるのが得意な性格で、リーダータイプです。
一方、ISFPはマイペースで落ち着いて仕事をしたい性格です。
ENTJが今後を予測して計画を立てて何をするか決めて、ISFPにじっくりとひとつずつ仕事を任せる。これが一番サイクルを回しやすいように思います。
また、ISFPは自分を過小評価する傾向にあるので、ENTJはISFPの真の実力を見極めたうえで、適切な仕事内容・量を渡してあげなければなりません。
ENTJはこういうの得意でしょう(笑)

私の職場では、CやJavaなどのプログラムや、PLCのラダープログラムを作成する機会が度々ありますが、ISFPの人はラダープログラムをじっくり作るのが得意です。
基本的に製造装置はPLC制御で動いてますので、ISFPの人にはそこを重点的に作ったり改善したりしてほしいと思いつつ、実は別のチームに配置換えになってしまったので、残念ながらそれをお願いすることはできなくなってしまいました・・・。

また、ISFPは自己主張が控えめなため、全部完全に仕事を任せて報告を待つのではなくて、ENTJは定期的にしっかりと状況を確認し、必要ならフォローするようにしましょう。

自分と異なるタイプを把握することで、相手に無理難題を押し付けてしまうことを避け、正しく適材適所の人材を活用し仕事を進めることができれば、ENTJが重視する効率化がさらに一歩先へと進むことでしょう。

今回私が挙げた3つの項目が重要なのではなくて、それぞれが自分自身の仕事内容に活かせる形で双方の違いを把握して使いこなせるようになることが大切です。この記事はその一例です。
一方通行のコミュニケーションにならないように、お互いが平和に仕事できるような環境づくりを目指したいですね。


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