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Interaction Awards 18発表会 interaction18 参加レポ DAY3

3日目の最後はInteraction Awards2018の発表がありました。
デザインリサーチや、サービスデザインに重きをおいたアワードで、アルス・エレクトロニカのようなメディアアートのアワード、iFのようなインダストリアルデザインのアワード、ミラノサローネのようなクラシックなデザインアワードなとは一線を画しています。

作品はConnecting, Disruptive, Empowering, Engaging, Expressing, Optimizingの6つの観点から評価され、それぞれの部門で作品が選ばれます。

今年はこれに加えてオーディエンス賞、学生賞、Future Voice Awardsなるものが加えられ、全部で7つの作品が賞に選ばれました。

ファイナリストの作品はこちらから見ることができます。

集まっている作品のレベルというよりも、Awardとしての構想そのものがユニークだと感じました。

それぞれの審査ジャンル専門の審査員と、専門外の審査員がペアになって賞を決めている点、「単に優れた作品を選び出すのではなく、interaction designのケーススタディを積み上げることが私たちの仕事だ」と使命感を持って審査に望んでいる点、何より審査員が皆その役割を最大限楽しんでいる様子が非常に印象的です。また、今年はFuture Voice Awardという部門が新設されてvTaiwanが表彰されるなど、interactionに関わるものなら、プロダクトやサービスだけに拘らずに、「コト」にも焦点が当たっている点も非常にクールです。

毎年9月ごろに募集をかけているそうなので、興味のある方は一度応募してみてはいかがでしょうか?自分も応募してみようと思います。

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